Digital Artworks TeeART Blog.

デジタルから穴ログまで、日々の改造・探索を綴ります ((((っ´ω`)っ

[戦跡] 半田地下軍需工場跡  2012-07-29

と言う事で潜って来たよ三重県津市の半田地下軍需工場 (*´ω`*)ノ
内部状況より地下軍需工場跡地と判断しましたが、史料が見つからないため詳細については不明です。


hndmap01.jpg
地下軍需工場は、寝仏がある地点の北側に位置していたが、周囲の丘陵全てに壕口が散見されるため、他にも地下坑道自体は多数存在すると思われる。
ちなみに今回潜った壕は、この航空写真の黄色く塗った部分。




120721_120817s.jpg
早速内部へと進入する。
今回は単独での潜入となる。

壕口付近の壕床は乾いている。
磨き砂を採取するための壕を拡張したせいか、天井の高さが揃っていない。




120721_120908s.jpg
しばらく進んで行くと、汚泥が壕床に溜まってきた。
時期によっては盛大に水没してそうだ。




120721_120931s.jpg
念のためウェーダーはいて潜ったのだが、壕床は一番酷いところでこの位。
まあ、長靴だけで十分かな。




120721_120950s.jpg
暗闇の中を懐中電灯の灯りを頼りにうろうろする。




120721_121125s.jpg
奥へ進んでいくと、やがて壕床が硬い岩盤へと変わった。




120721_121135s.jpg
ていうか、これ、コンクリート打ってあるじゃん!!




120721_121141s.jpg
この辺り一帯は床面が固められていたり、排水溝が構築されていたりと、明らかに磨き砂の掘削現場とは違う。




120721_121159s.jpg
地下軍需工場が作られたのは、終戦近くという事だが、その割りにはコンクリートの質が良い気がする。
横須賀あたりだと、ほんと、セメントよりも砂利の方が多いんではないかというコンクリートも散見されるし。




120721_121251s.jpg
しかも、天井の高さは 3-4mもある。




120721_121330s.jpg
奥に光が見えたので行ってみると、山中への開口部があった。




120721_121354s.jpg
物資の搬入に使えるような場所でも無いし、恐らくトイレでもあったのでは無いかと思い周囲を見たが、土砂や瓦礫により遺構は見つけられなかった。




120721_121454s.jpg
続いている坑道を更に奥へと進んでいく。
しかしこの壕は広い。
坑道が碁盤の目になっておらず、微妙に曲がっているし、分岐はめちゃめちゃ多い。
正直迷いそう。

ていうか、完全に迷ってるwwwww





120721_121625s.jpg
でも、時々このような埋め戻し跡が崩れている箇所があるため、それほど気にせずどんどんと奥へ。




120721_121711s.jpg
壕床はきれいに固められている。
塞がれている開口部も相当の大きさだ。
搬入口か!?




120721_121716s.jpg
しかし、積み重なった土嚢は不気味だ。
なんか、視線を感じる。

突き出したパイプのせいかな。




120721_121724s.jpg
奥へ進んで行っても、まだまだ壕は続いている。
空気は十分にあるようだが、ゲジもこうもりも誰もいない。

なんかやだな。




120721_121744s.jpg
今度の壕口はブロックで塞がれている。
懐中電灯を消すと完全な闇となった。
パイプの中も真っ暗だ

どうやら隙間は無いようだ。




120721_121756s.jpg
似たような構造が続いているが、塞がれた壕口からも想像が付くように、この坑道は山肌に沿っているのだろう。
そこで内部へと向きを変える事にした。




120721_121821s.jpg
やがて坑道の形が変わってきた。
太い坑道もあるのだが、それらを貫くように曲線での横穴がたくさん掘られている。
しかも、天井たけーーっ。

なんだこれは。




120721_121840s.jpg
どこまでも続く坑道。




120721_121929s.jpg
そして方向感覚を失わせる微妙な角度での分岐。




120721_122120s.jpg
道に迷ってる事を思い出し、ちょっと不安になるが、次々とコンクリートの遺構が出てくるのでちょっと興奮(*´ω`*)






120721_122238s.jpg
奥に誰かいる!!

迷っている不安を無くすために、一人肝試しをやってみた。


余計に不安が増した。




120721_122255s.jpg
排水溝付きコンクリート。




120721_122308s.jpg
この付近の作りはかなり良い。

次に潜ったとき、またここまで来れるかな!?




120721_122315s.jpg
なんか淡々と内部を回って来たけれど、やっぱり単独だとつまらんっていうか、何人かで潜ってると、一人じゃ分からない(気がつかない)発見があったりするよね。




120721_122350s.jpg
てことで、潜りに行きましょう!!
8月の週末で、土日休めるなら大丈夫。
金曜夜横浜発で、5時間程度で到着です。
ガソリン代、高速代くらいはこっちで持つんで、飯代程度で参加可能。
(車中泊、テント泊ですけど)

日が合えば是非!

→ 行って来ました!
関連記事

[遺構] 津市山中にある謎の寝仏  2012-07-23

blog読者のたにまちさんより、津市半田地区に関するいろいろな情報を頂いた。
その中に、寝仏の情報と、その近くにある地下壕の情報があった。
今回、その全貌を探るべく、ここ、津市半田地区へとやってきたのだ。


1200hndnbtk1s.jpg
google mapの航空写真にも写っている巨大な寝仏。
まるでアンコールワットに眠る仏像のようではないか!!




1200hndnbtk2s.jpg
撮影時期の違いからか、Yahooの航空写真では周辺の草木が少ない。
もしかしたら伐採されているのかもしれない。
また、仏像の上下に気になる窪みが…。




120721_133534s.jpg
クルマを適当なところに駐め、早速突入準備をする。
なんかシートで覆われているが、あれが航空写真に写っていた寝仏に違いない。
小雨が降り注ぐ中、ウェーダーに履き替えカッパを着てびしょびしょの薮へといざ突入!!

だけど、コンビニ袋で養生したカメラもすぐにずぶ濡れ。
ココロが折れそうになったが、好奇心に駆られ仏像へとさらに進んで行く。




120721_133924s.jpg
びしょびしょになりながらも、なんとか仏像の正面にやってきた。
これはでかい!!




120721_133948s.jpg
でも、出来ればビニールシートで覆われていない姿を見たかった…(´・ω・)
きっとシートの中であっかんべーをしているんだろう。




120721_134057s.jpg
ちなみに、この仏像の下部は空洞になっており、うかつに近づくと転落する危険がある。
背丈の半分以上の薮に覆われているため、足下も全く見えず進んでいるので、この時期、マジで危ない。
おそらく階段も設けられているとは思うのだが、薮が深すぎて、全く分からなかった。
(写真では分かりにくいが、4~5m掘り下げてあるようだ)

また、現役時代に使用されていたと思われる排水溝が周囲に残っている。
深さは30cm程度だが、落ちるとかなりびっくりする。←かなりびっくりした('A`)



120721_134021s.jpg
そしてたにまちさんに頂いたもうひとつの情報。
その地下に通じる壕口はどこだ?!




120721_134035s.jpg
実は、この山中に 4Km(概算)にも及ぶ巨大な地下工場の跡を発見したのだ!!
内部空間の高さは場所によっては6m程度有り、床面がコンクリートで固められていたり、階段が構築されていたりと完全に地下工場跡と断定できる物であった。

次回!巨大地下工場へ潜入!! ← でも完全にマニア向けの内容です。
(^ω^)
関連記事

[戦跡] 磨洞温泉涼風荘  2012-07-22

三重県の久居市(現津市)にある磨洞温泉。
戦時中に三菱プロペラ等の地下軍需工場だった地下壕で焼き肉が食べられるということで、早速行ってきた。


P1050275s.jpg
フロントにて食事の申し込みをし、建て屋裏手にある地下壕入り口へと向かう。
本来ならば、日中の食事時間は11時~14時と言う事なのだが、今回は特別に時間外で対応して頂いた。




P1050278s.jpg
壕口から中に入るとひんやりした空気が全身を包み込む。
しかし、地下壕特有の湿気は全く無い。




P1050283s.jpg
早く壕内内部を探索したかったが、まずは料理を頂く事にする。




P1050284s.jpg
焼き肉も海老も焼き貝も、とにかく美味しかった!!




P1050290s.jpg
食事を堪能し終えたので、壕内を見て回る事にする。
時間外で対応していただいたので、他の客は誰もいない。

チャンスタイムである。




P1050292s.jpg
床面にはコンクリートが打たれていた。
水で洗浄中であったが、この時間は清掃タイムなのかもしれない。




P1050293s.jpg
壕内には電灯が整備され、各所にコンセントも設けられている。
涼しくて快適だし、最高だな。




P1050295s.jpg
ちなみに温度計は16度を示していた。
夏も冬もおそらく変わらないと思われる。




P1050297s.jpg
高低差はそれほど無いが、階段が設けられていたりもする。




P1050298s.jpg
かなり大人数での宴会にも対応出来そうなスペースもあった。




P1050303s.jpg
壕内には、電気や水道の他に、送風管のような物も引き込まれていた。
湿気や焼き肉の煙を排出するためだろう。
また、ポンプによって壕内の排水も行っているようだ。




P1050305s.jpg
壕口付近にあった部屋。
洗浄されて乾燥中のようだ。




P1050307bs.jpg
ここは最奥部にある閉塞部。
この向こう側には更に広い空間が広がっているはずだ。
いつか向こう側からこの閉塞部を見てみたい。




P1050307s.jpg
ということで、ジャンル的にはB級スポットみたいな感じだが、戦跡内部で焼き肉が食べられるという貴重な空間であった。




P1050309s.jpg
関東からはちょっと距離があるけど、オススメです!

入り口近くの扉の向こうは、この記事で触れてます!
関連記事

FC2Ad

まとめ