
同僚と奥多摩の廃線を探索してきました。
小河内ダム建設の際に使用された水根線跡です。
国道411号線沿いの側道を上ると、まるで現役であるかのような陸橋が目の前に迫ります。

その横にある階段を上るとすぐにトンネルが現れます。
廃線に階段が!?
というのも、一部区間が『奥多摩むかしみち』の遊歩道として整備されているのです。

整備されていると言っても、関東直撃台風の影響かほとんどが通行禁止となっており、トンネル内の照明も全て消えていました。
明るい場所からトンネル内部を見ると本当に真っ暗で吸い込まれてしまいそうです。
当然、強力な懐中電灯が無いと中には入れません。

荒れ果てたトンネルの入り口が簡易な柵により封鎖されています。
こんな柵をつけなくったって、普通の人はこんな所に入っていかないだろうし、入る奴は何したって結局入っていくのだからあまり意味が無いような気もします。

トンネルの内部は外の暑さとは対照的に非常にひんやりしていました。
霊感の強い奴だと何か見えたとか言い出しそうな雰囲気です。
懐中電灯を照らしても、トンネルの奥までは光が届きません。

架線自体は発見できませんでしたが、側壁に一部送電線が残っていました。

枕木はほとんどが砂利で埋められていましたが、場所によっては朽ち果てつつも地上に顔を出しています。

陸橋の線路の間に木が生えていました。
廃線になってからの長い年月を感じます。

台風の後だからかも知れないが、落石が非常に多くて足場も悪かった。
スチルカメラやビデオカメラを持参していったが、撮影に集中しすぎると転落して死んでしまうような場所もたくさんあるので、自己責任で行くのは当然だが、気軽に行くのはやめたほうが良いと思う。
かなりの距離歩くしね。

レールはさび付いてはいる物の、まだまだ使えそうな雰囲気。

写真ではまったく表現不足ではあるが、外の光とトンネル内のコントラスト、そして敷設してあるレールがとても美しかった。

水根線廃線を探索するためにいろいろなページを参考にさせていただきました。
その際、『えーっ』とびっくりしたのが このページ の写真でした。
さすがにここまではできないけど(ていうか持ってないし)、この方に敬意を表して真似して撮ってきました。
残念ながら会話は出来ませんでした。

台風の後と言うこともあってか、小河内ダムは豪快に放水をしていました。

奥多摩の空はとても青く広かった。

水根線探索の前に、実はロープウェイ廃墟も探索してきました。
朝日に照らされる姿は幻想的なほどに美しかった。
今回は朝6時くらいから探索を開始したのだが、今度は日の出前に行って、朝焼けに染まる姿をビデオに収めようと思う。


