車検の際、いろいろと気を使うのが面倒なので、今回は構造変更も一緒にやってきた。
構造変更とは、一般に、マル改とか公認とか呼ばれる物で、改造した箇所を法的に認めてもらう手続きだ。
お店に頼むと結構な金額がかかるようなのだが、自分でやれば 300円程度で可能みたいなので早速挑戦。
これで、今の車の状態が標準状態として登録されるので、ディーラーで整備を断られる事も無くなるはずだ。

車検を受ける前に、光軸調整とサイドスリップの検査を検査場近くにある予備検屋にて行う。
ここで一通り見てもらえば、検査場でのテスターで落とされる事はまずない。
5分程度の検査の間に、自賠責保険の更新手続きもここで行なった。

ということで、横浜陸自に到着。
いつもは空いている湘南陸自で車検を受けているが、構造変更は自分のナンバーの管轄でしか受けられないため、今回はココに来た。

書類を作り手数料を納付する。
ちなみに、継続車検の受験料は 1700円。
車検にかかる合計費用は、自賠責保険と重量税合わせて 32,000円程度。
ハイエースにしてはちょっと高いのだが、このハイエースはいろいろ装備して重たくなっているので、税区分がワンランク上がっているのだ。
ノーマルのハイエースなら、もう 5000円程度安くなるはずだ。
それにしても、4ナンバーは維持費が安い…。

書類を作った後、検査ラインに向かうときに気がついたのだが、バキュームゲージがメーターの文字を隠してしまっている!!!
この場所は、検査官が走行距離の確認をする際に目に留まる可能性がある。
ま、いいか。言われたら外せばいいや。

で、検査開始。
検査ラインに入る前に、ウインカーやブレーキランプ、ワイパー等の検査を行う。
もちろん問題なしで、はんこもらって終了。
なんか、前の車の人は初めてみたいでいろいろバタバタしてた…。

その後、検査ラインに入り、機械によりブレーキやスピードメータのテストを行う。
ま、ここまで走って来れたクルマなら落ちる事は無いかな。

一番緊張する光軸テスト。
予備検屋で調整してもらっていても、安心できない。

最後に下回りを点検してもらって、全ての検査が終了。
ここまで約 10分。
とりあえず、車検には合格したが、この後構造変更の手続きへと進む。
と言っても、構造変更に落ちるってのは基本的に無い。
あくまで、車検に合格したクルマの諸元を調べて、車検証を作り直すだけだ。

てことで、構造変更をしに、今度は 0番ラインへと入って行く。
ま、計測用のラインなんだけど、改造車を車検に持っていくと、高確率で 0番入って下さいって言われるよね。

ラインに入ると、早速検査官が車幅や全長を測り始めた。
ま、この辺の数値は変わらんはずだ。

続いて重さと高さの計測。
重量は、キャリアついてるし荷物もいっぱいだし、車検証の数値より 300Kgも重くなっていた。
『キャリア外す?このままだと最大積載量減っちゃうよ』
って言われたけど、別にそんなに荷物積まないから、そのまま処理してもらった。
車高はなんと 7cmも低くなってた。
ハイエースの場合、新車でも車検証の数値より 2~3センチは低いらしいので、1.5インチダウンしてるから妥当な数値かな。

一通りの計測が終わり、検査ライン横の計算室にて検査官が計算機はじいて書類を作っている。
重たくなった分の最大積載量とかの計算かな!?

10分後、書類が完成してきた。
これを持って窓口に行けば、新しい車検証を貰えるようだ。
ちなみに、キャンピングトレーラーの牽引の証明も一緒に手続きした(これは無料だった)。

と言う事で、新しい車検証を貰って終了-。
晴れて合法車両へとなった。
ところでこの1年の走行距離は、3万キロだった…。
1日 80Km走っている計算だ。
1日サボったら、次の日は 160Km走らなくちゃいけないと言う事か。
そう考えたら随分乗ってるよなぁ。
ていうか、ガソリン代に年間 50万近く使ってるのかよ…。
こりゃ、LPGハイブリッド化しても 3~4年で元が取れるかも。
それにしても、次回の車検は楽だぁー(・´ω`・)
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