Digital Artworks TeeART Blog.

デジタルから穴ログまで、日々の改造・探索を綴ります ((((っ´ω`)っ

[戦跡] 貝山地下壕 第1工区  2010-09-14

貝山緑地周辺を回ったので、今度は貝山地下壕の第1工区へと侵入していく。


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入れそうな個所はたくさんあるのだが、どこもかなり狭い。
匍匐前進しながら、ずるずると内部へ入り込んでいく。




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内部には広い空間が広がっていたが、第2工区に比べると、やや雑な作りだ。
壕床には崩落した瓦礫が転がっており、でこぼこして歩きにくい。




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天井部分にたくさんの碍子が残されていた。
ここから壕内に分岐していたのだろうか。




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碍子がおかしな状態でぶらさがっていた。
誰かがいたずらでぶら下げたのかはわからないが、少なくとも当時の設置状態ではないだろう。




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壕内はそれほどじめじめしている訳ではないが、各所に水溜りができていた。
一応、側溝は構築されているのだが、そもそも壕床がでこぼこになってしまっているので、上手く機能していない。




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壕口近くにたくさんあったゴミも、奥へ進んでいくとほとんど無くなった。
幅 2.5m、高さ 2m程度の坑道が続く。




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ちょっと広くなった壕床に、いくつもの掘り込みがあった。
建物の基礎部分だろうか。




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この壕は、坑道の断面が一定ではなく、先ほどまで弧を描いていた天井部分が、いつのまにか平らになっていた。
2層目部分の壕ほどかっちりとはしていないが、丁寧な堀込みだ。
両側には側溝も掘られている。




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奥の方にはかなり広い空間が広がっていた。
天井まで 5m程度はありそうだ。




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貯蔵庫のようないくつもの大きな空間が広がっているのだが、この空間は直接外部とはつながっていない。
坑道を辿って外へと向かうしかないのだ。
こんな奥の広い空間が外部と接合されていないのは、珍しいのではないか!?




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ちなみに第1工区は左下のブルーの部分であるが、内部を歩くと、壕内図ほどまっすぐでは無い気がした。




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本坑と本坑は、枝坑により接続されている。
比較的よくある光景ではあるが、自分的にはかなり萌える構築だ。




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盛大な水溜りの中を、板を足がかりにして進んでいく。
車に戻れば長靴はあるが、頑張ればまだ進めるようなので、このまま進む。




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当時はどうやって水を排出していたのか疑問になるほど、外部との接続が無い坑道が続く。




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戦後のゴミ以外、ここまでめぼしい遺留品は無かったが、ここにきて海軍食器を発見。
ホーロー製のありがちな物だったが、状態はなかなか良い。
錨マークは旭日入りの物だった。




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ほかにも電球が発見されたが、これも稼動時の物なのか?
GENERAL ELECTRIC社の電球自体、壕内で発見したのは初めてである。
発見される電球はマツダかエビス以外見たことが無い。
しかも、この電球は 120V仕様だ。
もちろんフィラメント式の電球であるから、 100Vでも点灯するが、もしかしたら米軍接収時の残骸かも知れない。




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一見、隠し通路のように見えたのだが、何かを塞いでいる訳では無さそうだった。





以上、第1工区の内部を回ってきたが、壕内が荒れている印象が強かった。
壕口付近のゴミもかなりあるし、各所の崩落もある。
また、水没(水溜り程度ではあるが)箇所があることも、そう思わせる原因だろう。
ただ、出入りの困難ささえクリア出来れば、壕内に危険な箇所は少ないと思う。

貝山緑地には、貝山地下壕の第1工区、第2工区、第3工区、そして上部に3つの壕があるのを確認したが、それ以外にも未発見の壕があるかも知れないので、今後とも調査を続けて行くつもりである。


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[戦跡] 貝山緑地周辺遺構~貝山地下壕  2010-09-09

横須賀市にある貝山緑地の周辺には、数々の遺構が残されている。
以前のレポートで第二工区を紹介したが、今回は第一工区の紹介をする。
その前に、周辺の遺構の紹介をしてみたい。


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浄化センターの裏の山肌を辿っていくと、いくつもの壕口が見受けられる。
ほとんどが土嚢等により塞がれているが、進入可能な個所もある。




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そのまま奥へ歩いていくと、巨大な横穴が掘削されている。
コンクリートできれいに巻かれており、床もしっかりしているので、このまま放置されているのは非常にもったいない。




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壁面には、米軍の接収時のものか、ペイントが残されていた。




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付近には、巻き立てが無い状態の壕も残っていた。
ここも高さが5m程度はあるのではないか。




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位置的に第三工区の壕口かと思われる。
覗き込んでみても、埋まっているような感じでよくわからなかった。




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山肌に碍子を発見した。
壕内に電気を引き込んでいたものであろう。




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<岐>の刻印がある。
岐阜で生産されたものだろう。




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半分埋もれている壕口だが、これは、第二工区の廃車がある壕の入り口だ。




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ちょっと狭くて急だが、中に進入することが可能だ。




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たくさんの廃材と共に、奥のほうに廃車がある。




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そして、山の端のほうまで歩いていくと、第二工区の入り口が巨大な口をあけている。
上部の掘削が特徴的だが、どんな意味があるのだろう。
ノミの跡がたくさん残っているので、この形は建設当時からの物だろう。




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ここから第二工区へと侵入すると、居住区のような入り組んだ通路がたくさんある。




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その奥をどんどんと進んで行くと、第二工区の中枢部へとたどり着ける。
ただ、第二工区と、第一工区は接続されていないので、ここから第一工区へと侵入することはできない。

これ以外にも、観測所の残骸や、頂上付近には砲台跡も残されている。

今回は間単に周辺の遺構を紹介したが、次回、第一工区の内部の様子を紹介していく。


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ハイエースのユーザー車検行ってきた  2010-09-07

ハイエースの車検に行って来た。
今回は、基本的に現状のままの車両を持ち込んでみた。
今までは、サイクルキャリアを外したり、LEDのウェッジ球を差し替えたりしていたのだが、保安基準の概要を読んでみると、どうやらそのまま車検に通りそうである。


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と言っても、社外のヘッドライトを取り付けているため、光軸調整無しで受かるとは思えない。
車検場目の前にある予備検査場にて、光軸を調整してもらう。
光軸調整の間に、予備検査場にて自賠責保険の手続きもしてしまう。
検査場の中でも自賠責保険の手続きは可能だが、予備検査の間にしてしまえば時間の短縮となる。
もちろん金額は一緒である。




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ヘッドライトは、DEPO社の車検対応品を取り付けているのだが、調整によりぴたりと光軸が合った。
格安品だと、どんなに調整しても光軸が出ないこともあるそうだ。
ただ、調整前は、かなり下を向いていたようだ。




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という訳で、平塚陸運事務局にやってきた。
車の登録は横浜陸運事務局なのだが、継続車検はどこの検査場でも受験可能なため、アクセスの良い平塚にしたのだ。




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重量税と検査手数料を払い、ラインに並ぶ。
ちなみに重量税は、現在減税期間中とかで、車検証に記載の金額よりも 5000円ほど安かった。

検査料金 1700円 + 用紙代 20円
純粋な車検費用はこれだけだ。
車検はお金がかかるイメージがあるが、実際は税金や保険にお金がかかるのだ。





検査ラインを通過する際の映像が、常時録画のドライブレコーダーに残っていたので、その映像で簡単なライン検査の説明をしてみた。

動画が見られない環境の人はココをクリック




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検査は拍子抜けするほど問題なく終わった。
懸念していた箇所も、一切の指摘なく通過できた。




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事務所に行って書類を提出し、新しい車検証とステッカーを貰い、終了。
書類の作成や、待ち時間を含め、50分程度で車検は終了。

ちなみに、懸念事項は以下の通り。




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金属製のグリップは問題無しだった。

以前乗っていた、AW11(MR2)の車検の際、Aピラー部のロールバーにパッドを巻くように言われた。
金属剥き出しは問題なのだそうだ。
その経験から、これは何か言われるかもと思っていたのだが、不問であった。




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リアハッチに取り付けたサイクルキャリア。
キャリアは指定部品であるから、基本的に車検とは無関係。
ただ、厳密に言えばこのキャリアは警察の取り締まりの対象かも。
キャリアを展開すると車体の長さの 10%以上、はみ出てしまうのだ(微妙)。

けど、車検に通ることと、警察の取り締まり対象になるかは基本的に関係ない。
車検には通らないのに取り締まり対象にならなかったり、逆に、車検には通るけど、取り締まりの対象になったりもする。
これは、検査場は道路運送車両法に沿って検査を行なうのに対し、警察は、道路交通法に沿って取締りを行なうからだ。




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ヒッチメンバーも指定部品なので、車検とは関係ない。
ただし、車両本体に溶接やリベットにより取り付けてしまうと、車両の一部とみなされてしまうため、構造変更の対象となる。
この車の場合はボルト留めなので問題なし。




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HID、LEDのポジションランプ共に問題なし。

LEDのポジションランプは、物によっては不合格になることもあると、予備検屋の兄ちゃんが言っていた。




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DEPO社製のヘッドライトも大丈夫だった。

まあ、わざわざ高価な車検対応品に買い換えたんだから、合格してもらわねば交換した意味が無い。
ちなみに、車検対応品かどうかは、光軸がちゃんと出るかと言うことだと思う。




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(この写真だとノーマル車高にしてあるが)車高を落とすためにホーシング下に取り付けたジュラルミンのブロックも不問であった。
ただ、あまりに厚いブロックだと、全高の許容値 (車検証の数値から±40mm )を超えてしまうため、構造変更の対象となるのではないか。




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フォグランプに取り付けたHIDも問題なし。
まあ、今までの経験上、フォグランプは光れば大丈夫かと。
厳密に言えば、LEDのフォグランプは、車検は通らないと思うのだが、LEDでも通ったという話も聞く。

※ ( この記事を書いた 2010年当時は LEDの灯火類がまだ認知されておらず、陸自によって解釈もばらばらでした )





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屋根のキャリアも指定部品のため問題なし。

スクート積載用に改造してあるけど、そんなところは見もしない。




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だめかなと思っていた、でかいスモークバイザーも大丈夫だった。
だめだったらその場で外せばいいやと思ってたんだが、こちらも不問だった。




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リアのマーカーランプも問題なし。
まあ、純正で着いてる車もたくさんあるから当然か。
取り付け位置に関しては細かい規定があるが、ちゃんと計ってつけてあるし。




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社外のブレーキランプも問題なし。
ちゃんと、色が出てれば、よっぽどのものじゃない限り、落ちることは無いか。





以上、拍子抜けするくらい何も指摘されずに車検に合格したが、検査場によってはダメな場合もあると思う。
また、同一の検査場でも、検査官によってはダメな場合もある。

その場合は、「以前は合格した!」などと文句を言うよりも、「どうしたら受かるか」を検査官に聞いてみよう。
検査官は合格するためのヒントをたくさん教えてくれるはずだ。
いままで、かなりの回数の車検を受けてきて、不合格箇所もたくさんあったが、全ての検査官は親身になって相談にのってくれた。

ユーザー車検は簡単だし、本当に楽しめます。
未経験者は是非!




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まとめ