Digital Artworks TeeART Blog.

デジタルから穴ログまで、日々の改造・探索を綴ります ((((っ´ω`)っ

SwitchBot 製の プラグミニ 修理  2024-05-07

※今回の記事を真似すると火災や感電の危険があるので、改造を行う方は自己責任にて十分注意してください。

SwitchBot (スイッチボット) のプラグミニ という製品がある。
これは、ネット経由でコンセントの制御が出来る優れモノだ。
しかしネットの口コミを見てみると、1年位で故障するという。
自分も4つ使用しているうちの2つが不動となったので、分解修理してみる事にした。



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これが不動となったミニプラグだ。
コンセントに差してもうんともすんとも言わなくなった。
ちなみにスイッチボットの製品はこれ以外にも、玄関のスマートキーや自宅のエアコンや照明の制御、そして監視カメラなど、自宅と実家の管理に20台近くを使用しているが、今の所ミニプラグ以外での不具合は起きていない。




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なお、スイッチボット社も故障については認識しているようで、ロットによっては無償交換しているようだ。
ただ、今回故障したのは2台とも無償交換の対象には入っていなかった。← (今回のロット番号はどちらも 2315 )
プラグに印字された4桁の番号がロット番号だ。
詳しくは コチラ にて説明されているので参照して欲しい。




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という事で、早速本体を開ける事に。
接着箇所はこの部分しか考えられないので、カッターの刃を押し込んでみる。




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ちょっと隙間が開いたところにスクレイパーを差し込んで捻ると・・・。




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パカッと御開帳!

ん!?



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なんと、筐体の内側に何かの液体がべったりとこびりついている。




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基盤を取り外して詳しく見てみる事に。




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すると、コンデンサーの一つが膨れている。




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というか、コンデンサーの下側から電解液が噴出している。
このコンデンサーは頭に防爆弁が無いので、下側から吹くように設計しているのかもしれない。




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早速、同スペックのコンデンサーを注文。
50個で 800円位の安物だが、壊れたらまた交換すればいいかなと。




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ちなみにこのコンデンサーの頭には防爆弁がついていた。




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コンデンサーの付け替えは、この2端子のはんだを溶かして付け替えればOKだ。




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取り外したコンデンサーと新品のコンデンサーを比べてみると、下部が破裂しているのが良く分かる。




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ちなみに今回の修理とは関係ないが、小さな基盤に収まった Wi-Fiユニット。(多分)




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こんな小さな基盤でインターネットにつながり、遠隔でデバイスを操作できるとは、ホント技術の進化は凄い。




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コンデンサーはとにかく熱で劣化が進むので、基盤から浮かせて中空に設置してみる事に。
ま、ケース自体が密閉してるから意味があるかは分からないが・・・。






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仮組して動作確認してみる。




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うん、ネット接続も遠隔での動作も問題なしだ。




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次の修理に備えて、瞬間接着剤にて固定。
瞬間接着剤は衝撃に弱いので、次回開封の際にはこの部分にスクレイパーを入れれば簡単に開けられるはず。




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故障したもう一台も同様に修理してみる。




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開け方のコツが分かったので、いきなりスクレイパーを差し込んで開封。
上下左右4か所を捻ると簡単に開けることが出来た。
傷は気にしない。
というか、開封済みって分かるほうが重要。




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コチラにもやはり電解液が松脂のようにこびりついている。




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そして、コンデンサーは同じく下部から破裂している。
うん、全く同じ壊れ方だから設計の問題かな。
密閉されて温度が上がり、破裂したのだろう。
水が掛からない場所なら、筐体に通気口を開けると、3倍くらいはコンデンサーの寿命が延びそうだ。
ほこりが多いと、別の故障しそうだけど。笑




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こちらも意味があるかは分からないけど他の部品から離して設置。




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ちなみに分解して初めて気が付いたのだが、プラグの接点の入り口にはシャッターが設置され、プラグを刺していない時のゴミの侵入を防いでいるようだ。
徹底した異物混入対策が、皮肉にもコンデンサーの寿命を著しく縮めているのかもしれない。




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という事で、簡単に修理が出来るとはいえコンデンサーの熱対策をしないと、いずれまた故障するのは確実だと思われる。
ま、とりあえずしばらく同じ使い方をして様子を見てみよう。


ICOM製 IC-705の受信改造  2023-12-23

最近入手した ICOMの IC-705。
まだ総務省への申請中なので電波は出せないのだが、受信だけでも相当に感度が高そうだ。
そして、ウォーターフォール表示という、帯域においての電波の状況を視覚的に表示する機能が素晴らしい。
こんなに高機能なので、受信においても最大限の機能を使用したい!
という事で、受信周波数の拡大をしてみる事にした。


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分解、改造をするので、もちろん保障の類は全て無くなる。
完全に自己責任だ。
改造に失敗して壊れても文句は言えないので、注意しながら作業を進める事に。




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ネジ類は特に特殊なものが使われているわけでは無さそうだ。
普通のプラスドライバーで筐体を分解していく事に。




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フロントパネルはフレキケーブル2本でメイン基板と繋がっていた。




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フレキは刺さっているだけなので、2本とも引っこ抜いて分解を進めていく。




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本体側シールド版状のフレキ2本も抜き、今度はシールド版を取り外す。




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そして、シールド板下にあるコネクター2か所を取り外す。




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これで、メインの基盤を取り外すことが出来た。
改造ポイントはこのメイン基板裏側の下部にある抵抗が並んでいる部分。




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この2つのチップ抵抗を取り外せば受信改造が完了だ。
ちなみに改造できるのは受信周波数だけで、送信範囲に関しては変わらない。
技適の認証はともかく、日本国内での電波法上は改造しても全く問題ないはずだ。




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という事で、早速チップ抵抗を取り外していく。




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はんだごてとピンセットを使用し、何とか除去完了。
ゴマよりも小さいチップ抵抗なので、作業の難易度はなかなか高い。




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あとは元の通りに組み立てていけばOKだ。




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フレキケーブルを戻しながら、配線の取り回しを元通りに配置していく。




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シールドを取り付け・・・。




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最後のフレキを差し込んで作業完了。




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初期化の必要は無いという事だが、どのみちほとんど未使用なのでオールリセットを施す。
結果はばっちりで、本来受信することが出来ないはずの周波数も問題無く受信できるようになった。

総務省の免状が下りたら、7MHzあたりで CW運用してみたいな。


BODY GUARD 380 のダミーレーザーを稼働するように改造してみた  2023-10-19

不用品の整理をしていたら、昔買ったガスガン、BODY GUARD 380 が出てきた。
形に惚れ込んで購入したのだが、使用することもなく引き出しに放り込んであったのだ。



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このガスガン、もちろん BB弾の射出は可能なのだが、スイッチ類はトリガーのロックとマガジンの取り外しボタン以外はダミーとなっている。
オレンジ色のレーザーポインタースイッチも、残念なことに完全なダミーで、押すこともできない。




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でもこれ、改造したらレーザーポインターくらいなら埋め込めるんじゃないか!?
と思い検索してみると、実際にやっている人がいた!!
そこで自分も早速やってみる事にした。




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という事で、本体を分解していく。




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ちなみにガスガンの分解は初めてなので、構造を確かめながら慎重に分解していく事に・・・。




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外装を取り外し中を覗き込んでみる。
なるほど、これだけの隙間があればレーザーポインターの埋め込みは楽勝そうだ。




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クリップや小さなビスを取り外していくと・・・。




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やっと、内部にアクセスできる状態になってきた。




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続いて内部にある邪魔なプラスチックの補強を削り取ってしまう事に。




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ペンチで適当にむしり取ってみるが、深いところがうまくいかない。




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このオレンジ色のスイッチ部分は穴あけ加工が必要だ。




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そして、レーザーポインターを埋め込む個所の穴あけも必要だ。




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なので、フライス盤を使用し、一気に仕上げてしまう事にした。




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エンドミルで不要なプラスチック部分を削り取る。
プラスチックはアルミや鉄に比べて熱に弱いので、回転数を抑え慎重に削っていく。




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続いてレーザーポインターを埋め込む穴を開けていく。




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実際にレーザーポインターが設置される辺りまで、ぐりぐりと削り・・・。




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レーザーポインターが入る事を確認。




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内部からレーザーポインターを押し込み設置してみるとこんな感じ。
うん、真鍮の感じがなかなかだ。




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3Vをレーザーポインターに入れ点灯確認。
単価 70円程度の中華製レーザーユニットなのだが、しっかりと光っている。




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続いてスイッチ部分を加工していく。




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片側ずつ、丁寧に穴開けし・・・。




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ケースの加工が終了。




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あとはこの隙間にスイッチと電池を入れれば完成だ。




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ガレージから部屋に戻り、部品を実装していく。




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まずはスイッチの取り付けだ。
色々なサイズを試してみたのだが、大きめのタクトスイッチが取り付けしやすそうなので、これを選択。
位置がずれないように両面テープを表面に貼り・・・。




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両側に2個のスイッチを配置した状態で真ん中の隙間に厚紙を挟み込んで行く。
これでスイッチはがっちりと固定されるはずだ。




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スイッチの位置が中央になっていることを確認し・・・。




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スイッチ周りを厚紙ごとレジンで固めてしまう。




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固定されたスイッチから配線を引き、レーザーポインターと結線。




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電源は、時計などに使用する 927サイズの物を3つ積層することに。




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ビニールテープで養生し、機能部分も完成。
ちなみに電池交換の際はここまで分解しないと交換は出来ない。




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本来下側からねじ止めしてあった先端部分の部品は、下側の出っ張りが邪魔だったのでその部分を切断し、接着した。




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それ以外は手を加えていないので、元の通りに組み立てていく。




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組み上げてスイッチを押してみると良い感じにレーザーポインターが点灯!
明るい部屋だとポインターはあまり目立たないが、稼働するという事が目的なので、実使用に関しては正直どうでも良いのだ。




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仕上げに、このむき出しのスイッチ部分をなんとかしていく。
丸い黒シールを貼れば稼働自体は問題なさそうだが、見た目がほとんど元と変わらない。
そこで、何か良いものは無いかとジャンク箱をガサゴソしてみると・・・。




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サイズがちょうど良さそうなスイッチを発見。
これは、ELチューブの昇圧部の電池ボックスだが、このスイッチのサイズがぴったり合いそうだったのだ。




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分解してみると、長めのタクトスイッチが入っていた。




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先端部分しか必要ないので、熱したナイフで切断。




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そして、やすりで切断部分をきれいに均していく。




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出来上がったパーツは、接着剤にてスイッチと結合。




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こんな感じに仕上がった。




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という事で、ガスガンのダミーのレーザーポインターを、実際に稼働するようにしてみたというレポでした (^^)/


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