これは、身の回りにあるスイッチをUSB経由でパソコンのコントローラーに出来るという物だ。
具体的には、プレイステーションのコントローラーをUSB接続のPC用デバイスにしたり、玄関の呼び鈴を押したら、ESCキーが押されたりしたり、ドアを開けたらソフトが終了したりと、まあアイデア次第でいろいろな活用方法があると思う。
今回、車載PCのコントローラーを作ってみようと思い、このデバイスを購入した。
ウインカーレバータイプのカーステレオコントローラーを入手し、PCを操作しようという魂胆である。
まあ、まだウインカーレバータイプのコントローラーが入手出来ていないので、前準備という所か。

このデバイスは、基本的にキット販売となっている。
価格も安く、一度キーアサインの設定をしてしまえば、どのPCに差し込んでもそのまま動作するという仕様も素晴らしい。
しかも、12個までのスイッチを接続できるので、かなりいろいろと楽しめそう。
完成品も販売されているが、組み立ても簡単そうなので自分でやってみた。

久しぶりの基盤への半田付けだが、大丈夫かな?

部品点数も少なく、説明書も非常に丁寧なため、迷うことなく作業が進む。

15分程度で完成。
miniUSB端子があるので、PCと汎用コードで接続すればOK。
設定ソフトは販売元のWebよりダウンロード出来る。

基板上のピンへ、配線を半田付けしていく。
あとはこのコードの先にスイッチを付ければ、そのスイッチによりPCを操作できるようになる。
アサインは、単体でのキーの登録も可能だが、[Ctrl] + [A] や、[Ctrl] + [Alt] + [Del] みたいな、複数キーの同時押しも設定が可能なので、一発再起動ボタンやなんかも作れちゃう。
まあ、まだスイッチを入手してないので、とりあえずハイエースへの埋め込み処理をする。

いつものようにダッシュボード周りをバラバラにしていく。
ついでに、リアへと送る映像コードとオーディオの音声コードを引き直す。
取り回しが悪く、エンジンをかけているとリアモニタの映像にノイズが乗っていたからだ。

仮配線で試してみると、くっきりノイズ無しの表示となった。
やったー!
音声ラインも同様に配線していく。
こちらも全くノイズが乗らなくなった。

引き直した配線を床下に埋め込み作業完了!!
あとは、スイッチを入手するだけだ。
昔、SONYから出ていたカーステレオコントローラーが欲しいのだが、なかなか入手は難しそうだ。
ハンドルに内蔵された純正コントローラーもあるが、回転部分の配線が厳しいか。
とりあえず、今度の休みにスイッチ探しに中古パーツ屋にでも行ってみよう。
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