Digital Artworks TeeART Blog.

デジタルから穴ログまで、日々の改造・探索を綴ります ((((っ´ω`)っ

[戦跡] 小動岬の謎の穴  2017-03-23

以前江ノ島に行った際に、小動岬(こゆるぎみさき)方向を眺めていたら、なにやら岬の崖に穴が開いているのを見つけた。


_161030_151759.jpg
この写真の中央に写っている穴がその穴だ。




_161030_151804.jpg
切り立った崖の中腹に開けられているその穴。
柵が取り付けられており、なにやら看板も見えている。




_161030_151807.jpg
デジカメで寄ってみると・・・。
なんと立入禁止と書いてある。
あんな場所に行く人なんてそうそういないだろうに、わざわざあんな看板を取り付けているとは。

行けなそうな場所にあるので、気になって仕方が無い。
発見から数ヶ月後、あの穴を調べに行くことにした。




_170312_081626.jpg
早朝から江ノ島へと車を走らせる。




_170312_082127.jpg
小動岬の裏手にやってきた。
さて、どこら辺から攻めていこうか。




_170312_092837.jpg
現地で待ち合わせた yakumo氏と、すじ氏と共に、まずは崖下へと進んでみる。
ロープを垂らし、3m程の堤防を乗り越える。




_170312_093002.jpg
崖の中腹に開いているこの穴。
下からも行けそうな雰囲気に見えたのだが・・・。




_170312_093350.jpg
ものすごい薮に阻まれ、なかなか難易度は高そうだ。




_170312_093414.jpg
突入できそうな薮の切れ目を探し・・・。




_170312_093520.jpg
頭から薮へと突入する。




_170312_093601.jpg
しかし、この先は断崖となっており、これ以上進むことは出来なかった。




_170312_093603.jpg
この壁の向こう側には穴があるはずなのだが、ここからのアプローチは難しそうだ。




_170312_093622.jpg
別の作戦を考えよう・・・。
ふと海上に目を向けると、そこには大量の消波ブロックが!!




_170312_093628.jpg
おおおっ、こんな所に株式会社三柱の、三柱ブロック が!!
消波ブロックで興奮したのは、親不知、子不知探索 以来だ。
まさかこんな所で出会えるとは・・・(*´д`*)

あの上に登りたい・・・。 ← 病気




_170312_094136.jpg
気を取り直して、探索を続ける。
別の方角から薮への突入を試みる。
yakumo氏が果敢に攻めるも、穴までは 2m以上の段差があり、崖側からの進入は無理と判断。




_170312_094739.jpg
裏側からの進入口を探すために、今度は岬に登ってみることにした。
再び防波堤を越えるために海岸を戻っていく。




_170312_094845.jpg
ロープを垂らしておいたのものの、足場のない防波堤はなかなか手強く、乗り越えるのに手間取ってしまった。




_170312_095828.jpg
その後早速岬へと登り、小動神社周辺を調べ始める。
廃屋の裏手になにやら怪しいスロープを発見。
これは旧軍が構築したものか!?




_170312_100149.jpg
スロープを上り山に分け入ると、石柱を発見。
しかし、どの面にも文字は見当たらない。




_170312_100320.jpg
奥はもの凄い崖となっており、ここからはどこへも行けなそうな感じだ。




_170312_100846.jpg
スロープの近くで大きめの壕口を見つけたので、奥を調べに行ってみる。
隙間から奥へと進むことが可能だったが、曲がった後しばらく行って行き止まり。
残念ながら、崖に開口した壕とは別物のようだ。




_170312_100908.jpg
今度は小動神社の上の方を攻めてみることに。




_170312_102649.jpg
崖から身を乗り出すと、崖の中腹に穴が見えている。
うーん。
高さ的にも、このあたりにはあそこにつながっている壕は無さそうだ。




_170312_102656.jpg
これだけ壕口がはっきり見えているのに入れないのは、とっても歯がゆい・・・。




_170312_103657.jpg
今度は住宅地方面の岩肌を調べてみる。
すると、とある住宅の裏手になにやら大きな開口部が見える。
大きさや形的にはやぐらのようにも見えるが、とりあえず見に行ってみよう。




_170312_104055.jpg
広い開口部から中に入ると、そこはまさにやぐらだった。
しかし、その奥に、見覚えのある看板が。
うん、崖側にかかっていた立入禁止の看板と色もフォントもそっくりだ。
これはきっと、あの崖に繋がっているに違いない。




_170312_104806.jpg
早速奥へと進んでいく。
高さは頭ギリギリくらいで、ちょっと腰をかがめて歩かないと頭をぶつけそうだ。




_170312_104821.jpg
壕床の一部は水没していたが、一番ひどいところでもこの程度。
ちょっとぐちゃぐちゃしているが、長靴も必要ない感じだった。




_170312_104846.jpg
日本軍によって第二次大戦中に掘られたと思われるこの穴は、くねくねと曲がりながら掘られている。
どんどんと奥へと進んでいく。




_170312_104916.jpg
何度も曲がるので、だんだんと方向感覚がおかしくなってくる。
うーん、今どっちの方角に歩いているんだろう。




_170312_104940.jpg
それほど複雑な分岐があるわけでもないのに、迷っている感が味わえる。




_170312_105000.jpg
分岐があったので奥へとどんどん進んで行く・・・。




_170312_105012.jpg
このあたりは時期によっては完全に水没している感じだ。
空気もちょっと澱んできた。




_170312_105117.jpg
ここは抜け穴だったのだろうか。
外から埋め戻されているようで隙間は全く無い。
くねくね曲がって歩いてきたので、開口していた場所も特定できなかった。




_170312_105138.jpg
分岐まで戻り始める。




_170312_105246.jpg
坑道の一部が拡幅されている箇所がある。
棲息部なのか、資材置き場だったのか。




_170312_105339.jpg
先ほどとは違う坑道をどんどんと進んで行くと・・・。




_170312_105348.jpg
前方に明かりが見えてきた。
うん、これは間違いないな。




_170312_105428b.jpg
前方に見えるあの柵と看板。
崖の中腹にあった謎の穴に間違いない!!!




_170312_105511.jpg
柵の側までやってきた。
柵はしっかりとアンカーが打たれて固定されていた。
これは崖側から来ても、入れそうもない。




_170312_105511b.jpg
ちなみに頂き物のこの写真は 10年以上前の物だ。
この頃は柵もなく、この壕口からの脱出も可能だったようだ。
海上には江ノ島が見えている。




_170312_105541.jpg
柵の外側から写真を撮ってみる。
たしかに看板には立入禁止の文字が。




_170312_110157.jpg
と言うことで、小動岬に見えていた謎の穴だが、無事に内部まで来ることが出来た。
まあ、謎と言ってもこの穴は日本軍が構築した洞窟砲台なのだろう。
砲室内部も非常に丁寧に彫り込まれている。




_170312_110226.jpg
目的を果たしたので外部へと戻ることに。
砲室から外部へは出られないので、再び坑道を辿り進入口へと向かう。




_170312_110441.jpg
しかしこの壕は崩落も無く非常に状態が良い。
なんだか観光資源にもなりそうな気もするが、こうやって、謎のままぽっかり穴を開けているのも良いのかな。

[戦跡] 黒崎第一洞窟砲台に行ってきた  2017-03-14

神奈川県の三浦半島にある黒崎の鼻。
三戸浜北洞窟陣地に潜った後、その奥にあるという、黒崎第一洞窟砲台を見に行ってみた。
この薮の中にコンクリートの遺構が眠っているという。


_170226_152732.jpg
海岸線を黒崎の鼻に向かって歩いて行く。
右手の丘の中腹に、その遺構は眠っているはずなのだが・・・。




_170226_152835.jpg
中腹に目をこらすと、コンクリートで巻かれた何かが見える!!




_170226_153008.jpg
山肌に近づいてみると、思った以上にひどい薮が。
とりあえず、方向を定め、薮へと突入する。




_170226_153657.jpg
薮を抜けると目の前に砲室が。
コンクリートで巻かれた砲室は、崩落も無く非常に良い状態で残されている。
砲室の奥へと行ってみることに。




_170226_153709.jpg
内部には陽が差し込んでいるが、ちょっと不気味な感じだ。
それでは早速入ってみよう。




_170226_154017.jpg
入ってすぐ左手にはコンクリートの部屋が。




_170226_154046.jpg
中を見てみると・・・。




_170226_154108.jpg
コンクリートで巻かれた小部屋となっている。
弾薬を保管していたのだろうか。




_170226_154129.jpg
コンクリート巻きの部屋を出て奥へと進む。
ふと、左手から視線を感じる。




_170226_154142.jpg
陽の届かない暗闇を懐中電灯で照らしてみると、そこには銃眼が開いていた。
自分が敵兵なら、今頃撃たれていたことだろう。




_170226_154348.jpg
奥へ進むと細い通路が続いている。
銃眼部分に行けるようだ。




_170226_154351.jpg
どんどんと奥へと進んでいく・・・。




_170226_154357.jpg
だんだんと狭くなる通路を腰をかがめて進んで行く。
すると・・・。




_170226_154410.jpg
先ほどの銃眼の裏側にたどりついた。




_170226_154420.jpg
壁の厚みはかなり薄い。
彫り込みだけで上手く作ってあるもんだ。




_170226_154440.jpg
銃眼から入り口方向を見ていると、敵兵を待ち構える狙撃手の気分になってくる。




_170226_154822.jpg
再び入り口付近まで戻ってきた。
今度は右手に伸びる通路へと進んでみる。
左手には先ほどと似たようなコンクリートの小部屋が。




_170226_154845.jpg
中を覗いてみると・・・。




_170226_154853.jpg
奥の壁にはまたまた銃眼が。
先ほどの銃眼からの狙撃を逃れたとしても、ここで撃たれて死亡みたいな・・・。




_170226_154944.jpg
細い通路を進み、コンクリートの裏側に回ってみる。
しかしなんというトラップの多い壕なんだ。




_170226_155156.jpg
再び入り口付近まで戻り、今度は連絡通路のような坑道を進んで行く。
ここにも崩落は見られない。




_170226_155337.jpg
途中、海の方向へと進む分岐があったので行ってみると・・・。




_170226_155346.jpg
海側に開口しているようだ。




_170226_155403.jpg
ここが正規の出入り口なのだろうが、薮に覆われて外からは全く見えなくなっている。




_170226_155447.jpg
再び壕内へと戻っていく。




_170226_155456.jpg
まだまだ奥へ進むことが出来るようだ。




_170226_155515.jpg
やがて、前方に陽が差し込んでいるのが見えてきた。
左手にはまたまたコンクリートの小部屋が。

うん、知ってる。
また銃眼から俺を撃とうとしてるんでしょ(`・ω・´)




_170226_155533.jpg
しかし、この部屋はコンクリートで巻かれているただの小部屋だった。




_170226_155616.jpg
すぐ奥にも再びコンクリートの部屋が。




_170226_155633.jpg
このあたりはコンクリートをふんだんに使用して構築されている。




_170226_155648.jpg
素掘りの壕も好きだけど、コンクリートで固められたこういうのも、なかなかいいもんだ。




_170226_155659.jpg
真っ暗な通路を抜けると・・・。




_170226_155719.jpg
そこは砲室となっていた。
砲室の正面の木が西日を浴びて、コンクリートに影を作っている。




_170226_155730.jpg
左手が今出てきた通路。
そして右手が砲室後方の部屋だ。




_170226_155731.jpg
砲室後方の部屋の床には大きな瓦礫が積み重なっている。




_170226_155742.jpg
天井部分を照らしてみると、どうやら天井部分の岩盤が剥がれ落ちているようだ。




_170226_155811.jpg
この部屋の内部はコンクリートが巻かれていなかった。




_170226_155837.jpg
砲室前部より奥を見るとこんな感じだ。
電気配線を据え付けていた跡がたくさん残されている。




_170226_155957.jpg
砲室奥の床面にはスリットが入れられている。
こんな作りになっているのは初めて見たが、滑り止めのためだろうか。




_170226_160258.jpg
パノラマで見てみると、スリットが砲室後方部分だけというのが分かる。




_170226_161130.jpg
それにしても、ここまでコンクリートをふんだんに使ってある遺構が、これほど良い状態で残されているのはかなり貴重なのではないかな。
薮の奥にあるせいか、目の前の海岸線を歩く人からも発見されることもなく、ずっとこの場所に眠っている。




_170226_161442.jpg
十分に満喫したので、そろそろ戻ることに。
このままこの砲室から薮を漕いでも良かったのだが、せっかくなのでまた暗闇へと潜っていく。




_170226_162820.jpg
そして、入ってきた砲室から再び濃い薮へと進んで行く。




_170226_163113.jpg
突入部分まで戻ってきた。
冬のこの時期でも 2m近い薮に覆われているので、ここへ訪れる人は少ないのかも知れない。
ちなみに、この写真の上の方にコンクリートが写っているが、この部分が最初の砲室だ。




_170226_163428.jpg
ということで、今回の黒崎第一洞窟砲台探索は終了です。
ちなみに、第一があるということは、第二も!?
うん、すぐ隣の薮の中に黒崎第二洞窟砲台もありますが、今回は探索してません。
こちらは一時期、内部を改装して個人の別荘として使われていたので、内部が凄いことになってます(^_^;
興味のある方は、探索仲間の空母氏がちょっと前に潜っているので、そちらの記事 をどーぞ(*´w`*)

[戦跡] 三戸浜北洞窟陣地に行ってきた  2017-03-08

三戸浜南側にある洞窟陣地 から、今度は北側へと移動していく。


_170226_135225.jpg
普通車の幅でも両側のミラーをこすってしまいそうな狭い道を進んで行く。
バイクが一台対向してきたが、擦れ違いなど出来るわけもなく、バイクに下がってもらってしまった。




_170226_140336.jpg
車を停め、前方に見える小高い丘へと向かう。
あの山の中に地下壕が作られているのだ。




_170226_140438.jpg
ごつごつとした海岸線を歩いていくと・・・。




_170226_140507.jpg
海の方角を向いた、巨大な壕口が姿を現した。




_170226_141030.jpg
内部を覗いてみる。
壕口付近はまるで受付のような作りとなっている。
とりあえず、奥へと進んでみる。




_170226_141033b.jpg
つきあたり左手は、上部へと伸びる階段が構築されている。

そして・・・。




_170226_141136.jpg
え!?

めちゃめちゃびっくりした・・・。
突き当り右手の小部屋の入口には、なにやら手と髪の毛のようなものが見えている・・・。
こんなところにこんなものを廃棄するとは、冗談だとしても笑えない。

そして、真っ暗な小部屋の奥を懐中電灯で照らしてみると・・・。




_170226_141138.jpg
・・・・。
・・・・・・・・・・。
もう、いいかげんにしてよ (^^;

明らかにマネキンだとは分かるが、これに毛布でも掛けられていたらと思うと・・・。




_170226_142025.jpg
気を取り直して、階段を登っていく。

この先にもあんなのが落ちてたらやだな。




_170226_142048.jpg
しばらく階段を登り、分岐を折れ、通路を進んで行く。




_170226_142324.jpg
壕内は丁寧に掘られており、岩盤が固いせいか、目立った崩落も見られない。




_170226_142420.jpg
迷うほど複雑な作りではないのだが、高低差もあり非常に楽しめそうだ。




_170226_142426.jpg
急な階段を下りていくと・・・。




_170226_142430.jpg
そこは砲室となっており、銃眼が構築されていた。
内部はきれいにコンクリートが巻かれ、保存状態は最高だ。




_170226_143134.jpg
砲室を後にし、再び急な階段を登って内部へと進む。




_170226_143900.jpg
洞窟陣地特有の、馬蹄形の坑道が続く。




_170226_144013.jpg
どんどんと進んで行くと・・・。




_170226_144049.jpg
坑道がコンクリートで塞がれている。
上部には隙間がある。
隙間から内部を覗くと、どうやら貯水槽となっているらしい。




_170226_144328.jpg
別の坑道から回り込んで、貯水槽の内部を良く見てみることに。
階段を降りていく。




_170226_144435.jpg
貯水槽は内周をコンクリートで固めて構築されていた。
先ほど内部を覗いた隙間が、画面中央に写っている。




_170226_144551.jpg
貯水槽を後にし、再び別の坑道を進んで行くと・・・。




_170226_144612.jpg
今度は抜け穴らしき壕口が見えてきた。




_170226_144624.jpg
壕口から這い出てみるが、海に面した崖の中腹に開口しているようだ。




_170226_144645.jpg
ここからはどこにも行けそうもないので、再び壕内へと戻っていく。




_170226_144723.jpg
まだ別の坑道があるので、奥へと進んで行く。




_170226_144743.jpg
明かりが見えてきた。
こちらも抜け穴かな。




_170226_144802.jpg
進んで行くと、砲室のようだ。
壕口からはゴミが投げ込まれている。
その向こうは藪となっている。




_170226_144931.jpg
壕口方向から砲室内部を見てみる。
右手に、上部へと掘られた穴があるが、こちらは数メートルで終わっていた。
壕床には土砂が堆積している。
その真上を見てみると・・・。




_170226_145041.jpg
山頂に向けて垂直に掘られた通気口が。
何かしらの排気をしていたのかも知れない。




_170226_145041b.jpg
最後に、奥へ伸びた坑道を進んでみる。




_170226_145839.jpg
また、明かりが見えてきた。
スプレーで『×』と書かれているが何だろう。




_170226_145855.jpg
奥はまた砲室のようになっている。
かなり分厚いコンクリートで巻かれているが、建設途中のようで下半分にしかコンクリートが打たれていない。




_170226_150002.jpg
壕口方向から内部を見てみる。
砲室全体をコンクリートで巻こうとしていたようだ。




_170226_150017.jpg
飛び出た鉄骨は、持ち去られてしまったのだろうか。
鉄骨の切断面は朽ち果てて、ぼろぼろだ。




_170226_150609.jpg
一通り、全ての坑道を周ったので、そろそろ戻ることに。




_170226_151550.jpg
ここには以前潜っている が、かなり昔の事なので十分楽しむことが出来た。




_170226_151703.jpg
そろそろ日没も近くなっているが、この壕の奥にある黒崎砲台を見てから帰ることにした。

黒崎第一洞窟砲台に行ってみた に続きます。 
次のページ

FC2Ad

まとめ