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[戦跡] 貝山地下壕~知られざる壕  2012-04-26

当ブログにて何度か紹介している貝山地下壕だが、一般的に知られている下部の大きな3つの壕の他にも、多数の地下壕が掘削されている。
上部にある3つの壕もその一つだが、今回紹介する壕は、それとはまた別の壕だ。

週末、またまた三重県からここ横須賀の貝山地下壕へと潜りにきたのだ。


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非常に狭い壕口から泥だらけになりながら内部へと入ると、そこには想像以上に広い空間が広がっていた。

この壕は、ここ貝山にある他の壕と同様に、非常に丁寧に掘削されているのだが、この壕には他の壕には無い特徴があった。
その一つが、屋内トイレ。
壕口付近にトイレの基礎が残っている壕はあるが、壕内にあるのは珍しい。
知る限りでは、横須賀の船越地下壕とここぐらいである。




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また、主坑道の壕床には、溝のような物が掘られている。
排水用途とは明らかに構造が違うが、目的は分からない。




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天井部分に残っている碍子。




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なだらかなS字構造となっている主坑道。




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主坑道に面するこの部屋には、当時、吸音材が天井部分全体に巻かれていたのだろうか、無数の釘が打ち込まれている。




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奥へと進んでいくと、水没区間の先に崩落か埋め戻しの跡がある。
上部に隙間が開いているので行ってみた。




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水没区間を越え、隙間から奥を覗いてみると、右側は山肌に続いているらしく壕口があったようだ。
しかし、現状は土砂に埋もれこちらには進めない。
また、前方は更に激しく水没しておりこれ以上進む事は困難であった。




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とりあえずこの壕から脱出し、次なる壕へと進む。




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次の壕の壕口も、薮の中だ。




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内部から壕口に向けて、排煙用の煙突を設置していたようで、壕の一部がくり抜かれている。




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壕の中で、大きなスパナを発見。
かなり大きい。
22ミリくらいかな。




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他にも、T型レンチ等が発見されたが、壕の位置からして何かを修理する場所とも思えないので、内部に設置された機器を調整するものかも知れない。
若しくは、他の壕から持ち込まれた物なのかも。




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この壕もかなりの広さがある。




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しかし、どういう訳か壕床が平らになっていない。




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壁面にフックを発見。
何をかけていたのかな!?




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非常にきれいに掘削された空間。




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付近にはかまどが残されていた。
貝山地下壕第2工区にあるかまども素晴らしいが、こちらのかまども当時使用していたまま朽ち果てており、非常に貴重だと思う。




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かまど上部には穴が開いていたが、ここに鍋を置くのか!?
それともここから煙突が!?
いまいち構造がわからん…。




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この壕には多数の電気設備があったのか、配電盤らしき物を設置していた跡がある。
配線を這わせる溝も掘られてるし、ちゃんと設計して構築されたのかな。


ということで、少なくとも貝山には8個の大規模壕がある事が分かった。
しかし、これ以外にもアヤシイ箇所がまだまだあるので、今後とも調査を進めていこうと思う。
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[戦跡] 貝山地下壕近況  2012-04-19

当ブログでも何度も取り上げている横須賀市の貝山地下壕であるが、最近、壕口が塞がれまくっているというので見に行ってみた。


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壕口に向け、早速薮をガサゴソする。




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たしかに壕口は真新しい柵によって塞がれていた。




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廃車が朽ちている壕の入り口も、柵を設置するための杭が打ち込まれていた。
(2012年4月18日現在、既に柵により塞がれている事を確認)




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山肌に大きな口を開けていた巨大な壕口も柵が設置されている。




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設置されている扉は、当然しっかりと施錠されていた。




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ということで、約2年ぶりに貝山地下壕の第2工区へと潜ってみよう…。




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と言っても、内部の状態は以前と変わらないかな。




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しかし、最近は狭い所ばっかり潜っているせいか、貝山地下壕はとても広く感じる。
というか、実際に天井も高くとても広い。




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朽ちた自動車も健在だ。




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廃車のある壕の天井部分にあるクレーンの滑車(と言うか、フックかな)もちゃんと残っていた。




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残っている事自体が非常に珍しい、重厚な鉄扉も原型を留めている。




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そして、いつもなら水没していてウェーダーが無いと進入出来ない区域の水が、どういう訳かほとんど引いていた。




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奥の水没区間は今回も水に浸かっていたが、以前より水位はかなり低い。
と言っても、最奥部まで進むにはウェーダーが必要かな。




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丁寧に掘削された階段。
これを見るためだけでも、ここに潜る価値はあると思う。
この階段以外にも階段はあるのだが、こちらの階段は瓦礫も少なくとてもきれいだ。




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今まで気がつかなかったのだが、壕床でこんな物を見つけた。
角一ゴム株式会社と書いてある。
しかも、日時まで!?
なんだろうこれは。
角一ゴム株式会社自体は現在でも健在のようだ。
いくつか分社して、今のクラレプラスチックとなっている。
(角一ゴム株式会社もあり、沿革を見る限り元は同じ会社)

ちなみに、戦後から左書きになったと思っている人もいるが、明治期より理系の横書きは左書きだ。
戦前から軍の銘板などは左書きだし、技術書なんかも当然左書きである。




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ということで、久しぶりに貝山地下壕に潜ってきた。




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壕から出て、急斜面を登り公園内へと戻る。
つーか、急斜面すぎてかなり苦労した('A`)




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公園の入り口には今まで無かった看板が設置されていた。
貝山地下壕についての説明板だ。
読んでみると、『ここには6箇所以上の複数の地下壕が確認されている』と書いてある。
おそらく6箇所というのは第1工区、第2工区、第3工区、そして上部の3つの壕の事であろう。
そして、それ以外にもここ貝山にはいくつかの地下壕がある。
位置の詳細を明かす事は出来ないが、かなりの広さがあり内部構造も特徴的なので、次回に紹介していきたいと思う。




看板全文 (クリックで拡大) ↓↓

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ハイエースにヒッチキャリア付けてみた  2012-04-12

以前、ハイエースでトレーラー曳くと言いながら、駐車場所等の問題から全然実現していないのだが、とりあえずヒッチメンバーを活用しないともったいないので、ヒッチキャリアを買ってみた。


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少しでも軽くするために、アルミ製のヒッチキャリアを購入したのだが、アルミ製のため、床面が弱すぎるので、アルミの縞鋼板も入手した。
ここには、チョイノリを載せるのである程度の強度が無いとマズイのだ。




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ちなみに、本体はアルミ製なのだが、接合部は強度の関係からスチール製となっている。




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もちろん車内にバイクを積載する事は可能なのだが、ベッドを潰さなくてはならないので、車外に積みたいのだ。




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スチール製のヒッチキャリアよりも、2万円程度高いが、この軽さは素晴らしい。
近日中にバイクを積載したインプレを書きたいと思う。


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まとめ