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[戦跡] 半田地下軍需工場跡  2012-07-29

と言う事で潜って来たよ三重県津市の半田地下軍需工場 (*´ω`*)ノ
内部状況より地下軍需工場跡地と判断しましたが、史料が見つからないため詳細については不明です。


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地下軍需工場は、寝仏がある地点の北側に位置していたが、周囲の丘陵全てに壕口が散見されるため、他にも地下坑道自体は多数存在すると思われる。
ちなみに今回潜った壕は、この航空写真の黄色く塗った部分。




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早速内部へと進入する。
今回は単独での潜入となる。

壕口付近の壕床は乾いている。
磨き砂を採取するための壕を拡張したせいか、天井の高さが揃っていない。




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しばらく進んで行くと、汚泥が壕床に溜まってきた。
時期によっては盛大に水没してそうだ。




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念のためウェーダーはいて潜ったのだが、壕床は一番酷いところでこの位。
まあ、長靴だけで十分かな。




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暗闇の中を懐中電灯の灯りを頼りにうろうろする。




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奥へ進んでいくと、やがて壕床が硬い岩盤へと変わった。




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ていうか、これ、コンクリート打ってあるじゃん!!




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この辺り一帯は床面が固められていたり、排水溝が構築されていたりと、明らかに磨き砂の掘削現場とは違う。




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地下軍需工場が作られたのは、終戦近くという事だが、その割りにはコンクリートの質が良い気がする。
横須賀あたりだと、ほんと、セメントよりも砂利の方が多いんではないかというコンクリートも散見されるし。




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しかも、天井の高さは 3-4mもある。




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奥に光が見えたので行ってみると、山中への開口部があった。




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物資の搬入に使えるような場所でも無いし、恐らくトイレでもあったのでは無いかと思い周囲を見たが、土砂や瓦礫により遺構は見つけられなかった。




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続いている坑道を更に奥へと進んでいく。
しかしこの壕は広い。
坑道が碁盤の目になっておらず、微妙に曲がっているし、分岐はめちゃめちゃ多い。
正直迷いそう。

ていうか、完全に迷ってるwwwww





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でも、時々このような埋め戻し跡が崩れている箇所があるため、それほど気にせずどんどんと奥へ。




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壕床はきれいに固められている。
塞がれている開口部も相当の大きさだ。
搬入口か!?




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しかし、積み重なった土嚢は不気味だ。
なんか、視線を感じる。

突き出したパイプのせいかな。




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奥へ進んで行っても、まだまだ壕は続いている。
空気は十分にあるようだが、ゲジもこうもりも誰もいない。

なんかやだな。




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今度の壕口はブロックで塞がれている。
懐中電灯を消すと完全な闇となった。
パイプの中も真っ暗だ

どうやら隙間は無いようだ。




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似たような構造が続いているが、塞がれた壕口からも想像が付くように、この坑道は山肌に沿っているのだろう。
そこで内部へと向きを変える事にした。




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やがて坑道の形が変わってきた。
太い坑道もあるのだが、それらを貫くように曲線での横穴がたくさん掘られている。
しかも、天井たけーーっ。

なんだこれは。




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どこまでも続く坑道。




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そして方向感覚を失わせる微妙な角度での分岐。




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道に迷ってる事を思い出し、ちょっと不安になるが、次々とコンクリートの遺構が出てくるのでちょっと興奮(*´ω`*)






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奥に誰かいる!!

迷っている不安を無くすために、一人肝試しをやってみた。


余計に不安が増した。




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排水溝付きコンクリート。




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この付近の作りはかなり良い。

次に潜ったとき、またここまで来れるかな!?




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なんか淡々と内部を回って来たけれど、やっぱり単独だとつまらんっていうか、何人かで潜ってると、一人じゃ分からない(気がつかない)発見があったりするよね。




120721_122350s.jpg
てことで、潜りに行きましょう!!
8月の週末で、土日休めるなら大丈夫。
金曜夜横浜発で、5時間程度で到着です。
ガソリン代、高速代くらいはこっちで持つんで、飯代程度で参加可能。
(車中泊、テント泊ですけど)

日が合えば是非!

→ 行って来ました!
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コメント

行きたいですが・・・

遠くて行けません

  • 2012/07/29(日) 16:25:37 |
  • URL |
  • Hans #wLMIWoss
  • [ 編集 ]

> Hans さん

そうですねー。
北海道からだとフェリーですかね。
小樽-敦賀便が安いみたいですよ(*´ω`*)ノ

  • 2012/07/29(日) 16:40:54 |
  • URL |
  • tonotama #GHYvW2h6
  • [ 編集 ]

同じく・・・

ここは、苫小牧-名古屋航路を使えば近いのかな?
本州はイマイチ距離感がつかめませんが・・・(^^;

  • 2012/07/29(日) 17:00:32 |
  • URL |
  • hi #sLdgtBxg
  • [ 編集 ]

> hi さん

本州は北海道に比べると、日中の移動は時間がかかりますね-。
自分はほとんどが深夜移動ですが、日中の長距離移動だと倍近く時間がかかる事もあります。
ま、場所次第ですけどね。

ところで、hi さんのブログ拝見させて頂きました!
ヤバイ、すっかりサイパンの虜に…。
行きたいー (´・ω・`)

  • 2012/07/29(日) 17:13:57 |
  • URL |
  • tonotama #GHYvW2h6
  • [ 編集 ]

行きたいですが…

ビビリなので怖くて行けません。
蛭田の鼻狙撃用洞窟陣地ですら、中に入って2mが限界です(´;ω;`)
しかもこんなことろで迷ったら…迷ったという事実だけで意識不明の重体ですよ。

  • 2012/07/29(日) 17:46:20 |
  • URL |
  • Kei.I. #-
  • [ 編集 ]

> Kei.I. さん

蛭田の鼻の洞窟陣地は一見の価値ありですよ!!
それほど広くないのに階層構造なんて、もう大興奮じゃないですか! (*´д`*)
かわいいネズミがお出迎えだし。

けど、入り口があんな感じなんで、お地蔵さんに申し訳ないですが (´・ω・`)

  • 2012/07/29(日) 18:49:08 |
  • URL |
  • tonotama #GHYvW2h6
  • [ 編集 ]

いきたいー
けど土曜しか休めない…

  • 2012/07/29(日) 19:48:35 |
  • URL |
  • yopo #LkZag.iM
  • [ 編集 ]

> yopo さん

さすがに日帰りだとちょっときつい距離ですもんねー。
ま、もう少し近場の時にご一緒しましょう!!

  • 2012/07/29(日) 21:49:00 |
  • URL |
  • tonotama #GHYvW2h6
  • [ 編集 ]

参加とゆうことで

詳細は8月のオフ会にて、例の巨大壕の中で相談しましょう!
運転よろしく!(お願いします)
何度目かの車中泊ですが、へたな所に泊まるより、寝心地いい。
エアコンシャワー付き、次はW.Cかな?

  • 2012/07/29(日) 22:35:10 |
  • URL |
  • yakumo #-
  • [ 編集 ]

> yakumo さん

よろしくお願いします!
この壕以外にも入れる壕がありますのでそこも行きましょう!
あと、ゲジ焼きも!?

ちなみに、もうひとつの壕はウェーダー必須です。

運転は、往復しても 1000Kmありませんので、楽勝です!
お任せ下さい (`・ω・´)

  • 2012/07/29(日) 23:15:00 |
  • URL |
  • tonotama #GHYvW2h6
  • [ 編集 ]

ご訪問、ありがとうございます~

のんびり更新ですので、年内はサイパン記事が続きそうです(^^ゞ
他に、テニアンも少し見て来ましたので
これからも遊びに来て頂ければと思います~。

サイパンも良い所でしたが、大規模なものはありませんね・・・(^^;

  • 2012/07/30(月) 00:53:11 |
  • URL |
  • hi #sLdgtBxg
  • [ 編集 ]

> hi さん

大規模な物は無いと言っても、日本だったらすぐに撤去されちゃうような物が未だにごろごろしていてビックリです。
小笠原諸島とかは別ですが、本土は整備されすぎていてほとんど何も残ってませんし。
三浦の戦車の残骸は特殊な例でしょうし。

これからも更新、楽しみにしています!

  • 2012/07/30(月) 21:22:38 |
  • URL |
  • tonotama #GHYvW2h6
  • [ 編集 ]

初めまして

近所過ぎてびっくりしました。
車で約5分のところに住んでます!
寝大仏の存在を最近ふと思い出して調べていたところ、こちらにたどり着きました。
10年ほど前はシートかぶってなかったんですけどね~
半年くらい前に思い立って10年ぶりに見に行ったらシートかぶっててがっかりでした。

数年前には地下の磨き砂採掘のせいで、この近くの団地が落ちた事もありました。
地元ですが、知らない事だらけで興味深く記事を読ませてもらいました。

涼風荘も近すぎて行った事ないんですよね…(正確には物心つく前、親に連れられて行ったらしいですが記憶なし)
数年前まで洞窟の入口に鬼の看板?張りぼて?があって、鬼の口から入るようになってました。
その鬼の目がピカピカ光ってたんですが幼心に通る度こわかったのを覚えています。

磨き砂を乾かしてある小屋に近付くと、こわいおっちゃんが追いかけてくると親に言われていた為、私自身はあまり近付いた事がありませんでしたがそのあたりに住んでいる男友達に聞いたところ、壕はかっこうの遊び場だったそうです。
それでゴミが多いのかもしれないですね。

あまりにも近所過ぎて長々とコメントしてしまいました…
他の記事もおもしろそうだったので、ゆっくり読ませていただきます!

  • 2012/08/01(水) 17:32:11 |
  • URL |
  • 津市民 #GJS5VYUw
  • [ 編集 ]

> 津市民 さん

初めまして!!
自分も、せっかく見に行ったのに寝仏さんはシートにぐるぐる巻きにされていてとても残念な感じでした…。
周囲も荒れ放題で、とても管理されているとは思えない状態でしたし、なんだかかわいそうな大仏ですね。
涼風荘の張りぼての鬼は、写真では見た事があります。
ていうか、鬼が無くなってこじゃれた入り口になってしまってちょっと残念です(笑)

ところで、
>> 数年前には地下の磨き砂採掘のせいで、この近くの団地が落ちた事もありました。
の件ですが、調べてみたら結構な規模の崩落があったんですねー。
逆に考えると、探索中に上部の住宅が落ちてくるかもと考えたら怖いです…。
横須賀にも、地下壕の上にたくさんの住宅が建っていますが、地盤が違うから大丈夫なのかなぁ。
埋め戻しと行っても、壕口付近からちょっとだけ発泡剤みたいなのを充填してあるだけで、中はスカスカですし。
まあ、小さな規模の壕を埋めるだけで数千万の費用がかかるようなので、そこまでやってらんないんでしょうけどね。

8月にはまたこの近辺の探索をするんで、また何か情報ありましたら教えて下さい!!
それでは今後とも、よろしくお願いしますー(='ω')ノ

  • 2012/08/01(水) 23:52:26 |
  • URL |
  • tonotama #GHYvW2h6
  • [ 編集 ]

これはすごい大規模壕ですね!
壕床に打設されたコンクリート、重量物を扱う地下工場には必要なものですね。掘削もきれいだし、排水設備も有これは地下工場とみて間違いなさそうですね。
日が合えば探索に参加したいです。

  • 2012/08/02(木) 21:13:27 |
  • URL |
  • 榴弾砲 #-
  • [ 編集 ]

> 榴弾砲 さん

ここはホント広くて複雑で楽しめます!
ま、広さはもっと広い壕もたくさんありますが、複雑さが半端じゃない!!

8月の最終の土日を予定してるんで、もし空いているなら是非ご一緒しましょう!
金曜の夜から出発予定です!

  • 2012/08/02(木) 23:44:22 |
  • URL |
  • tonotama #GHYvW2h6
  • [ 編集 ]

8月の最終の土日空いてますのでよろしくお願いします!
最近地下潜りしてないので楽しみです。大規模壕は長く涼めそうですね(笑)
18日~20日は「戦争遺跡全国シンポジウム三重県鈴鹿大会」に行ってきます。鈴鹿サーキットと重なるようで混雑するそうです。

  • 2012/08/02(木) 23:56:27 |
  • URL |
  • 榴弾砲 #-
  • [ 編集 ]

↑↑↑
了解です-。
詳細はまた後日という事で!

しかし、榴弾砲さんは2週連続の三重県ですか。
ちなみに先日までの鈴鹿在住時は、鈴鹿海軍工廠の正門跡から1分程度の所に住んでいました。
正門跡から続く不自然に広い道路が印象的でした。
軍都鈴鹿ということで、他にもいろいろと残っていますが、中心部は開発もだいぶ進んでいます。
ご存じかも知れませんが、『鈴鹿市』の命名も旧日本軍によるものです。

仕事場は、四日市市塩浜の元海軍燃料廠の横でした。
米軍に原爆の模擬弾を落とされたあたりです。

なんか、まだ横浜に戻って1ヶ月しか経ってないけど、鈴鹿市が懐かしい。
便利だし過ごしやすくていい街だった・・・。

  • 2012/08/03(金) 01:02:10 |
  • URL |
  • tonotama #GHYvW2h6
  • [ 編集 ]

お疲れ様でした

夏はやっぱり地下壕ですね!
外気温33度、壕内9度とゆう最高のロケーションでしたね。
あの壕はくまなく歩くと、やっぱり3時間以上かかりますね。
今度はイ、ロが終わったので、ハ壕の山狩りに行きますよ!

  • 2012/08/05(日) 20:57:54 |
  • URL |
  • yakumo #-
  • [ 編集 ]

> yakumo さん

今日の壕はちょっと寒すぎました(´・ω・)
この真夏にあんなに寒い思いをするとは…。
次にあそこに潜るときは上着必須ですな。

  • 2012/08/06(月) 00:54:03 |
  • URL |
  • tonotama #GHYvW2h6
  • [ 編集 ]

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