Digital Artworks TeeART Blog.

デジタルから穴ログまで、日々の改造・探索を綴ります ((((っ´ω`)っ

久しぶりに夏島と貝山に潜ってきた  2024-04-11

北海道行きのフェリーで仲良くなった探検部の大学生さん達と、夏島と貝山周辺の地下壕を見に行ってみた。



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鎌倉駅近くで女子2人と待ち合わせる。
当日は生憎の雨模様だが、壕内に潜ってしまえば関係ないだろう。




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夏島にて yakumo氏と合流し、4人で早速壕内へ。




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夏島には多くの地下壕が残っているが、およそ 8年ぶりの訪問である。




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久しぶりに潜ったが、内部の様子に大きな変化は無さそうだ。




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巨大な掩体壕も健在である。




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かなり崩落が激しい部分もあるが、この場所は以前よりこんな感じだ。




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落盤により押しつぶされた車両は、原型が分からないほどに朽ちていた。
以前はもう少し車の形をしていた気もする・・・。




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ご案内した二人は、大学の探検部に所属しているという事だが、軍事目的の地下壕に潜るのは初めてという事で、果敢にあちこち見て回っていた。




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ここに来るたびに毎回違う場所に移動しているタンクローリーのおもちゃは、今回は掩体壕の土砂の上に置かれていた。




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それにしても夏島地下壕の掘削はとてもきれいだ。




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このまま人知れず放置されているのがもったいないな。




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誰かが海軍食器の発掘に来たようで、床面に大量の海軍食器が散らばっていた。




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門柱型クレーンの基礎部分が残されている巨大坑道。




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そこから横坑へと入って行くと、天井にたくさんの碍子が残る非常にいい感じの坑道が。
ここは夏島の地下坑道の中で一番好きな場所だ。




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奥に進むと大きな空間があり、木製クレーンの残骸が折り重なっている。




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奥にあった木製の構造物も、かなり崩落が進んでしまった。
初めて来たときは、まだクレーンの柱も倒れずに残っていた物があったのを記憶している。




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天井部分の吹き付けも剥離を始めている。
これもやがて剥がれ落ちてしまうのだろう。




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地下壕は全てが接続されているわけではないので、一旦外に出て次の地下壕に向かう。
まだ冷たい雨が降っている。




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夏島にあるたくさんの地下壕はそれぞれ用途が違い、構造自体も変化に富んでいて楽しめる。




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残留物はほとんどが持ち去られてしまったが、通信機の残骸はまだ残されていた。




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トランスはともかくとして、真空管が割れずに残っているのはすごいな。




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1階部分の地下壕を一通り回ったので、周囲を調べながら上部へと進んで行く。




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山肌には当時の軍道が残されている。




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風の吹き抜ける2層目部分の壕も、ちょっとだけ見て回る。
広さはかなりあるのだが、この壕は基本的に碁盤の目になっているので、あまり面白味は無い。




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久しぶりに山頂までやってきた。
朝方振っていた雨も、ほとんど止んでいる。




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山頂には明治砲台時代の遺構が多数残されている。
以前来た時と状況はさほど変わっていないようだ。




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斜面が滑り落ちたことにより半分崩落した掩蔽部。
そのうち全部落ちてしまうと思っていたが、意外にも持ちこたえている。




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頂上にある監視鉄塔にスルスルと登り始める探検部女子。
さすがだ・・・。




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いつかはあの上に行ってみたいと思っているのだが、自分は高いところは苦手なのである。




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山頂の海軍柱も健在だった。
雨に洗われたおかげで、非常にきれいに見える。




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雨も止んだので、本日最後はお隣の貝山地下壕へ。




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まずは上部にある航海科の壕を回る。
壁に四角い掘り込みがある、特徴的意匠を持つ壕だ。




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そのまま下部の壕へ。
この壕は貝山の1層目で一番有名な地下壕だ。
貝山の1層目には他にもいくつもの壕があるが、この壕のみ一般公開することもあるようだ。




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内部を回っていると・・・。




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何じゃこりゃ!?
知らない間にすっかり整備されているではないか!!
見学者用の安全対策なのだろうが、まるで貝山じゃないみたいだ。




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一区画のみではあったが、すっかり管理区域となってしまっている。




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管理された空間は何となく居心地が悪いので、荒れた区域を中心に壕内をうろうろ。




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という事で、一日中地下壕に潜っていた一日だった。

今度は久しぶりにお隣の野島に潜りに行こうかな (^^)/


矢納発電所跡を見に行ってみた  2024-04-08

埼玉県で最初に出来た発電所がひっそりと残されているというので見に行ってみた。



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神川町を抜け国道462号を下久保ダムに向け車を走らせる。




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国道462号から県道331号線に入りしばらく進み、現地に到着。




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発電所跡へのアクセスは非常に簡単という事だが、念のための装備をし早速山に入る。




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眼下に何か見えてきた。
あれが発電所の建屋跡なのだろう。




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建屋の近くまで降りてくると、小さなトンネルが。




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ちょっと見に行ってみよう。




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トンネルを抜けると、手すり付きの山道が。




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そして、その先には止水栓のハンドルのような物があった。




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すぐ横には神流川の支流が流れている。
設備は見当たらないが、このハンドルで水の流れを何かしら制御していたのだろう。




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これ以上先には行けないので今来た道を戻る。




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ちなみに先ほどのトンネルだが、出てきた坑口は高さがなぜか1mちょっとくらいしかない。




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腰を屈めて潜っていく。




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トンネルを出た先はすぐに矢納発電所跡だ。




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遺された安全第一の看板が良い味を出している。




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出入り口のすぐ脇には、大きめの開口部が。
何だろうこれは。




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少し離れて全景を見てみる。




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壁に取り付けられた配電線の碍子がめちゃめちゃかっこいい!!




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という事で、とりあえず中に入ってみる。




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据え付けられていただろうたくさんの機械が取り外され、内部はかなり大きな空間が広がっていた。




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壁には新しめの落書きが。
何かの撮影に使えそうな感じだ。




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入って来た方角を振り替える。
漆喰が剥がれ、煉瓦が露出してきている。




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コンクリートの床面にはたくさんの掘り込みが。
往時は電気ケーブルが埋設されていたのだろう。




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掘り込みに落ちないように奥へと進んでいく。
すると、床下に地下室が!




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あの階段を下れば階下に行くことが出来そうだ。




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木製の階段をゆっくりと降りて行く。
かなりボロボロだが、まだしばらくは機能を保っていそうだ。




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階下にはドラム缶やたくさんのゴミが散乱している。




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振り替えるとそこには崩落した横穴が。
導水管だろうか。




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地上の床面までの高さはおよそ4m程か。




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あの階段が崩落したら、自力で戻るのは難しいだろう。
でもドラム缶が2本あるから、上手く重ねれば助かるかも・・・。
そんな事を考えながら近い部分を調べて行く。




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足元に直径50cm程度の穴が開いていた。




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中をのぞき込むと、地下水槽のようだ。
落ちたら助からなそうだ。




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一通り近い部分を見て回ったのでそろそろ地上階へと戻ることに。




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朽ちた階段を上がり・・・。




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地上へと戻ってきた。




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今度は入って来た側と反対側の出入り口から外に行ってみる。
こちらの開口部の幅は入って来た出入り口に比べ、半分ぐらいだ。




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外に出るとすぐに廃墟のような建物が。




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天井も垂れ下がってきており、半壊状態だ。




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とりあえず、行ける所まで行ってみよう。




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工具を常置していた跡が残っている。
この建屋は宿直室みたいな感じで、急なトラブル等に対応していたのかも。




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建屋の先にもまだ道は続いている。




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そのまま川沿いを進んでいくような感じだ。




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この位置から振り替えると、発電所跡と半壊した建屋の位置関係が分かりやすい。




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熊出没注意の看板も出てきたことだし、これ以上進むのはやめておいた。




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発電所跡の裏側。
素晴らしい造形だ。




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外周を歩いて戻ろうかと思ったのだが、かなり荒れていたので再び内部を抜け、戻ることに。




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床面の電路がいい感じだ。




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そして、横面に取り付けられた大きな窓も、すごくいい感じ。




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足元の電路近くにあった鋼鉄製のパイプは酸素で切断されていた。




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ちなみにこの発電所跡だが、きちんと管理保存されている訳でも無さそうだったが、近代土木遺産には登録されているようだ。
とは言っても、地主の胸先三寸でいつ解体されてしまうかは分からない。




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車を停めている県道まで戻ってきた。
路側にはお地蔵さんが鎮座している。




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この発電所跡はアクセスも良く気軽に立ち寄れる場所にあるので、機会があればまた見に来ようと思う。



[戦跡] 群馬県の月夜野にある中島飛行機後閑地下工場跡に潜ってきた  2024-03-08

高崎市の公園にある巨大遺構を見た後は、50Km程北上し、月夜野町へ向かう。
ここには終戦直前に掘られた地下工場の跡地があるという。



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yakumo氏と共に現地に到着。
早速壕口から体を滑り込ませる。
規模はそれほど大きくなさそうだと思っていたのだが、内部はかなりの広さがありそうだ。




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壕口付近はコンクリートが巻かれていたが、内部はごつごつとした岩がむき出しの素掘りの状態だ。




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まずは左手奥へと進んでみる。




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所々に水没箇所があるが、長靴で十分進める深さだ。




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じゃぶじゃぶと奥へと進んで行く。




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基本的には碁盤の目状に掘られてはいるのだが、場所によっては微妙に向きが変わっており分かりにくい場所もあるようだ。




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右奥にあるのは山頂に抜ける斜坑だろう。
大きな石が転がり落ちてきており、かなり荒れていそうだ。




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斜坑は後回しにして、まずは全ての坑道を回ってみる事に。




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山肌に面する側は排水が悪いせいかかなりの水没となっている。
奥の方は長靴だけでは無理そうだ。




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今回はウェーダーを持参していないので、これ以上奥へ進むことは出来ない。




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と言っても、別の坑道から回り込んで行けばほとんどの個所を回ることが出来た。




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坑道を奥へ奥へと進んで行くと、飲料ボトルのケースのような物が積みあがっていた。
倉庫として利用していた時期の遺物だろうか。




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坑道によっては、ズリが残されている場所もある。
この地下工場自体が完成することなく終戦を迎えたという事なので、未完成の部分なのかもしれない。




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坑道を南側に向かって更に進んで行くと・・・。




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なにやら現役設備のような空間が。
奥の壕口部分にはシャッターがあり、床面もコンクリートにより舗装されている。




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ということで、このエリアは深入りせず、別の坑道へと・・・。




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当時の物だろう碍子が、天井に残されている。
壕内にはこれ以外にも多数の碍子が残されていた。




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床面には随所に排水が切られている。
壕口が埋まっていなければ、水没区間の水も外に抜けていたはずだ。




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南側は全て見て回ったので、北側に戻り、斜坑へと行ってみる。
上れないことは無いが、かなりの急坂で石もゴロゴロしているので非常に怖い。
yakumo氏はどんどんと登って行ったが、自分は登ることは出来ても安全に下れる自信がなくこの辺りで待つことに。




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上まで見に行った yakumo氏の話によると、最奥部で折れ曲がり山頂付近に抜けていたとの事。




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それにしても足場が悪く、しかも濡れているせいでつるつると滑る。
半分くらいまでしか登っていないのに、下りは本当に危ない感じだった。




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yakumo氏も恐る恐る下ってくる。
落ちている石が転がり始めると、一番下まで止まることは無いので細心の注意が必要だ。




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斜坑を後にし、見ていないエリアに向かっていく。
天井には十字の形をした碍子の台座が。




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どんどんと奥へと進んで行く。




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すると、床面に土砂が堆積しているのを見つけた。
上を見上げると遥か上まで垂直に伸びる立坑が。




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土砂の上に立ち立坑を見上げる。




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かなりの大きさがある立坑だ。




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最上部は開口してい無さそうな感じだったが、もしかしたら水平に折れている坑道があるのかもしれない。
しかし、懐中電灯で照らしてみても良く分からなかった。




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堆積した土砂の上を進んで行く。




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この辺りは、現在キノコ栽培か何かに利用しているエリアの裏側だ。




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現役の物かは分からないが、いろいろなパイプやケーブルが這っている。




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壕内の一部が塞がれて、太いパイプが突き出ている。




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湿度を調節するための物だと思われるパイプは壕口に向かって伸びている。




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パイプの伸びる方向へ進んでみる。




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なんと、足元に転がる延長リールは赤く点灯している。
やはりこの辺りは現役の施設のようだ。




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一通り内部を見て回ったので周辺の山肌を調べに行ってみる。




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すると、周囲には今回潜った地下壕とは別の物と思われる壕口がたくさん見つかった。
今回は時間の関係もあり他の地下壕には潜っていないが、この周辺には他にも複数の地下壕が存在すると思われる。
機会を作り、また探索に来てみたい。


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