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デジタルから穴ログまで、日々の改造・探索を綴ります ((((っ´ω`)っ

[戦跡] 虎島砲台探索  2012-03-12

およそ8ヶ月前に訪れた友ヶ島に再びやってきた。
今回は、横浜からはるばる鈴鹿まで来てくれたyakumo氏との合同探索である。

まずは、前回時間の関係で行く事が出来なかった虎島へと進む。
ここには虎島砲台があるのだ。


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桟橋から虎島までは約3Km。
山道を登ったり下ったりしながら、どんどんと進んで行く。
島内には自動販売機も無く、飲料水が手に入らないため、1リッター分の飲料水を持っていったが、前回の真夏の探索と違い、今回は 3月だ。
飲み水が足りなくなる事は無いだろう。




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桟橋からかなりの距離を歩いているが、まだ半分程度しか来ていない。
日頃の運動不足のせいか、すでに足ががくがくしてきた(´・ω・`)




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この岬の先端を下った先の島が虎島だ。
まだまだこの先は長そうだ…。




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岬の先端を下り、やっと虎島が目の前に見えてきた。
要塞島として整備されていた当時は、友ヶ島と虎島は軍道によって結ばれていたが、現在は軍道の中央が破壊しており、干潮時にしか行き来することは出来ない。




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満潮時にはここは海に沈むので、訪れる際には潮位に注意が必要だ。
下手すると帰る事が出来なくなってしまう。
後から知ったのだが、虎島への陸路からの上陸は禁止となっているようだ。




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早速虎島へと上陸し、踏み跡のような軍道をどんどんと登っていく。




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軍道を登っていく途中に、いくつもの壕口を発見した。
もちろん発見したものは全て内部を確認したが、どれも数メートルで閉塞しているものばかりだった。




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つづら折りの軍道を登りながら進んで行くと…。




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ついに門柱が現れた。
保存状態は非常に良さそうだ。




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奥へと進んでいくと、弾薬庫を発見。




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内部は、まあ、どこにでもある弾薬庫と同じだ。

しかし…。




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奥にある弾薬庫には、なにやら不自然なロープが絡みついている。

なんだこりゃ!?




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中をのぞき込むと、なんと弾薬庫の床面にぽっかりと穴が開いている。
さらに内部には横坑も見えている。

これは!!!

yakumo氏がさっそく下部へと降りていく。




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もちろんtonotamaも内部へと下降する。




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穴底より入り口付近を見る。

こんな光景は初めてだ。
しかも、当時の物と思われる扉が2枚、穴底に朽ちていた。




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後ろをふり返ると、こちらもまたすごい光景だ。




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穴底からは横穴が続いている。
天井付近には、たくさんのコウモリがぶらさがっている。




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横穴を進んで行く。

思ったより深さがあるようだ。




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ゆっくりと下りながら横穴を進んで行く。

まだ奥がありそうだ。




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しかし横穴は20m程度で終わっていた。
崩落では無く、そこまでしか掘削されていなかった。

一説によるとこの横穴は、旧日本軍の隠し財産を探すために掘られたという。




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一通り虎島砲台跡を見学し、今来た軍道を下る。
満潮になる前に友ヶ島へと戻らねばならない。




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陸軍が構築した軍道上には、たくさんの瓦礫が転がっている。
この瓦礫はどこから来たのだろう。

瓦礫の道を進み、再び桟橋方面へと進んで行く。
距離もあるが、なんせ上り坂がキツイ。
だんだんと足が張ってきた。




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山道を2Kmほど進んだところで、tonotamaダウン(´・ω・`)
ちょっと休憩しないと…。

このまま歩き続けたら、もうダメ。
ホントに運動不足だな俺。

ということで、この日の夜も和歌山に泊まり、翌日も友ヶ島探索を続ける事にした。

深夜の深山第1砲台 へと続きます。

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コメント

おお~っ

面白いですね~。煉瓦造弾薬庫の下部にさらに空間があるとは。
そして実に探索範囲が広そうな要塞島ですね!ワクワクします。

  • 2012/03/13(火) 02:10:44 |
  • URL |
  • 榴弾砲 #-
  • [ 編集 ]

素晴らしいです!

全ての穴を調査する意欲に共感を覚えます。
また、楽しみにしております!

お気をつけて!

  • 2012/03/13(火) 08:03:16 |
  • URL |
  • Hans #YqzQT8Bs
  • [ 編集 ]

> 榴弾砲さん

ありえない所に空間があると、ホント、わくわくしますねー。
この島は、猿島や観音崎のような、完全に一般人の立ち入りを制限していた場所なので、よく考えられて施設が作られていると思います。
まだまだネタがありますので、しばらく更新が続きます!!

  • 2012/03/13(火) 08:47:25 |
  • URL |
  • tonotama #-
  • [ 編集 ]

> Hans さん

どうせ浅いだろうと思っても、やっぱり閉塞部を見ないと気が済みません。
実は奥まで続いていたのかも…なんて思い出すと夜も眠れません(^^;

  • 2012/03/13(火) 08:54:13 |
  • URL |
  • tonotama #-
  • [ 編集 ]

今の季節は風が吹くと船が欠航になるので、渡れるのはラッキーですね。
私は3回、島に渡りましたが、一日で全部を周るのは無理ですね。
私も、見逃した遺構があるので、あと一度は渡りたいです。

  • 2012/03/13(火) 17:47:22 |
  • URL |
  • kan #-
  • [ 編集 ]

> kan さん

今回は2日間で島内を回ったのですが、1日目は海が荒れたせいか最終船の時間が早められました。
島内はアップダウンが激しく、距離の割りには移動に時間がかかるので、たしかに1日で全部見て回るのは厳しいですね。
しかも、どの遺構も素晴らしく、なかなか次に進めませんし(*´д`*)

  • 2012/03/13(火) 20:07:02 |
  • URL |
  • tonotama #GHYvW2h6
  • [ 編集 ]

お疲れ様

いや~楽しすぎて、ペース配分考えずにすいませんでした!
1日目だけで2万5千歩ほど歩いてますね、今度は夏にキャンプしながら涼しい夜の探索もいいかも?

  • 2012/03/13(火) 20:17:45 |
  • URL |
  • yakumo #-
  • [ 編集 ]

> yakumo さん

たしかにこの二日間はよく歩きましたねー。

夏にキャンプ、いいですね。
でも、夜中に第2砲台の右翼側に潜り込んだら、本気で死にそうです('A`)
今崩れたら死ぬという状況に加えて、暗闇。
まあ、潜らないけど(笑)


瑞浪や可児も残ってますし、岐阜の掩体壕もありますし、また是非来て下さい!

  • 2012/03/13(火) 22:39:41 |
  • URL |
  • tonotama #GHYvW2h6
  • [ 編集 ]

こんにちは。以前一日で友ヶ島一周(虎島込み)をやって足ががくがくになったことを思い出しましたよw。
虎島の大穴は上から覗いただけですが、中はこんなことになっていたんですねぇ。貴重な画像ありがとうございます。

  • 2012/03/17(土) 23:37:46 |
  • URL |
  • Kei.I. #-
  • [ 編集 ]

> Kei.I. さん

コメントありがとうございます!

Kei.I. さんは虎島込みで一日で回ったんですか!!
すごい!
距離自体はそれほどでなくても、アップダウンが多く、相当足にきますよねー。
当初の計画では1日目に友ヶ島探索、二日目には可児と瑞浪の探索という予定だったのですが、
予想以上に虎島に時間を取られたため、今回は急遽2日目も友ヶ島の探索ということになりました。

辿り着けなかったのですが、聴音所の下の崖に大きな壕口を数個発見しており、再訪の際には
そこに進入してみたいと思ってます!

  • 2012/03/18(日) 01:38:56 |
  • URL |
  • tonotama #GHYvW2h6
  • [ 編集 ]

虎島の横穴

1年遅れのレスで申し訳ありません。この穴の正体ですが、防衛省戦史資料室の本土-配備図-89「沿岸防備施設要図」に、虎島の旧砲台の地下室から下って横に穴を掘り、その先に9cm速射カノンを配置した絵が描かれています。平面略図で途中から分岐しYの字になっています。記事では行き止まりとありますが、もしかしたら崖側にコンクリートの窮口が2ヵ所開いているかもしれません。ただ険しい崖なのでロッククライマーな事をしないと確認はできなさそうですが。
この施設要図を見ると、紀淡海峡周辺に陸海合わせて幾つかのトンネル砲台やトンネル探照灯座が掘られていたようです。

  • 2013/04/08(月) 23:34:22 |
  • URL |
  • father #OARS9n6I
  • [ 編集 ]

コメントありがとうございます。
自分が調べた限りでは、この穴は戦後に民間人が掘ったと言う事でしたので、沿岸防備施設要図に記載されているというのは驚きです。
ただ、現状の掘削跡を見ると、鉄扉がそのまま放置されていたり、横穴の適当な掘り方から、沿岸防備施設要図に載っている軍が掘削した横穴は、別の物かも知れません。
ちなみに、弾薬庫下部のこの横穴は、最奥部で照明を消しても、一切の光は無く、貫通している箇所はありませんでした。
崩落しているという感じでもなかったと思います。
しかし、虎島だけでなく、島内全域にかなりの数の壕があるようですので、軍が掘った物もあると思います。
(辿り着く事が出来ず、記事にもしていない大きな壕口もいくつか発見しています)

いずれにしても、時間があれば、再度探索行きたいー!!!

  • 2013/04/08(月) 23:57:49 |
  • URL |
  • tonotama #GHYvW2h6
  • [ 編集 ]

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