Digital Artworks TeeART Blog.

デジタルから穴ログまで、日々の改造・探索を綴ります ((((っ´ω`)っ

福島県双葉町の帰還困難区域が縮小されたので、見に行ってみた  2020-04-02

2013年以降、何度も足を運んでいる東日本大震災の被災地。
原発事故以来、長らく一般人の立ち入りが出来なかった区域が縮小され、誰でも入れるようになったというので、見に行ってみた。
これから徐々に復興が進んでいくと思うが、今回の訪問時は、規制が解除されてすぐということで、建物など、震災当時のまま残されている物もたくさんあった。
この記事は、見たままの記録をつらつらと書いているだけであるが、写真を見て不快に思われる方もいると思うので、
【注意】 被災写真が苦手な方は、 [ctrl] + [w] して下さい


FK200320_005716.jpg
ということで、金曜日の業務終了後、早速東北方面に向けて車を走らせる。
そして、福島県に入った辺りで車中泊。




FK200320_121808.jpg
翌朝、双葉町に向けて常磐自動車道を走っていく。
現在拡幅工事の真っ最中のようで、新しい橋やトンネルがたくさん作られている。




FK200320_123037.jpg
広野インターを下り走っていると、「道の駅 ならは」の看板が。
この道の駅は、長いこと双葉警察署の臨時庁舎として使用していたのだが、どうやら道の駅に戻ったようなので、ちょっと寄ってみる。




FK200320_123735.jpg
ここまで走ってくる際に取り付けていた、大画面の自作3連モニター
画面は大きくてとても見やすいのだが、ダッシュボードの上の存在感が強すぎてちょっとかっこわるい・・・。
小型タイプと両方使ってみて、どちらを常用するか決めると以前の記事で書いていたが、視認性は落ちても、小さいタイプを使うことに決定!!




FK200320_124328.jpg
早速大きい3連モニターを取り外し、小さい物へ交換する。
と言っても、取付はダッシュボード上に両面テープで貼り付けているだけだし、結線は全てコネクターなので、交換はあっという間だ。




FK200320_124649.jpg
写真だと大きさの差があまり伝わらなそうだが、やはりダッシュボード上に設置するならこのサイズだな。




FK200320_124925.jpg
ちなみに、道の駅は一般開放されていたが、一部はまだ改装途中のようだった。




FK200320_131241.jpg
道の駅を後にし、国道6号を北上していく。
以前は2輪車は通り抜けることは出来なかったのだが、なんと自転車と歩行者以外は入れるようになっている。
次に来るときは、チョイノリを積んでこよう!!!




FK200320_131357.jpg
6号線を北上し、帰還困難区域へと入っていく。




FK200320_131430.jpg
この辺りの景色は以前と全く変わらない。




FK200320_131438.jpg
店内も、震災の日のままなのだろうか。




FK200320_132041.jpg
住宅地も相変わらず、フェンスで塞がれている。
しかし、以前に比べ、6号線の交通量が増えている気がする。
また、以前はびっくりするくらいたくさん見かけたパトカーも、今回は数台しか目にしなかった。




FK200320_132113.jpg
事故を起こした福島第一原発に近づいていく。
線量は 1.47μSV程度。
以前に比べると、若干は下がっているようだ。




FK200320_132350.jpg
と言っても、まだまだ高線量なので、この辺りが解放されるのは、もうしばらく後になるのだと思う。




FK200320_132400.jpg
そして、すき家を過ぎてちょっと進んだ所に・・・。




FK200320_132441.jpg
なんと、真新しい陸橋が作られていた。
方角的には内陸と海を結ぶ道路のようだが、帰還困難区域内にこのような建造物を新しく作っているとは思っていなかったので、ちょっとびっくり。




FK200320_132734.jpg
そのまま北上していくと、線量は更に上がっていく。
やはり、原発の北西が、高線量のようだ。




FK200320_141612.jpg
中がどうなっているのか、通る度に毎回気になっている、ケーズデンキ。




FK200320_141639.jpg
そして、被災したトヨタのディーラー。
去年来た時から、更に天井の崩落が進んでいるようだ




FK200320_142520.jpg
帰還困難区域を抜けて、横道に入ることが出来たので、市街地を見に行ってみることに。




FK200320_150755.jpg
初めて入った双葉駅周辺の市街地エリアだが、場所によっては重機が入り、被災した建物の取り壊しが行われているようだ。




FK200320_150949.jpg
車を止め、市街地を歩いてみる。
週末だからか、自分の他に人がいない。
ごくたまに車が通るが、歩いている人は皆無だ。
ここって、歩いてもいいんだよね!?




FK200320_151024.jpg
おお、良い感じの建物が。
蔵を改築したような店舗のようだが、石造りで素敵である。
これは、修復して後世に残して欲しいなあ・・・。




FK200320_151103.jpg
市街地を歩いてみると、思っていた以上に被害を受けた建物がそのまま残されていた。




FK200320_151131.jpg
道路だけはきれいに片付けられていたが、道路に面した建物は、震災時のままのようだ。




FK200320_151220.jpg
2階部分から潰れてしまっている建物もある。
もちろん自衛隊や消防・警察により、内部の確認作業は行われているのだろうが、ここだけを見ても、とても大変な作業だと思う。




FK200320_151240.jpg
ポストにビニールが巻かれていた。




FK200320_151247.jpg
老朽化により、撤去の対象となっているようだった。




FK200320_151417.jpg
しかし、自分以外誰もいないので、歩いていてちょっと怖くなる。




FK200320_151834.jpg
しかし、取り壊しが終わっている箇所も散見されるので、きっと平日は作業をしている人もいるのだろう。




FK200320_151956.jpg
誰もいない道を進んでいくと、お寺の門が大きく倒れ込んでいた。




FK200320_152033.jpg
お寺の敷地へと入っていく。
木々は荒れていたが、瓦礫は片付けられているようだ。




FK200320_152046.jpg
立派な釣り鐘が倒壊を免れていた。




FK200320_152113.jpg
奥へと進んでいくと、本堂が。
こちらも、しっかりと建っている。




FK200320_152128.jpg
しかし、本堂横には瓦礫の山が。




FK200320_152342.jpg
寺を出て歩いていると、除染した土を入れているのだろう、黒のフレコンバッグが集められていた。




FK200320_152536.jpg
電線は繋がっているようだが、あちこちで斜めになっている電柱が残されている。
下手に戻そうとするよりも、このままの方が安定するのかな。




FK200320_152623.jpg
強い揺れに耐えきれず、民家の壁もひび割れてしまっている。




FK200320_152644.jpg
震災以前の街の様子はどうだったのだろう。
現状から往時の姿を想像するのは難しい。




FK200320_152728.jpg
オリンピックの聖火ランナーがここを走るようだが、沿道に人は集まるのだろうか。




FK200320_152739.jpg
かなりの範囲が入れるようになったので、駅から離れた方まで行って見ることに。




FK200320_154359.jpg
と言っても、所々、通り抜け出来ない場所が残っているようだ。




FK200320_154526.jpg
この区域全体が立入禁止だった事もあり、至る所に震災時のままの建物が残されている。




FK200320_154835.jpg
双葉駅の東側は広範囲で立入禁止が解除されているが、西側に抜ける道は、まだ規制が続いていた。




FK200320_154925.jpg
一見のどかに見える道の脇にも・・・。




FK200320_154934.jpg
至る所に防犯カメラが設置されている。
以前の訪問時に双葉町付近を警らしているおまわりさんと話をしたが、立入禁止だった時期も含めて、相当な盗難被害があったのだという。




FK200320_155433.jpg
街中をゆっくりと走っていると・・・。




FK200320_155701.jpg
消防団の建物の時計が、震災の時間で止まっていた。
このあたりには津波は到達していないはずだが、シャッターが大きくめくれている。




FK200320_155716.jpg
消防団の建物の前には、無人となった昭和シェル石油のガソリンスタンドが。
しかも、給油ノズルは天井から吊り下げる、ノンスペース式。
昔、ノンスペース式のノズルがある昭和シェルのスタンドで働いていたこともあり、なんだかとても懐かしかった。




FK200320_155908.jpg
昭和シェルのマークはもうすぐ無くなって、出光の新マークに統一されてしまうが、このスタンドも復活したらシェルマークじゃ無くなっちゃうのかな。




FK200320_155914.jpg
スタンドの横にあるお店の前のポストも撤去予告が。
撤去の理由はやはり老朽化と言うことだ。




FK200320_155917.jpg
建物の入り口が大きく開いていたので、ちょっと覗き込んでみる。




FK200320_155928.jpg
覗き込むと、地震でぐちゃぐちゃになったのか、店内は酷い有様だ。
窃盗団にも荒らされているのかも知れない。




FK200320_155935.jpg
ガラスも大きく割れていたが、他の建物の損傷も激しかったし、これは地震で割れたのかな。




FK200320_161042.jpg
その後も町内をぐるぐると回ってみるが、ほとんど人がおらず、ちょっと怖くなってくる。




FK200320_161407.jpg
もう、十分に怪しいが、あまり住宅地をウロウロしていると本当に怪しいので、そろそろ撤収することに・・・。




FK200320_174849.jpg
その後、立入制限が解除され、通り抜けることが出来るようになった、国道459号で福島市内へと抜けることに。




FK200320_180239.jpg
と言っても、場所によっては帰還困難区域に指定されており、歩行者、自転車、二輪車の通行は禁止されている。




FK200320_180245.jpg
帰還困難区域なので、駐車を奨励しない立て看板もたくさん置かれていた。




FK200320_180654.jpg
浪江町から福島市までは 70Km程度。
信号はほとんど無く、離合可能な快適な道だ。




FK200320_181529.jpg
浪江町と福島市のちょうど中間辺りで小休止。
暮れかけた空がとってもきれいだ。
この場所も、帰還困難区域らしく、駐車可能スペースには注意看板が立っている。




FK200320_181722.jpg
と言っても、線量はかなり下がっているようだ。




FK200320_182709.jpg
福島市内が近づいてくると、線形改良の道路工事が至る所で行われていた。
次に来たときには、更に快適な道路になっているのだろう。




FK200320_191403.jpg
福島市内に入ったので、国道4号線を南下して進んで行く。




FK200320_195510.jpg
そして、郡山市に入る手前で給油。
ガソリンの警告灯が点いて、既に 50Km程走っていたので、ちょっとヒヤヒヤしていたのだが、まだ 15リットルくらいは残っていた。
ちなみに、横浜からの走行距離は 600Km程度だ。




FK200320_203334.jpg
連休なので、もう一泊してのんびり帰ることにしたので、郡山のドンキホーテに寄り道。




FK200320_225951.jpg
併設している温泉につかり、しばしの休憩を。




FK200320_232649.jpg
その後車中泊する場所を求め、栃木県の那須町にある、道の駅 東山道伊王野まで向かった。

後編の、足尾寄り道編に続きます。 ← 執筆中
関連記事

ホイールナットをアルマイト処理してみた  2020-03-24

ハイエースに取り付けているアルミのホイールナット表面が傷だらけになってきたので、アルマイト加工をし直してみた。
以前、依頼を受けて作業しており、作業ノウハウが分かっているので簡単かな・・・。


AL200322_102435.jpg
取り外してきたホイールナット。
表面のアルマイト加工が剥がれてボロボロだ。




AL200322_104214.jpg
とりあえずは表面の泥汚れを落とすために、クレンザーで洗う。




AL200322_104510.jpg
泥汚れや脂分を洗い流す。




AL200322_104716.jpg
物理的な汚れを落としたので、ここからは化学的な処理をしていくことに。




AL200322_110854.jpg
まずは、アルマイト剥離液にホイールナットを漬け込む。
すぐに、ぐつぐつと泡が発生してくる。
この作業により、アルミ表面にあるアルマイト被膜が溶け出して、アルミの地肌がむき出しとなるのだ。




AL200322_110910.jpg
溶液から取り出すと、この通り、表面が剥離された状態となる。




AL200322_113352.jpg
良く水洗いし、今度はスマトリン溶液に漬け、スマット (余計な付着物) の除去をしていく。
アルミは錆びないと思われているが、無垢のアルミは実は非常に酸化しやすく、すぐに錆が発生するのだ。
鉄さびのように目立たないが、表面が白い粉っぽくなっているのが、アルミの錆だ。
その錆を防止するために、表面に被膜を作るのが、アルマイト加工だ。




AL200322_114119.jpg
表面処理が終わったので、水洗いをする。




AL200322_114218.jpg
そして、表面に被膜を形成するための電極を取り付けるために、スポンジを挿入する。




AL200322_114345.jpg
ホイールナットと電極の接点を繋ぐために、アルミのワイヤーを準備する。




AL200322_114435.jpg
これで、プラスの電極が、ホイールナット全体に通電するようになる。
ちなみに、マイナスの電極は鉛の板につなぎ、電解液に漬けてある。




AL200322_115224.jpg
ホイールナットに +12V、鉛の板にマイナス接点を繋ぎ、電解液に 30分ほど漬けて電解処理をする。
この工程で、アルミの表面にアルマイト被膜が成形されていく。
この被膜は構造的にはストロー状の柱のようになっている。




AL200322_120602.jpg
電解処理を待っている間に、染料の準備をする。
と言っても、これはただのインクだ。




AL200322_120809.jpg
染色した後に、色を閉じ込めるための封孔剤も同時に準備する。
左側の鍋が、封孔剤だ。




AL200322_120907.jpg
染料インクの温度は、50度に保つ。
この温度に保つことによって、アルマイト被膜の穴の中に、効率よく染料が浸透していくのだ。




AL200322_120912.jpg
Amazonで買った、安物の非接触型のレーザー式温度計でも測ってみる。
こんな物が数千円で買えちゃうのはすごいな。
しかも、ほとんど誤差は無い。




AL200322_121213.jpg
電解処理が終わり、アルマイト被膜が形成されたホイールナット。
表面に付いた電解液を、軽く洗い流す。




AL200322_121703.jpg
そして、染料の中に入れ、50度の温度で染料を浸透させていく。
時間的には 5分程度で、染料インクの色がアルマイト被膜に浸透する。
時間をかけるともっと色は濃くなるが、経験上、初めの 5分くらいでほぼ色が決まる感じだ。




AL200322_122428.jpg
ストロー状の被膜の穴の中に染料インクが染み込んだので、余分なインクを水で洗い流し、次に封孔処理をする。




AL200322_122454.jpg
封孔処理と言うのは、ストロー状の被膜の表面の穴を酸で塞いでしまうイメージだ。
封孔剤でぐつぐつ煮てやることで、染料インクを閉じ込めることが出来る。




AL200322_123641.jpg
後は同様の処理を繰り返すだけだ。
電解処理をする水槽が大きければ、全部一気に処理できるのだが、場所的な制約もあり、6本程度ずつしか処理できないのだ。




AL200322_124513.jpg
流れ作業的にどんどんと作業を進める。




AL200322_140838.jpg
という事で、傷や凹みは残っているが、きれいに染め直せて満足(^^)/




AL200322_151527.jpg
ちなみに、アルマイト処理をすると、アルミ表面に強固な被膜が作られるので、表面硬度が上がり、傷もつきにくくなる。
最近、アルミパーツの製作をしていないけど、また何か作ってみようかな・・・。


関連記事

レカロシートの修理再び  2020-03-08

前回レカロシートの修理をした 後、実際に長距離を走ってみたら、いくつか気になる点が出てきた。


r200229_154827.jpg
一つは座面がのっぺりしすぎていること。
そして、座面に縦の線が現れている。




r200229_154836.jpg
この縦の線の原因は明白だ。
前回の修理時に、元々の布カバーを外さずに、上から皮を巻いたので、皮の内側で布がよれてしまっているのだ。




r200229_155056.jpg
もう一つ気になったのは、肉盛りをして形を整えた右側のサポートが厚すぎた事だ。
どちらもすぐに修正できそうなので、早速作業をしていくことに。




r200229_155549.jpg
一度ばらしているので、段取りは簡単だ。




r200229_161908.jpg
サポート部分を一度全部バラし、スポンジで形を作り直していく。




r200229_162508.jpg
形の崩れていない左側のサポートと対称になるように、形を整えていく。
アルミガラステープを被せていくこのやり方は、簡単だし、丈夫で長持ちしそうだ。




r200229_163800.jpg
サポート部の修正が終わったので、今度は座面を作っていく。
まずは、純正の布カバーを全部はがしてしまう。
前後に付いているプラスチックのパーツは、新たに張る皮の前後にタイラップにて移植する。




r200229_163854.jpg
で、前回気になった、座面ののっぺり感を無くすために、ウレタンにカッターナイフで切り込みを入れる。
深さは、スポンジの厚さ、1/4 程度を残し、ざっくりと切り込みを入れた。




r200229_164628.jpg
そして、とりあえず皮を巻いて、どんな感じか見てみる。




r200229_165241.jpg
まだちゃんと固定していないが、軽く巻いてみたら、なかなかいい感じだ。




r200229_170749.jpg
問題なさそうなので、本体に固定していく。




r200229_171707.jpg
しっかりと張り込んで、座面を固定する。
まだちょっと皮の折り目が残っているが、これはすぐに消えるだろう。




r200229_171708.jpg
あとは車両に戻して完成!!
座面も切れ目が入りメリハリがついていい感じだ。
サポートの硬さや形も申し分ない。
これでまた、痛むまでこの仕様で行くことにしよう( *´艸`)


関連記事
次のページ