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ハイエースのシフトノブを作ってみた  2018-07-19

旋盤を入手し、教科書的な本も何冊か読み、加工の基本的な方法や、バイトの選び方や使い方が分かってきたので、今度はシフトノブを作ってみることにした。


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ヤフオクで入手したアルミ丸棒。
端材と言うことで入手したが、自分には十分な大きさだ。




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切削作業は段取りが一番大事と言うことなので、いろいろとシミュレーションしてから切削開始。




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デザイン的な溝を入れたりして・・・。




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1時間程度でなんとか周りを削り終えた。




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1本 200円程度の格安中華バイトで削った割りには、外観はそこそこ上手く行ったような気も・・・。
今注文している、スローアウェイバイトが届いたら、2本目を作ってみるつもりだ。

しかし、実は内径の加工で大失敗していたのだ。
と言うのも、ねじ切り部分の内径は M12-P1.25 で仕上げるために、10.8mmの下穴を開けなければならないのに、12mm近くまで穴を広げてしまい、スカスカになってしまっていたのだ。
そう、旋盤は、0.8mmバイトを移動すると、1.6mm内径(外径)が変化するのだ。
参考書で読んで理解していたつもりだが、作業に集中しすぎて失念していた(^_^;




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市販のシフトノブのように、カラーを挿入して取り付けようかとも考えたのだが、適当なプラスチック素材が無かったので、内径を14mm程度まで広げてから、パテで埋めて、再度タップにてねじ切りする事にした。




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ドリル作業も可能なパテをよーく練り、ねじ切り部分に割り箸を使用して押し込む。
そしてしばらく放置して固まったところで・・・。




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直接 10mmのドリルにて穴開けする。




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あとは、穴開けしたパテにねじ切れば完成!!




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ハイエースに取り付けてみると、心配していたパテ部の剛性不足も全く無く、しっかりと取付けが出来た。
しかし、車内でのシフトレバーの存在感がすごい(*´w`*)




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ということで、早速シフトレバーの感触を確かめに行こうかな。
連日暑い日が続いているので、長野県方面へと行くことに。




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例年に比べると多少温度は高めだったが、十分に快適で、車内でしばらくゴロゴロしてしまった( *¯ ꒳¯*)




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シフトレバーの感触も全く問題なし。
重さが 400g程度あり、全長も長くなったせいか、シフト操作がとても軽くなった感じだ。
素材の価格と、手間と時間を考えると、自分で作るのは全く割りが合わないような気もするが、まあ、練習と言うことで、いくつか削ってまた作ってみようかな。

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コメント

シフトレバーのようなモノ(笑)

  • 2018/07/20(金) 22:56:30 |
  • URL |
  • おろろN #-
  • [ 編集 ]

ん。
の、ようなもの。
深いね。

似た遊びしていました笑

 アルミを自ら掘削とは素敵ですね笑 私は実家の畑で拾った鹿の角をシフトレバーに使っています♪

  • 2018/07/26(木) 21:56:17 |
  • URL |
  • ごんだまん #or6Ugy3.
  • [ 編集 ]

>> ごんだまん さん

 初めまして!
 鹿の角をシフトレバーって、めっちゃおしゃれですね!
 鹿の角の整形とかもやってみたいです (^^)/

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