Digital Artworks TeeART Blog.

デジタルから穴ログまで、日々の改造・探索を綴ります ((((っ´ω`)っ

[戦跡] 冨士飛行場の燃料壕を見に行ってみた  2019-01-07

太平洋戦争末期に陸軍によって作られた富士飛行場。
静岡県の富士川沿いにかつてあった飛行場の燃料壕を見に行ってみた。


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現在、道の駅富士川があるこの一帯が、陸軍の飛行場の跡地だ。
現在の地図を見ると、この部分の区画が周囲と異なり整然としているのが分かる。




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燃料壕は、富士川沿いの小高い丘の内部に掘られているという。
空母欲奈氏 の案内の元、藪の中をガサゴソしていると・・・。




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壕の入り口を発見。




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内部をのぞき込んでみると、話に聞いていた通り、盛大に水没している。
ここから見る限り、横方向には 3本の坑道が走っているようだ。




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ウェーダーに履き替えて、水没している壕内へと進んでいく。
深さは膝下くらいだ。




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1本目の坑道を左手に曲がってみる。
おー、けっこう規模がありそうだ( *´艸`)




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そのままどんどんと奥へ進むが、相変わらずの水没だ。




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掘削の際のゆがみなのだろうか。
若干うねりながら、坑道は掘り進められている。




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一番北側のドン突きまで行き、今度は違う坑道へと移動し、更に進んでいく。




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100m × 20m 程度の範囲に、坑道が伸びているようだ。
燃料の貯蔵壕という事だが、かなりの広さだ。




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今のところ、交差部の土砂だまり以外のほとんどの個所が水没している。




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壕床がコンクリートで固められているようで、この付近は歩いても水の濁りが少ない。




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構造は、完全な碁盤の目状ではなく、このように接合部がずれている個所もいくつか見受けられた。




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祐実総軍三等兵氏 が、歩測により郷内図の作図を進めている。




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それほど複雑な構造ではないだが、微妙に曲がりがあるため、なんだか不思議な感じの地下壕だ。




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坑道自体はしっかりときれいに掘られていたのだが・・・。




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隣の坑道と小さな穴で接続されている個所があった。




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穴の向こう側から見てみると、こんな感じだ。
間違って開けてしまったのか、この後、接続させようとしていたのかは不明だが、こういう構造はなんだかワクワクしてしまう。




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一番奥側の坑道を進んでいくと、一部、崩落により土砂が堆積していた。




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その土砂を乗り越えて先へと進んでいくと・・・。




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なんと、壕床のコンクリートや、端に作られた排水溝がしっかりと残されていた。




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しばらく乾いた壕内を進んでいくが・・・。




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この部分以外は、ほとんどが盛大に水没している状態であった。




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でも、最大深度で膝上くらいだから、ウェーダーあれば余裕かな。




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一通り壕内を回ったので、そろそろ外へ出ることに。




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ちなみに、外と接続されている壕口は、これ以外にも数か所あった。




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しかし、川沿いの、なんの変哲もない丘の内部に、このような燃料貯蔵壕が残されているのを、地元民は知っているのだろうか。




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ということで、一通りの探索を終え、帰りは箱根越えからの海沿い R134経由にてあッという今に帰宅しました(^^)/

[戦跡] 舞鶴鎮守府司令部の地下壕を探しに行ってみた  2019-01-02

せっかくの連休なので、夏に行って以来とても気になっていた、舞鶴鎮守府の地下壕の壕口を探しに行ってみた。


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と言うことで、早速ガソリンを満タンに。




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でも、今回はあくまで家族旅行のついでなので、横浜を出て、新潟→富山→石川→福井を経由して、オール下道で京都の舞鶴までやってきた。




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4ヶ月ぶりにやってきた赤レンガ倉庫。
ここに家族を残してちょっとだけ探索へと行ってみることに!!!




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奥に見えている小高い丘の内部に、舞鶴鎮守府の地下壕が眠っているのだ。




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当時から平場だったのだろうか。
地下壕の壕口前にはかなりの広さの平場が広がっている。




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平場に無造作に置かれているパイロンの下には、排水溝らしき跡が。
まあ、当時の物では無さそうではあるが・・・。




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そしてこれが この夏に舞鶴に行った際 に見た舞鶴鎮守府の地下壕の壕口だ。
こんな大きな壕口があるのだから、周囲にはもっとたくさんの壕口があるはずだ。
前回は行政関係者の案内人がいたので無茶出来なかったのだが、今回は、時間の制約はあるものの、単独探索だ。




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まずは塞がれた大きな壕口を調べてみる。
最上部までびっしりとコンクリートブロックで塞がれている。
壕口上部には、鉄製の遺物が遺されている。




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コンクリートブロックは壕口の前面を覆うように施工されており、ここからの進入はちょっと難しそうだ。




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ちなみに、壕口の両脇にあるコンクリートには、大きなスリットが設けられていた。
後年に作られた法面の擁壁ならばこのような溝は必要ないはずなので、これは当時の物なのかも知れない。




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塞がれた大きな壕口から左手にガサゴソと薮に突入。
すると、すぐに壕口が見えて来た。
こんなにすぐに見つかるとは!!!




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落石防止柵の内側に潜り込み、早速壕口の前へ。
コンクリートが巻かれた立派な坑道だ。
奥には土砂が見えている。




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奥へと進んでいく。
かなりの量の土砂だ。




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奥を調べてみると、完全に土砂で埋まっている。
どうやら人為的に破壊しているようだ。




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壕内から、壕口方面を見てみると・・・。




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壁面には多数の穴が。




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反対側の壁面にも同様に多数の穴が開けられている。
どうやらダイナマイトで爆破し、壕口を塞ぐ準備をしていたようだ。




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ちなみに、この壕口の真上には、通気口が設けられていた。




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今でもしっかりと上部へ抜けている。




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司令部壕の内部に入れる所は無いかと、更に薮をガサゴソしていると、再び壕口を発見!!!




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こちらもコンクリートが巻かれており、しっかりした作りとなっている。




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神奈川県にある城ヶ島の地下壕 と似た、真っ白い通路が奥へと伸びている。
奥には扉の跡らしき物も・・・。




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しかし、こちらも盛大に崩落しており、奥へ進むことは出来なかった。
奥にちょっと隙間があるように見えるのだが・・・。




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上部には瓦礫が詰まっており、とても進んでいける状態ではなかったのだ。




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この壕口も、人為的に爆破しているように見えた。




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また、こちらの壕口の入り口付近にも、ダイナマイトを差し込むための穴が。




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あくまで憶測になるが、壕口付近を爆破すると土かぶりが薄く、いずれ進入可能になってしまうので、より確実に進入出来なくするために、奥に爆薬を仕掛けたのではないか。
三重県の半田でも同様な爆破解体を見ているが、それと似ているように感じたのだ。




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しかし、壕口付近の作りはホント素晴らしい。
もしかしたら司令部内部はコンクリートで巻かれているのではないかとも思えてくる。




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他にもきっと壕口はあると思うのだが、これより先は自衛隊の管理用地だ。
さすがに自衛隊用地の柵を越えることは出来ないし、もし越えたとしたら、記事にすることも出来ない(^^;




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しかも、この柵の向こう側は、すぐに自衛隊の建屋が並んでいる。




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と言うことで、時間がもう無いのだが、今度は塞がれた巨大壕口の右手を調べてみることに。




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しかし、見える範囲には壕口らしき物は見当たらない。




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もう少し時間があれば、山の向こう側を調べに行けるのに・・・・。

と言うことで、30分程のスピード探索だったが、奥が破壊されていた、2つの壕口を発見することが出来た。
この様子だと、他の壕口を見つけたとしても爆破されている可能性が高いが、実際に見てみるまではなんとも言えないので、ここはまた、本格的に調べに来ようと思う。


[戦跡] 富士川近くにある愛宕山地下壕探索~後編  2018-12-21

この記事は、[戦跡] 富士川近くにある愛宕山地下壕探索~前編 からの続きです。


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早速、内部へと!!
しかし、入口に設置されている柵はびくともしない。
出入りできるように作られてはいるが、南京錠にて施錠されている。
南京錠であれば容易く開錠できそうだが、とりあえずは山の裏手に回り込んでみることに。




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かなりの急斜面を、草木につかまりながら進んでいく。
足を滑らせたら、木にでも引っかからない限り、落下途中で止まることは難しそうだ。




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先ほどの壕口から高さを変えないように、どんどん進んでいく。
急斜面過ぎて、写真を撮っている場合じゃなくなってきた




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そのまま奥へと進んでいくと、やがて平場が現れた。
愛宕山地下壕の別の壕口に間違いないはずだ。




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それでは早速内部へと!
坑道の高さは2mも無い。
しかし、崩落も少なそうな雰囲気だ。




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入って数メートル進むと、すぐに右手に方室のようなものが・・・。
壁面には銃眼も作られている。




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銃眼から外部を覗いてみるが、木々が生い茂っているのが見えるだけだった。




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本坑に戻り、奥へと進んでいく。
途中、ちょっと屈まなくてはいけないくらい天井が低くなっている。




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途中、分岐があったが、とりあえずは一番奥まで進んでみる。




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すると、柵の付いた壕口が見えてきた。




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ぐるっと回り、戻ってきた形だ。
ここから脱出することが出来れば早いし安全なのだが、ここは戻るしかない。




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戻る途中、まずは左手の枝坑に入ってみる。
こちらは数メートル進み、部屋状の閉塞で終わっていた。
足元に開いた狸穴の内部には数匹の動物の気配がしていた。
おそらく、タヌキかハクビシンあたりだろう。




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本坑に戻り、今度は右手の枝坑をのぞき込む。
ここも同様に、閉塞した部屋のようになって終わっていた。




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周囲を調べながら、進入した壕口へ向かって歩いていく。




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すると、頭上にロッドを刺していた跡が。
この付近には、同様のロッド跡がいくつか見られた。




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分岐も少なく単純な造りの壕だが、壕内は広くなったり微妙にうねったりと変化に富んでいる。




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天井の低い坑道を抜け、壕口まで戻ってきた。。




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外に出て、滑り落ちそうな斜面を再び戻っていく。
これは、天気の悪い日のアクセスは難しそうだ。




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車へと戻り、付近にあるというもう一つの壕口へやってきた。
壕口は、道脇の駐車スペースの前に、大きく開口していた。




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内部に入り、すぐに左へと折れる。
坑道は、ゆっくり下っている。
掘り込みはやけに四角く掘られている。




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しばらく下っていくと、坑道は左手に折れた。
しかしその先は盛大に崩落している。




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先にも空間がありそうな感じなのだが、大量の土砂に阻まれて、これ以上はどうしようもない。




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穴の先は道路ののり面方向に向かっているので、周辺に何か痕跡があるか探してみた。




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すると、斜面に壕口を発見!




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隙間は20cm 程度しかないが、ちょっと掘ればなんとか中に入れそうだ。




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壕口前の土砂をスコップで掘り、体が入れる隙間を作る。
内部はかなりの落差があり、下までの距離も分からない。
そこで、まずはすじさんが、ロープで降下してみることに。




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壕口から下っていたすじさんだが、内部はすぐに閉塞しているという報告が。
残念ながら奥には続いていなかったようだ。




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という事で、富士川SAに戻ってきた。
今回は愛宕山地下壕周辺の探索だったが、この周辺にはまだ複数の地下壕が残されているようなので、機会を見てまた潜りに行こうと思う。


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