今回は、なんか、ダメダメな感じです(´・ω・)

青谷の地下壕を発見したので、気分良く次の壕を探しに行く。
あぜ道の上をチャリと共に隣の丘へと進んで行く。

すると早速壕口を発見!!
なんだか、そこいら中に穴が開いているぞ。

穴の中へと進入する。
高さは 1m程度だ。
狭い…。
右を見ると…。

どうやら通路は続いているように見えるが…。
左を見ると…。

こちらにも通路はあるみたい。
しかし、大量の泥土が流れ込んだようで、とてもじゃないけど進入不可能だ。
壕床から、2m近く埋まっているんじゃ無いか!?

周囲を見て回ると、小さな沼があった。
ここからあふれ出た水が、土砂と共に壕内に流れ込み、長い年月をかけて壕を埋めてしまったのか。
丘を回ってみたが、壕口は発見できるものの、残念ながら入れそうな箇所は見つからなかった。

仕方ないので、道を挟んで反対側にある(と思われる)、半田の地下壕を探しに行く事にした。

ここ半田地区には大規模な地下壕が眠っている。
この図は、国会図書館所蔵の米軍資料からの抜粋だ。
戦後、米軍が調査(というより、接収だろう)した際の記録のようで、壕内に何かがあった事を伺わせるような書き込みもある。
記録によると、昭和20年の春頃から、工場の一部は稼働していたようなので、機械の位置か、関連する物資を記録したものかも知れない。
図の右下部分にある、黒く塗られた部分は階層構造だろうか。
いずれにしても、この図を見ているだけで、潜りたくてたまらなくなる…(*´ω`*)

山肌に沿って、奥へと進んでいく。
この付近は中勢バイパスが通るルートらしく、山を削って大規模な工事が行われている。
しかし、高架によって丘陵を超える設計らしく、地下壕が無くなってしまうような感じでは無かった。

すると、突然!!!
山肌に、大きな穴がこんにちはしてる!!
しかし穴の前には用水路が流れており、すぐにあの場所へと行く事は出来ない。

でも、どう見てもこれは中に入らないと気が済まない穴だ。
深そうな雰囲気がビンビン伝わってくる!!!

辺りを見回すと、用水路に倒木が覆い被さっているのを見つけた。
あの木を伝って、対岸に渡れるかも知れない!!

ところが、近づいてみると倒木は、思っていたよりもずっと細く、足をかけるだけで折れてしまいそうだった。

しかし、用水路が狭まっているのを発見!!
これなら渡れるかも…。

ジャンプ出来なくは無いけど、着地箇所によってはケガしそうだな…。
荷物が無ければ飛べるかな!?
うーん、微妙な幅だ…。

ちょっと迷った結果、ジャンプは無理という結論に。
しかし、水深が浅くなっている箇所を発見。
うわ、なんだかヌルヌルしててコケそうだ。

と言う事で、なんとか対岸へと渡ってきた。
先ほどの壕口へ向けて薮をがさごそと進む。

キタキタキタキターー(゚∀゚)ーーッ!!
こ れ は 来 た か !
早速内部へと入ってみる。

・・・あれ!?

奥行き無し!?
これだけ!?
えええぇぇぇ(´・ω・`)ぇぇーー

試し堀りなのか、ダミーなのか分からないが、まさかの瞬間閉塞壕。
がっかり感が半端ない…。

しょんぼりと穴を出て戻る途中で、真新しいデリニエータが落ちているのを見つけた。

(・∀・)



(´・ω・)

これでよし。
地下壕をお探しのみなさん、この壕は閉塞ですよー。

と言う事で、半田の地下壕は見つけられず…。
場所的にはこのあたりに間違いないと思うのだが…。
しかし、犬の散歩をしていた地元の方とお話ししたところ、興味深いお話しを聞く事が出来た。
ここから少し離れた香良洲町には三重海軍航空隊の遺構が残っているらしい。
また、歴史資料館にはたくさんの資料が展示されているそうだ。

半田地下壕を見つけたいのだが、資料館は夕方で閉まっちゃうので、 とりあえず資料館へ行こう とクルマを走らせた。
次回の探索 へと続きます。
※今回の記事は新たな発見も無く、何の役にも立ちませんので、いつもならボツになるはずの記事なのですが、せっかく見つけた穴があんまりだったので、あえて記事としました。ゴメンなさい…(*´д`*)
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