
関ヶ原鍾乳洞に向かうと、その入り口付近に、いくつもの弾薬庫跡が口を開けていた。

一応関ヶ原町が管理(?)しているようで案内板が立てられていたが、内部には照明もなく、立ち入るのは物好きか肝試しにきた人くらいであろう。

内部には当然何も残されていない。
黒ずんだ壁面が不気味さを増長させている。

内部から入り口付近をふり返って撮影。

ちなみにこの弾薬庫は、部屋の中にもうひとつの部屋を浮かせた、2重の構造となっていた。
これは湿気対策だろうか!?
ここから2重構造の隙間にも立ち入る事が出来るようだ。

弾薬庫との隙間に入っていく。
下部には穴が空いているが、弾薬庫とは通じておらず、床下に通気させている構造のようだ。

弾薬庫の上部にも隙間が開いていたが、高さがあるため見る事は出来ない。
一脚を持ってきて弾薬庫の上部を撮影すれば良かったが、撮影した映像に、見てはいけない物が映りそうなくらい不気味な雰囲気だった。
ちなみにこの通路、奥から弾薬庫外周をぐるっと回って、入り口まで戻って来る事が出来た。

弾薬庫と弾薬庫の間に建っていた立哨台。
ここにも関ヶ原町による説明版が立てられていた。

せっかく来たので関ヶ原鍾乳洞にも潜ってみた。

入り口はいかにも人工的だ。

ていうか、コンクリートで固めてある…。
どういう事ですかこれは(´・ω・)

この鍾乳洞は、もちろん鍾乳洞ではあるのだが、高低差がほぼ無いという、珍しい構造だ。
しかも、車いすで入洞可能という、今まで経験した事のない鍾乳洞である。
てか、どういう事ですかこれは(´・ω・)

もちろん鍾乳石は存在するのだが、人口臭プンプンの洞であった…。

しかも、鍾乳洞の出口。
トンネルの避難坑かwww

ということで、再び付近を探索。
もうひとつ立哨台を見つけた。

コンクリートの中に木が埋まってる。
何かの取り付け跡か??

小道を奥へと進んでいくと、ここにも弾薬庫が。
内部構造は全く一緒であった。

草木に阻まれた弾薬庫も。
ここは入っていないが、内部構造はおそらく一緒だろう。

道の脇には所々平場が残されていた。
何らかの施設が建てられていたのかも知れない。

てことで、非常にぬるい感じの探索であったが、帰り道、三重県北部にある湯ノ山温泉へ立ち寄った。
やっぱ、温泉は気持ちいい-。

そして、風呂上がりにココイチカレー。
なんか、三重県と度会町(わたらいちょう)コラボのシカ肉カレーがあった。
この時は食べんかったんだけど、後日食べたら超美味い。
これはレギュラーメニューにして欲しい。
ふんわりして、シカ肉ぽくなかったけど(笑)
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