Digital Artworks TeeART Blog.

デジタルから穴ログまで、日々の改造・探索を綴ります ((((っ´ω`)っ

群馬県にある立岩隧道に行ってみた  2018-10-12

利根川の上流にある、藤原湖。
その湖畔に、40年ほど前に廃止された隧道が残されていた。


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その発見は、全くの偶然だった。
その日はたまたま群馬県道63号を栃木県方面に向けて走っていた。




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その時、カーブの途中の頭上に旧道らしきロックシェッドが突然目に入ったのだ。
橋の先はすぐトンネルだった。
という事は、明らかに見えていたのはこのトンネルが開通する以前の旧道だろう。




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トンネルを出てすぐにちょっとした広場があったので車を停める。
黒い車が 1台駐まっていたが、あたりには施設は何も無い。
同業者だろうか・・・。
トンネルの脇には、旧道の入り口が見えていた。




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現道と旧道の接続部まで行ってみる。
特に通行止めにはなっていないようだ。
横にある看板には、『湖畔での水遊びの際には増水に注意してください』 と書かれている。




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とりあえず、どんどんと進んでいく。
アスファルトの路盤も見えているし歩きやすい。




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電柱の管理道路としても使われているようで、廃道化工事は行われていない。
そのため、歩きやすい道が続く。




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緩い上り坂を登っていくと、やがて右手にダム湖である藤原湖が見えてきた。
案外高い所まで登っていたようだ。




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ダブルトラックの残る道を更に進んでいくと・・・。




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落石注意の標識が。
こういうのが残されているとテンションが上がる。




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しかしその先すぐ、路盤は木々に埋め尽くされていた。
どうやら上から落ちてきた土砂の上に植生しているようだ。




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左手の山側を通ったり、右手のガードレール側を通ったりしながら進んでいくと、ロックシェッドが見えてきた!
あの中は歩きやすいはずだ!!
早くあそこにたどり着きたい!!!




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木々をかき分けながら、ガサゴソと進んでいく。
もう、ロックシェッドは目の前だ。

最後の藪をかき分けると・・・。




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やはり、ロックシェッド内は藪もなく歩きやすかった。
この道路は廃止から 40年ほど経っているというが、ロックシェッドの痛みも感じない。




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ロックシェッドを抜けると、またまた藪が立ちはだかる。
しかし、カーブミラーが残されているのを見て、また、テンションアップ!




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歩きやすそうなラインを選びながら、更に先に進む。




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次のロックシェッドが見えてきた。




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ロックシェッドの中央当たりの山側に、巨大な支柱があった。
山側からの圧力を受けているのだろうか。
ガードレールがあるという事は、現役時からこのような構造だったのだろう。




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ロックシェッドの中に、船が置いてある。




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湖面まではずいぶんと高低差があるが、保管場所にしているのだろうか。




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その先には、動物用の罠が並んでいる。




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ツキノワグマが出没しているようで、そのために使用していた罠のようだ。
今回も念のため熊鈴をチリンチリンと鳴らしながら登ってきたが、無駄では無かったかも知れない。




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そしてその先にはトンネルの坑口が!
先ほど車で通り抜けたトンネルが、『新立岩トンネル』だったことから、旧道にもトンネルがあることは予想していたが、実際に目にするとやっぱりテンションが上がる。




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しかも、坑口手前には、警笛鳴らせの標識まで!!
これはたまらん (^µ^)




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坑口上部には、『立岩隧道』の扁額が。




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坑口のすぐ手前までロックシェッドが迫っている。




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早速内部へと入っていく。
なんと横穴が見える!
側面に穴が開いており、外からの光が差し込んでいるのだ。




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まずは横穴を見に行ってみる。




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横穴の先、数メートルに柵が設置されている。




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柵のすぐ向こう側は切り立った崖になっていた。
落ちたら湖面まで真っ逆さまだ。




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振り返り、トンネル内へと戻る。
トンネル内部は当然照明も無く薄暗い。




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トンネル自体は短く、すぐに反対側の坑口に出た。




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こちら側の坑門もコンクリートで固められており、無機質なイメージだ。
上部には反対側と同様に扁額が掲げられていた。




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トンネルを抜けると、路面状況が突然良くなった。




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建設事務所等の備品置き場として活用されているようなので、定期的に清掃なども行われているのかも知れない。




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各種看板以外にも、冬季用のポールや除雪車なども保管されている。




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ロックシェッドの隙間からは現道が見下ろせる。
最初に現道から見えていた位置にいるようだ。




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その先はゆるい下り坂のまま現道へと接続していた。




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これが現道との接続部分。




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現道側から見るとこんな感じ。
特に乗り入れの制限はされておらず、Google のストリートビューも、トンネル手前まで進入している。




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そして、左手にある橋上から見えるこの岩が『立岩』なのだろう。
この中を新旧2本のトンネルが貫いている。
先ほど見た立岩隧道の横穴は、この岩肌のどこかに開いているはずだ。




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新立岩トンネルを通り抜け車を駐めた広場まで戻ることに。




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トンネル入り口には立派な扁額が。




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長さは思いのほか長く、519mもあるようだ。




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内部はガードレール付きの歩道が整備されていた。




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ということで、たまたま見つけた旧道探索は終了!




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その後、片品村に向かい車を走らせる。




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近代的なロックシェッドが本当に良い感じで、いつまでも運転していたくなる。




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一部の狭隘区間もあったが、基本的には2車線のとても快適な道だった。




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季節も 10月に入り、標高の高い場所は良い感じに紅葉が色づき始めている。




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なんだか良い感じの温泉があったので、ちょっと寄っていく。
白根温泉と言うようだ。




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食事処と温泉が融合している施設のようで良い雰囲気だった。




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風呂場内は撮影禁止なので写真を残せなかったが、大きな露天風呂からはこんな感じの景色が見えていた。
風呂上がりはゆっくりしていたかったのだが、明日は仕事なのでそろそろ横浜へ戻らなくてはならない。




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国道 120号から17号線へ抜け、17号をひた走り、バイパスからさいたま市内へ。
環七を抜け、横浜まで無事帰還しました(*´w`*)

[戦跡] 千代ヶ崎砲台跡に行ってきた  2018-10-04

横須賀市にある千代ケ崎砲台跡。
ここは長らく自衛隊の管理地となっており、実際に利用されてきた。
数年前に自衛隊が撤退し、千代ケ崎砲台跡は遺構として整備されることになったようだ。
自衛隊撤退後、数回見に来たが、このレポートはその時の記録である。


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自衛隊がここを利用していた時 は、周囲にはたくさんの警告看板が取り付けられており、近づくだけで警備犬に吠えられた。




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周囲の柵も、ものものしい鉄条網が張り巡らされ、外部の者を寄せ付けなかった。




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しかし最近になり自衛隊が撤退したため、 ( もし敷地内に入り込むことが出来れば ) 内部を自由に見ることが出来るようになったのだ。




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内部は自衛隊が整備し利用していたからか、非常に状態が良い。
戦後金属泥棒に破壊された跡は一部見られたが、基本的には当時のままの状態が保たれているようだ。




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地下通路に面している弾薬庫に入ってみる。
内部には何も残されていない。




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弾薬庫の間にある通路を進んでいく。
その先の階段から、上部へと上がれるようだ。




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階段を上がると、どこからか流入した土砂が床面を埋めつくしていた。




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既に乾いているため歩くのには支障がなかったが、結構な量だ。




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突き当りまで行くと、大量の土砂が流入している個所が。
この向こう側は砲台があったはずだが訪問時は完全に埋められていた。




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この航空写真は自衛隊使用時の物だが、画面中央の四角く見える下に、砲台が2つ(4門)埋められていたのだ。




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ちなみに 2018年時点では、全て掘り起こされてこのような状態になっている。




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完全に埋められていたものをここまでするのには、かなりの費用がかかっているはずだ。




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砲台へ続く掩蔽部の一部には、崩れたレンガが散乱している個所も。





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地階にある弾薬庫の上部にある小部屋には、弾薬を持ち上げる揚弾井の穴が開いていた。
真っ暗な中にいきなりの大穴なので、注意が必要だ。




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これ以上はどこへも行けないので、再び地階へと戻る。




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地階にある井戸。
地階と言っても、地上からスロープで地階へ下っており、上部が開けている場所もあるため太陽の光が差し込んでいる。




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右手に写っている弾薬庫には金属の扉が取り付けられているが、これは自衛隊が整備していたものだろう。




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同じ位置から後ろを振り返る。
この位置から掩蔽部なのだが、一部天井部分が開けているために光が差し込んでいる。




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鉄扉が取り付けられている弾薬庫の中に入ってみる。
内部には、ボルト跡など、自衛隊が利用していた痕跡がたくさん残されている。
自衛隊が撤退した直後には、注意書きの張り紙や、一部の工具が残されていたが、それらは撤去されたようだ。




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床の状態を見ると、何かを設置していたような跡も見受けられた。




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他の通路も調べに行ってみる。




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この木枠は当時の物っぽいな。




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弾薬庫の中央上部に弾薬を上げる穴がある。




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先ほど上から見た揚弾井を、今度は下から見上げた形だ。




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このあたりは本当に良い雰囲気だ。
けど、整備された後は、階段には安全のための手すりが取り付けられちゃうんだろうな・・・。




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以前は外側からしか見ることの出来なかった空間。
スロープに作られた掩蔽部が美しい。




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この写真は、2009年にこの場所を外側から見たときのものだ。




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掩蔽部の上部に上がり、砲台内部を見てみた。
この部分は埋められていなかったので、草が自生している。




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先ほどの階段を上がり、上部が解放された掩蔽部を上から見下ろしてみる。
時期が良かったせいか、軍事遺構とは思えないような、何とも言えない雰囲気だ。




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スロープを上から見下ろしながら歩いていく。




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振り返ると、掩蔽部に続くスロープの上部にも入口が見えているが、内部は小部屋になっているだけだった。
それにしてもなんという美しい曲線だろうか。




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という事で、今後も定期的にここは訪問していきたい。

[戦跡] 比与宇地下壕の上部壕  2018-09-21

横須賀市の田浦にある比与宇(ひよう)地下壕
その地下壕のある山中にも、なにやら地下壕があるというので見に行ってみた。


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場所自体、自衛隊の敷地に隣接しており、日中にガサゴソしていると通報される恐れがあるという事で、暗くなってから探索開始することに。




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山肌を登り、真っ暗な藪の中へと進んでいく。




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やがて、コンクリート製の遺構が見えてきた。




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監視所だろうか。
東京湾方向を見渡せるようにスリットが開いている。




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中を覗き込んでみると、内部はがらんとした部屋となっているようだ。




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正規の入り口は塞がれているようだ。
スリットは頭が入る高さがなく、ここからの進入も難しかった。




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監視所を後にして、山肌を進んでいく。
平場に壁みたいなものが作られているが、構造的にも材料的にも戦後のものであろう。




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奥へ進んでいくと、何やら木の上からロープが垂れ下がっている。




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ロープは2本並んで取り付けられており、どちらも地上2m程度の位置で切断されている。
丸環のようなものを使用してきちんと木に取り付けられていたので、何かの用途で使用していたのだろう。




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ここから更に深い藪へと進入していく。
この藪の奥に壕が眠っているらしいのだ。




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暗すぎて、方向すらよくわからない。
山肌を探していくが、なかなか見つからない。




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足元に、貯水槽のような溝が切ってある場所があった。
人の手も入っているし、このあたりに壕があるはずだ。




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突然視界の先に壕口が現れた。
規模は小さそうだが、なかなかきれいに掘ってある。




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坑道に沿って、一段上がって掘り込みがあった。
倉庫として使用していたのだろうか。




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奥は深くなく、何本かの坑道のみの小規模な壕だが、丁寧に四角く掘られている。
階下の比与宇地下壕とは全く違った雰囲気だ。




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自衛隊の敷地に隣接しているせいか、内部はごみもほとんど見受けられなかった。
深い藪の中にあるせいか、壕口も全く塞がれていなかった。




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とりあえず、壕の存在を確認できたので、ここを後にしたが、この他にも壕がありそうなので、今後とも調査を進めていこうと思う。

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まとめ