Digital Artworks TeeART Blog.

デジタルから穴ログまで、日々の改造・探索を綴ります ((((っ´ω`)っ

ハイエースのイカリングを交換しました  2023-11-30

かなり昔に取り付けた、ハイエースのフォグランプ周りのイカリング。
当時のLEDに比べ、最近のLEDは品質も発色も良くなっていそうなので、交換してみる事にした。



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Amazonで 2000円程度で売られているイカリング。
サイズは、今取り付けてあるものを計測し、その数値に一番近い、内径 86φ、外径 95φの物を購入してみた。
点灯確認すると、きれいに均一に光っている。




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とりあえず、現在取り付けているイカリング付きのフォグカバーを引っこ抜き・・・。




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どんどん分解していく。




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フォグカバーは洗っておくことに。




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取り外したイカリングと、今回購入したイカリングを重ねてみると、サイズ的にはほぼ一致。
これは加工無しで交換できるかな ( *´艸`)




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と思ったら、爪の位置が全く違う。




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そんな事は大した問題じゃないので、ペンチで爪を切ってしまう。




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よし、今度は大丈夫だろう。




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しかしイカリングをはめ込んでみると、微妙に入らない。
イカリングの内径が、微妙に小さいのだ。




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無理やりはめ込もうと思えば行けそうな感じもするが、圧力がかかったままになるので経年劣化で破断するのは目に見えている。
そこで、内径をほんの少しだけ削ってしまう事にした。




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0.1mm程度削ると、イカリングはフォグカバーにぴったりと収まった。




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両面テープを貼り・・・。




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組み立てていく。




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いい感じでイカリングの交換が終了。




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ここでもう一度点灯テストを。
うん、問題なさそうだ。




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あとは配線を作成し・・・。




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防水テープを巻いてバンパーの裏側に固定していく。




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左右とも配線を処理して作業終了!




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そろそろフロント周りのイメージを変えたい気もするけど、初期型バンパーに後期型ライト仕様のハイエースはまだ他で見たことないので、まだこの仕様のまま乗って行こうかな。



ハイエースのスライドフロアを耐荷重の高いものに交換しました  2023-11-15

以前に製作したハイエースのスライドフロア。
特段不具合も無く使用していたのだが、せっかくなので、引き出し量も多く耐荷重にも優れる物に交換してみる事にした。



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現在取り付けているスライドレールの上に、今回購入したスライドレールを置いてみる。
どちらも最大まで引き出してみる。
現状よりかなり飛び出させることが出来そうだ。




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基本的にはレールを交換するだけなので作業は簡単なはずだ。
まずはスライドフロア上の荷物を全て下ろす。




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そして、手作りベッドマットも全て取り外す。




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計算上は、今回購入したスライドレールの幅でも問題ないはずだが、念のため奥の方まで計測してみる。
うん、これなら今の台座のままスライドレールの入れ替えのみで対応できそうだ。




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スライドレールと台座を止めてあるビスを取り外し・・・。




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再利用する台座を取り外す。




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そして、今まで使用していたスライドレールを取り外す。




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真ん中に写っているのが今回購入したスライドレール。
重さも今まで使用してたものに比べ、非常に重く片手では持ち上げる事も大変だ。
ちなみに重さは 15キロくらいあった。




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という事で、早速新たなスライドレールを設置していく。
すると、左側のレールが、ベッド基台のウーファーに干渉することが分かった。
少しの干渉なら金属部分を切り取ってしまおうかとも思ったのだが、これだけ干渉しているのでそれは無理だ。




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そこで、ウーファーの取り付けをベッド基台内側からのビス留めに変更することに。




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見える所では無いが、穴あけ部分には黒いアルミテープを貼っておいた。




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そして、ベッド基台内側からしっかりとスピーカーをビス留めする。




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うん、まあこんな感じかな。
今後、ここはこの大きさのスピーカーカバーを見つけ、枠でも付けておけばカッコよくなるかな。




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ここで一度実際にパーツを並べてみる。
うん、問題なさそう( *´艸`)




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早速今回購入したスライドレールを取り付けていく。




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荷重の計算上は、ベッドの基台に木ネジで留めるだけでも十分なのだが、念のためアルミ平板で金具を作り、車両の床板ともねじ留めする仕様にすることに。




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上方向への荷重がかかるスライドレール奥 (車両前方側) のみ、床板と共締め。




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ハッチ側は取り付けの位置を合わせるスペーサーとして、ベッド基台の間に挟まる金具、計6個を作成した。




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レール間の幅、つまりレールを平行に設置しないといけないので、フロア幅と同様のアルミ棒を用意し、それに合わせながらレールの取り付け位置をワッシャで細かく調整しながらレールを設置していく。




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取り付けたレールを引き出し、上下に荷重をかけ様子を見る。
うん、全く問題なさそうだ。
しっかりとレールを取り付けることが出来た。




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ウーファーとの干渉も全くなし。




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ちなみに、スライドレールの長さが長くなったことによりレールとフロアの接続箇所が増えたため、今まで取り付けていたキャスターは不要となった。

また、以前の記事にあるキャスターの破損は、金属キャスターに交換することによって全く起きていなかった。




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フロア基台の取り付けが完了。
左右 5か所に M5ビスにてしっかりと固定されている。




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レールの引き出しも、するすると軽く動き、めっちゃ気持ちいい!!




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フロアの床板も、今まで使用していたコンパネを再利用。
枠内きっちりの大きさなので、ビス留めした位置を避けるための凹みを周囲に付けてある。




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枠自体に変更は無いので、もちろんぴったりと嵌まった。




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床板を置いた状態で、再度スライドフロアを出し入れしてみる。
今までより、かなり剛性感が増しているのが分かる。




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問題なさそうなので、マットを敷き仕上げをすることに。




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下ろしていた荷物を再度積み込む。




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荷物自体の重さは合計 80キロ程度なのだが、もちろんそのくらいの重さは全く問題なし。
というか、今までのレールでも問題無かったが。




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ベッドマットを戻し、作業終了。




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収納したときの見た目は今までと全く変わらないのだが・・・。




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スライドフロアを引き出した時の出幅が全く違うし、剛性感が非常に増したのでかなり満足だ。
今までよりたった 40センチ多く飛び出ているだけなのだが、一番奥の荷物にも簡単にアクセスできるようになった。

ということで、しばらくはこの仕様で使用してみて、また何かやりたくなったら更なる改良をしてみようと思う。


トレーラーの車検と慣性ブレーキ用ショックの改造をしてみた  2023-11-11

車検切れで1年位放置していたトレーラーの車検に行ってきた。
稼働率も落ち処分してしまおうかとも思ったのだが、維持費も安いし、ま、もう少し持っていようかなと。



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という事で、仮ナンバーを取り、ノーメンテのまま軽自動車検査協会へトレーラーを引いて行く。




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書類を書き、早速車検を受ける事に。
5分位で検査も終わり、無事合格と思っていたのだが・・・!!




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なんと、右側のブレーキランプが点灯していないという。
ハーネスを調べてみるが、問題無く電気は来ているようだ。




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一人で作業しているため、ランプを取り外して動作確認してみると・・・。




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あれ?
問題無く動作してる!?




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しかし、検査官を呼んでみてもらうと、やはりブレーキランプは点灯しない。




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これはもう接触不良くらいしか考えられない!
という事で、ランプを殻割りしてみる事に。




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基盤にテスターを当て調べてみると、原因は基盤に入力される配線のはんだが割れており、接触不良をおこしていた事が分かった。
そこで、基盤にはんだを盛り直し、修理完了!!




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再度検査官に来てもらい、ブレーキランプを確認してもらう。




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点灯することを確認してもらい、無事に車検合格!




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これで2年間はいつでも動かせる状態になった。




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殻割りしたランプは防水加工しておかなくちゃ・・・。




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ちなみに車検には問題無く合格したものの、慣性ブレーキの動きが気になっていた。
と言うのも、慣性ブレーキが利いた状態からのシャフトの戻りがとっても遅いのだ。




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原因は分かっている。
慣性ブレーキのショックが抜けているのだ。
以前より何度か交換しているのだが、本国から取り寄せると高いし時間もかかる。
構造も理解しているし、溶接機などの機材もあるので、今回は同じ形状のショックを作ってみる事にした。

捨てずにとっておいた、以前交換したショックから部品を切り出していくことに。




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と言っても、再利用するのは両端にあるジョイント部だけだ。




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この部分が特殊な形状をしているので、わざわざバカ高いショックをイタリアから取り寄せなくてはならないのだ。
そこで、このジョイント部分を通常のショックに溶接してしまえば、同じ物が出来るかなと。




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とりあえず、ブッシュを押し出し・・・。




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端のパーツを切り出すことに。




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旋盤で簡単に作れそうなパーツだが、材質も鉄だし、このまま切り取って使う方が楽そうなのでカナノコで切断していく。




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部品確保完了!




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反対側のジョイントは、サンダーにて切り出した。




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次にこの切り出したジョイント部品を、中華製の格安ショックと合体させていく。
このショックは Amazonにて 2000円程度で入手した。




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そして、なんとこのショック、両端がねじ込み式になっている。




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これは、加工がらくちんそうだ ( *´艸`)




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このねじ込みパーツの材質は鉄だったので、このままジョイントを溶接してしまう事に。




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これなら、次回の交換時も同様のショックを入手してジョイントをねじ込めば良いだけだ。




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とりあえず、不要な部分を切り離す。




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うん、これなら上手くいきそうな感じだ。




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切り離したねじ部分とジョイントを溶接していく。




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こんな感じかな。




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溶接した部品をねじ込んで、トレーラー用の慣性ブレーキ用ショックが完成!




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最後に、施工部分全体に錆止めの塗装を塗っておく。




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トレーラーから、慣性ブレーキ用のショックを取り外してきたので並べてみる。
長さ的にはほぼ一緒だ。
と言っても、ちょっと縮んだ状態で組み付けるので、長さに関してはそこまで気にしなくても大丈夫だ。




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ショックの容量に関しては、今回入手した中華品は純正よりも少ないので、もしかしたら純正よりも痛みが早いのかもしれない。
まあそこらへんはシールの性能とかにもよるので、何とも言えない感じだ。




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ということで、今まで交換に数万円かかっていた慣性ブレーキのショック交換が数千円で完了した。
早速、トレーラーに鉄材やバッテリーなどを 200Kg程度積んで引いてみたが、良い感じで慣性ブレーキが利くようになった。

トレーラーの調子も良くなったし、久しぶりにトレーラー引いて遠出でもしようかな (^^)/




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