前回の探索で一通りの砲台は回ったのだが、友ヶ島第2砲台の右翼側は崩壊が激しく、あまりに危険なため探索はしていないのだが、今回は右翼側にも潜り込んでみた。
本文中では盛り上げるために危険ぽく書いてますが、それほど危険じゃないけど、やっぱり危険みたいな。
ま、探索の際は、あたりまえですが自己責任でお願いします。

遠くに第2砲台が見えてきた。

前回来訪時とは季節が違うため、心なしか枯れた雰囲気を醸し出している。

前回もこのアングルの写真を載せたが、ここからの景色は本当にいいわ-。

砲座のボルトも健在だ。

ということで、海側に回り込み、崩壊している右翼側へと進んで行く。

戦後の爆破解体により、自分の背丈以上のコンクリートの塊が見事に割れている。

yakumo氏は既に右翼側砲座へ渡っている。

いよいよこの瓦礫の中へと進入だ…。

と思ったが、上からの進入はちょっと無理っぽかったので、掩蔽部を通り、下側から攻める事にした。

yakumo氏は煉瓦をよじ登っていたが、へたれのtonotamaは途中でビビって断念…。
下側を潜って進む事にした。

巨大な瓦礫の隙間を抜けていく。

そこいら中に巨大な煉瓦の壁が転がっている。
瓦礫の隙間からは更に下部に空間があるのが見える。

どこにでも特攻するyakumo氏が、切り立った煉瓦の上を歩いている。
危ないー(*´д`*)

70年近く、倒れる事無くバランスを保ってはいるが、いつその均衡が崩れるか分からないのがまたぞくぞくする。

このあたりの崩壊はなかなか見応えがある。

煉瓦の壁が切り立っている。
煉瓦マニアで無くとも、この光景は圧巻である。

海側にもたくさんの煉瓦壁が落ちていた。

ところで煉瓦の刻印であるが、これだけたくさんの煉瓦がありながら、確認できたのはこの『×』マーク一つだけであった。

足下にはたくさんの煉瓦瓦礫。

煉瓦の崩れ具合がたまらん(*´д`*)

この辺から下に降りられそうなので降りてみる。
そして上を見上げると…。

ぎゃー!! なんだこれ。
よく崩れずに保ってるな。
再び上に上がりこの上を渡ったときは生きた心地がしなかった。

ということで、瓦礫を乗り越えながら煉瓦の刻印を探し回ったのだが、結局先ほどの1つしか発見できなかった。

なんか、全然紹介になっていない気もするが、煉瓦好きの方はきっと満足できると思います!!
でも、そろそろ崩れそうなので、気をつけてね!
- 関連記事
-
-
佐久間ダム周辺をうろうろしてきた~前編 2021/01/18
-
[戦跡] 大井海軍航空隊-地下施設探索 2014/06/08
-
[戦跡] 佐室トンネル周辺の地下壕に潜って来た 2020/02/17
-
[探険] 『美女の里』再訪~旧磨洞温泉水没地下工場跡編 2013/01/22
-
[戦跡] 黒崎洞窟砲台 2009/02/11
-
[探険] 大谷石採掘場周辺うろうろ(*´ω`*) - 前編 2014/02/24
-
[戦跡] 比与宇地下壕の上部壕 2018/09/21
-