Digital Artworks TeeART Blog.

デジタルから穴ログまで、日々の改造・探索を綴ります ((((っ´ω`)っ

BODY GUARD 380 のダミーレーザーを稼働するように改造してみた  2023-10-19

不用品の整理をしていたら、昔買ったガスガン、BODY GUARD 380 が出てきた。
形に惚れ込んで購入したのだが、使用することもなく引き出しに放り込んであったのだ。



GG230924_180944.jpg
このガスガン、もちろん BB弾の射出は可能なのだが、スイッチ類はトリガーのロックとマガジンの取り外しボタン以外はダミーとなっている。
オレンジ色のレーザーポインタースイッチも、残念なことに完全なダミーで、押すこともできない。




GG231006_125836.jpg
でもこれ、改造したらレーザーポインターくらいなら埋め込めるんじゃないか!?
と思い検索してみると、実際にやっている人がいた!!
そこで自分も早速やってみる事にした。




GG231006_125934.jpg
という事で、本体を分解していく。




GG231006_130027.jpg
ちなみにガスガンの分解は初めてなので、構造を確かめながら慎重に分解していく事に・・・。




GG231006_130058.jpg
外装を取り外し中を覗き込んでみる。
なるほど、これだけの隙間があればレーザーポインターの埋め込みは楽勝そうだ。




GG231006_130401.jpg
クリップや小さなビスを取り外していくと・・・。




GG231006_132522.jpg
やっと、内部にアクセスできる状態になってきた。




GG231006_133325.jpg
続いて内部にある邪魔なプラスチックの補強を削り取ってしまう事に。




GG231006_134208.jpg
ペンチで適当にむしり取ってみるが、深いところがうまくいかない。




GG231006_134219.jpg
このオレンジ色のスイッチ部分は穴あけ加工が必要だ。




GG231006_134511.jpg
そして、レーザーポインターを埋め込む個所の穴あけも必要だ。




GG231006_182142.jpg
なので、フライス盤を使用し、一気に仕上げてしまう事にした。




GG231006_182507.jpg
エンドミルで不要なプラスチック部分を削り取る。
プラスチックはアルミや鉄に比べて熱に弱いので、回転数を抑え慎重に削っていく。




GG231006_183601.jpg
続いてレーザーポインターを埋め込む穴を開けていく。




GG231006_183648.jpg
実際にレーザーポインターが設置される辺りまで、ぐりぐりと削り・・・。




GG231006_183852.jpg
レーザーポインターが入る事を確認。




GG231006_184218.jpg
内部からレーザーポインターを押し込み設置してみるとこんな感じ。
うん、真鍮の感じがなかなかだ。




GG231006_184403.jpg
3Vをレーザーポインターに入れ点灯確認。
単価 70円程度の中華製レーザーユニットなのだが、しっかりと光っている。




GG231006_184602.jpg
続いてスイッチ部分を加工していく。




GG231006_185208.jpg
片側ずつ、丁寧に穴開けし・・・。




GG231006_185445.jpg
ケースの加工が終了。




GG231006_185447.jpg
あとはこの隙間にスイッチと電池を入れれば完成だ。




GG231006_190105.jpg
ガレージから部屋に戻り、部品を実装していく。




GG231006_211106.jpg
まずはスイッチの取り付けだ。
色々なサイズを試してみたのだが、大きめのタクトスイッチが取り付けしやすそうなので、これを選択。
位置がずれないように両面テープを表面に貼り・・・。




GG231006_212443.jpg
両側に2個のスイッチを配置した状態で真ん中の隙間に厚紙を挟み込んで行く。
これでスイッチはがっちりと固定されるはずだ。




GG231006_212512.jpg
スイッチの位置が中央になっていることを確認し・・・。




GG231006_212928.jpg
スイッチ周りを厚紙ごとレジンで固めてしまう。




GG231006_213723.jpg
固定されたスイッチから配線を引き、レーザーポインターと結線。




GG231006_214215.jpg
電源は、時計などに使用する 927サイズの物を3つ積層することに。




GG231006_214721.jpg
ビニールテープで養生し、機能部分も完成。
ちなみに電池交換の際はここまで分解しないと交換は出来ない。




GG231006_215020.jpg
本来下側からねじ止めしてあった先端部分の部品は、下側の出っ張りが邪魔だったのでその部分を切断し、接着した。




GG231006_220153.jpg
それ以外は手を加えていないので、元の通りに組み立てていく。




GG231006_220541.jpg
組み上げてスイッチを押してみると良い感じにレーザーポインターが点灯!
明るい部屋だとポインターはあまり目立たないが、稼働するという事が目的なので、実使用に関しては正直どうでも良いのだ。




GG231006_220622.jpg
仕上げに、このむき出しのスイッチ部分をなんとかしていく。
丸い黒シールを貼れば稼働自体は問題なさそうだが、見た目がほとんど元と変わらない。
そこで、何か良いものは無いかとジャンク箱をガサゴソしてみると・・・。




GG231006_221313.jpg
サイズがちょうど良さそうなスイッチを発見。
これは、ELチューブの昇圧部の電池ボックスだが、このスイッチのサイズがぴったり合いそうだったのだ。




GG231006_221520.jpg
分解してみると、長めのタクトスイッチが入っていた。




GG231006_222456.jpg
先端部分しか必要ないので、熱したナイフで切断。




GG231006_222958.jpg
そして、やすりで切断部分をきれいに均していく。




GG231006_223043.jpg
出来上がったパーツは、接着剤にてスイッチと結合。




GG231006_232744.jpg
こんな感じに仕上がった。




GG231006_232804.jpg
という事で、ガスガンのダミーのレーザーポインターを、実際に稼働するようにしてみたというレポでした (^^)/


スマホにカメラグリップを取り付けてみた  2022-04-05

近年のスマホカメラの進化は目覚ましく、画面で見る分には普通のカメラと遜色なく写真が撮れるようになってきた。
一眼レフで絞りを設定し、物理的に被写界深度を設定する撮影なんかは当然一眼レフに軍配が上がるが、一眼レフでオートで撮るのなら、スマホのオートでも良いのかなと思うようになってきた。



cm220227_123558.jpg
ただ、ホールド性だけはどうやってもカメラには劣る。
そこで、2000円程度で売っている、Bluetooth接続のグリップを購入してみた。




cm220227_123619.jpg
この商品、こんな感じでスマホにバネで挟み込んで使用するようになっている。
でも、バネでの抑えだと、ぶつけた衝撃で外れそうだし、この際、完全にスマホのケースと一体化させてしまう事にした。




cm220227_123914.jpg
まずは構造を見るために本体をバラバラに。




cm220227_123946.jpg
いらないバネパーツなんかは全て取り去ってしまおう。




cm220227_124134.jpg
三脚穴横の出っ張りもいらないので切り飛ばしてしまう。




cm220227_124732.jpg
これで固定すればかなりすっきりとしそうだ。




cm220227_130218.jpg
強力な接着剤と両面テープでケースとグリップを固定。
更に、タッピングビスで補強しておいた。




cm220227_130342.jpg
上側に開いた抑え具が付いていた穴にゴミとか溜まりそうだ。




cm220227_130348.jpg
元々付いていたパーツを削って塞いでしまう事に。




cm220227_130715.jpg
プラスチックなので加工が楽々だ。


cm220227_130947.jpg
うん、良い感じで塞がった。
以前、スマホケースを加工した時みたいにパテ埋めして仕上げようとも思ったが、とりあえず今回位はこれで完成。




cm220227_131219.jpg
今度の探索で、使い勝手を検証してみよう。




cm220227_132307.jpg
改めてグリップを握ってみるが、やはり物理的なシャッターボタンがしかるべき位置にあると使いやすい。




cm220227_132514.jpg
そして、何より薄いので、狭いところに潜る際にはポケットにサッと入れることが出来ると言うのも素晴らしい!

という事で、近日中に実践投入してみます!


スマホ用ワイヤレス充電器ファンの異音  2022-02-07

ハイエースに取り付けて2年くらい使用しているワイヤレス充電機能付きのスマホホルダから異音が出始めた。
充電中に本体を冷却するための内蔵の空冷ファンがビビっているようだ。
充電機能に問題は無いが、運転中気になる。
簡単に直りそうなので、分解して直してみることにした。


WJ220116_100806.jpg
修理するのはこれ。
PITAKAとか言うアラミド繊維の極薄カバー専用のホルダだ。
ちなみにアラミド繊維のスマホケースは厚みが 0.85mmしかなく、装着感はほとんど感じないのに、かなりの剛性感がある。
しかもマグネットに強力に張り付くプレートを内蔵しているのに重さも 17gしかない。
見た目はカーボンと変わらない感じだが、剛性感が物凄いのだ。




WJ220116_100815.jpg
という事で、早速分解を・・・。




WJ220116_101137.jpg
ネジを探したが、外部にネジは見当たらない。
表面の表面シールの裏かとも思ったのだが、それも違った。
結果、外周のゴムを外してはめ込んであるプラスチックの嵌合を外すという仕組みだった。
マグネットは当然だがワイヤレス充電のコイルを避けるように配置されている。




WJ220116_102359.jpg
ファンのネジを外そうとすると、感触が変だ。
なるほど、ファンを止めているネジ受けが折れ、回転するファンがビビっているようだ。




WJ220116_102403.jpg
こちらが、ビスの受け部分。
見事に4か所共に破損している。
まあ、距離にして数万キロ揺られているのだから、仕方が無いのかな。




WJ220116_102408.jpg
ファンがちゃんと固定されていれば問題は無いので、ファンの周りの押さえ部分をファンと接着。




WJ220116_102821.jpg
更にファン自体もしっかりと接着剤にて固定した。




WJ220116_102844.jpg
あとは元通りに組み付けて完成だ。




WJ220116_103042.jpg
電源を繋ぎ、充電テストしてみた結果は良好だ。
いままで、ビービー言っていたファンが、シューーーンと気持ちよく回っている。




WJ220116_112459.jpg
すっかり良くなったので、ハイエースの運転席に戻す。




WJ220116_112731.jpg
これでまた当分気持ちよく使えるかな。



次のページ