中華製の怪しいカーボンハンドルを取り付けてからおよそ3年。
今年の夏の日差しがあまりに強かったせいかは分からないが、いつの間にかにハンドルの上部が真っ白になってしまった。
今回は真っ白くなったカーボンハンドルを復活させてみようと思う。

見事なまでに表面が白くなっているカーボンハンドル。
これは、表面に塗られているクリア層の劣化が原因だ。

まずは作業をするためにカーボンハンドルを取り外す。

基本的にはクリアー塗装を塗るだけなのだが、このまま塗ってもきれいには仕上がらない。

そこで、表面を均すために400番程度のやすりで表面を粗削りする。

その後、ハンドルをパーツクリーナーで洗浄し、クリアのスプレーを吹いてみる。
うん、なかなかきれいになった。

細かいやすりで丹念に仕上げて行けば、新品に近い状態になりそうだが、完全な実用車なのでそこまでは求めていないので、今回はこのまま組みつける事に。

せっかくなので、色褪せたハンドル周りのパーツの色も塗っておくことに。

と言っても、組みつけながら艶消し黒のスプレーを吹いていくだけだ。

ステムのボルトは盛大に錆び付いていたので、手持ちのアルミボルトに交換。

うん、なんか、いい感じだ。

どんどんと組み立てていき・・・。

あっという間に完成!!

なんだかきれいになって、気分も一新だ。
でも、ステムカバーだけノーメンテなので、ここだけボロさが際立つな・・・。
この自転車もだいぶ乗っているが、まだ走れる状態なので、まだまだ探索に活躍してもらうつもり (^^)/
以前購入した電動バイクのLOM。探索に行く際に便利に使用しているのだが、積載がちょっとめんどくさい。
車中泊しないのであれば適当に車内に放り込んでおけば良いのだが、車中泊を伴う探索の場合は、寝る場所を確保するために、立ててベルトで固定しているのだ。
ハッチに取り付けているサイクルキャリアに積み込んでしまうという手もあるが、悪天候の中で電動バイクを濡らしてしまうのも憚られる。

そこで、ハイエースの車内でLOMを自立しておけるようなキャリアスタンドを作ってみる事にした。

材料は適当な鉄材を使用し、サイズは小さく重さも軽くを目標に作っていく。

設計図は頭の中なので、現物と合わせながら鉄材を切断し、部品を作る。

部品を溶接し組み合わせながら・・・。

まずはこんな形のものが出来上がった。

この上に実車を置き、固定方法を詰めていく。
と言っても、基本的には置くだけで安定する構造にしていく。

いろいろと考えてみたが、丸棒で抑えるのが簡単そうだ。

曲げた丸棒を組み合わせ、タイヤを固定する部分を組み立てていく。

前後共に似たような感じでタイヤの抑えパーツを作る。

そして出来上がったのがこれ。

ディスクブレーキの内側で、タイヤを支える構造だ。

当初は鉄材にゴムを巻こうと思っていたのだが、鉄材はハブの部分を避けるように曲げてあるし、鉄材とバイク本体の接触はタイヤ部分だけなので必要ない感じだった。

上から乗せるだけで、見事に安定し、揺すっても倒れる気配は無い。
うん、いい感じだ。

もっと補強が必要かと思っていたが、これで十分そうなので形を整え、各部を本溶接していく。

そして、まずは白く塗装。

仕上げはいつものオレンジ色に塗装し、クリアで仕上げてみた。

ハイエースの車内に置いてみるとこんな感じ。
スペースの占有率がこれだけなので、寝る場所も十分確保できる。
キャリアスタンドの下にマットを敷いておけば、多少タイヤが汚れていても気にならないかな。

ということで、車内積載用キャリア、完成です。

使わない時はガレージの屋根にでもぶら下げておこうと、適当なフックを製作。

こうやってぶら下げておけば邪魔にもならない(^^)/
という事で、今後、電動バイクの持ち運びに活用していこうと思ってます!
今シーズンは雪が多く、例年ならそろそろオープンする奥只見スキー場のオープンも延期になってしまった。
しかし、3月26日にオープン決定!!という事で、春シーズンに向けてスクートの整備をしてみた。

整備するのは普段ほとんど乗ることのない2号機。
今回は板と、ハンドル回りの交換を。
Amazonで入手した数百円のハンドルブレースバー。
作りが悪すぎるので、ちょっと手直ししてみようかな。

まずはアルマイト皮膜を剥がそうと、溶剤に浸けてみる。
しかし、全く色が落ちてこない。
パーツを良く見て見ると、まさかの塗装仕上げだった・・・。

化学的に表面処理が出来ないので、パーツごとに表面を削りなおして形を整えていくことに。

バー自体のデザインも、もう少し細くしてかっこ良くしてみる。

面取り自体、まったくされていないので、やすりで角を落としていく。

ブレースを固定するボルトもそのまま飛び出しておりかっこ悪いので・・・。

締め付けた状態で切断してしまった。

うん、まあ、こんなもんかな。

グリップも、握りやすい形の物に交換。
異形グリップは今まで避けて来ていたのだが、1号機に取り付けてみたら予想以上に扱いやすかったので、こちらにも付けることにした。

グリップエンドはこのハンドルには入らない形状だったので、周囲をバッサリとカット。

その状態でハンドルに押し込み、締めこんだ。

続いてステムの肉抜きを。
強度的にはもちろん低下するが、問題なさそうな程度まで不要部分を削っていく。

これだけでもかなりの軽量化だ。

最後はブッシュ類と板の交換だ。

この車体に取り付けていた板は、経年劣化でかなり劣化していたので、お安めの新古品ボードを取り付けた。

これでまたしばらくは安心して滑れるかな。

という事で、5月のクローズまでは奥只見スキー場で楽しみます!