Digital Artworks TeeART Blog.

デジタルから穴ログまで、日々の改造・探索を綴ります ((((っ´ω`)っ

[戦跡] 館山周辺うろうろ  2013-04-04

ちょっと時間が取れたんで、千葉県の館山周辺を歩いてきた。
このあたりは何度も来てるんで、新しい発見は無いかなと思ってたんだが、いくつかの新壕を見つけた。
ま、自分が知らないだけで、有名なのかも知れないけど。


_130310_140445.jpg
まずは、館山航空隊の裏にある沖ノ島へ。
以前、[戦跡] 沖ノ島の遺構 でレポートしているが、ここでは新しい発見は無かった。




_130310_141339.jpg
人工的なような、違うような隙間を過ぎると右手に小さな壕が。




_130310_141453.jpg
内部は通路と小部屋になっている。




_130310_141652.jpg
小さいけれど、なかなか丁寧に掘られている。




_130310_141700.jpg
部屋沿いの小部屋。




_130310_141715.jpg
海側に掘られた小部屋には、銃眼があり、眼下の海を見渡せる。




_130310_143932.jpg
続いて、島の中央付近にある壕にやってきた。
ここも前回入っているのだが、久しぶりに潜ったのでそれなりに楽しめた。




_130310_143937.jpg
壕口付近はそれなりの広さがある。




_130310_143947.jpg
しかし、ちょっと潜ると、人がすれ違えないほどの通路がある。




_130310_144003.jpg
階段もあるのだが、ここもかなりの狭さだ。




_130310_144152.jpg
奥に進んでいくと、別の壕口に辿り着いたが、ここから外に出る事は出来ない。




_130310_144211.jpg
ここも、総延長は 50m程度の小さな壕だ。
数分で全部回ってしまう。




_130310_144601.jpg
壁に浮き出ている地層が、近くにある赤山地下壕と似ている。
ま、そりゃそーか。




_130310_145034.jpg
てことで、脱出。




_130310_145400.jpg
奥まで行って、中から出る事が出来なかった壕口。
分かりにくいところにあるのに、しっかりと塞がれている。

ま、公園だからか。




_130310_154903.jpg
次に、赤山地下壕周辺をぶらぶらしてみた。
この壕口は赤山地下壕の未公開部分の壕口。
[戦跡] 某公開壕の未公開部分探索 の最後の写真の外側部分だ。




_130310_154905.jpg
その他にも穴が次々でてくるが、このあたりの穴はほとんどが赤山地下壕につながっている。




_130310_155632.jpg
住宅地に残されている掩体壕。
そこから向かいの山に目を向けると…。




_130310_160213.jpg
ん?
なんか穴が開いているような気が…。
この山は、赤山地下壕の山とは別だ。

早速行ってみる。




_130310_160247.jpg
やっぱりあった、壕口。




_130310_160600.jpg
内部は、高さ 2m程度で、それほどきれいには掘られてないけど、案外広い。




_130310_160809.jpg
しかも、思ったより深そうだ。
どんどんと奥へと進んでいく。




_130310_161012.jpg
あ、なんか、急に掘削が丁寧になった。




_130310_161127.jpg
壕床も、きれいに平面にされている。




_130310_161134.jpg
しかしこの壕は、なんだか迷路みたいにいろいろな方向に掘られてるんで、もはやどっちに向かってるか、全く分からん。




_130310_161633.jpg
しかも、変な分岐が多かった。




_130310_162847.jpg
この壕を出てしばらく行くと、民家の裏手にコンクリートで固められた壕を発見。




_130310_162953.jpg
近づいていくと、壕口には朽ち果てた車が…。




_130310_163609.jpg
この壕はおそらく倉庫として作られているようだ。天井も高く、広い。
これはいくつかある枝坑の写真。




_130310_163744.jpg
廃車の置いてある壕口以外は全て塞がれており、他に開口部は無かった。




_130310_164616.jpg
外に出て、再び裏通りを歩くと、これまた大きい壕口が。
その時は赤山地下壕かなと思っていたが、今考えると、場所的にちょっと違うかも…。
ここは、また行ってみよう。




_130310_165545.jpg
しかし、そこら中に穴があいてる。
ここは、すぐに行き止まりだったけど。




_130310_170000.jpg
この穴は、赤山地下壕に続いていた。
内部にはブロックで壁が作られているが、中央に穴が開いているので通り抜けは可能だ。

ということで、館山あたりをぶらぶらと散歩してみたのだが、このあたりも三浦半島に匹敵するくらい、たくさんの穴が開いている。
もう少し時間をかけてちゃんと調べれば、まだまだいろいろな壕がありそうだった。


関連記事

コメント

お疲れ様

ここはあの家の住人が、しょっちゅう出入りしていて、入りにくいんですよね、またいずれ洲崎第二の惨状を見に行って見ようと思います。

  • 2013/04/04(木) 23:36:16 |
  • URL |
  • yakumo #-
  • [ 編集 ]

> yakumo さん

なんか、州崎は廃棄物処理場?になったとか!?

ちなみにこの日はピラム壕にも行って来ました。
ハイエースを壕口の目の前に駐め、車の屋根に登ってそこから壕口に入ろうとしたんですが、壕口入り口の看板の向こう側が思ったよりも深く、入れても戻る時に車の屋根を凹ませてしまいそうなんで侵入を断念しました…。

しかも、看板につかまると看板そろそろ取れそうだし、落ちたら怪我じゃ済まなそうだし。
やっぱり、長めの脚立持参しないとダメかなあ。

看板が絶対に外れないのなら、無理矢理登れそうなんだけど。

  • 2013/04/04(木) 23:56:56 |
  • URL |
  • tonotama #GHYvW2h6
  • [ 編集 ]

大丈夫

174cm63kgの自分がよじ登っても、剥がれませんでした。
以外とアンカーがしっかりしている様ですね(保障なし)
看板はまたげる程度でしたよ、まぁ無理せずとも、ちゃんと抜け穴は見つけてありますから、200mほど離れたた所から入れますよ。
ピラムはまだ在宅なので、場所はここで公開出来ませんけどね!

  • 2013/04/05(金) 06:38:08 |
  • URL |
  • yakumo #-
  • [ 編集 ]

そっか、看板大丈夫ですかね。
たしかにしっかりはしてたんだけど、もし今外れたらと思うと、無茶出来ませんでした。
yakumoさんのブログ記事見て、内部状況や構造は分かっていても、やっぱり、自分で入ってみないと気が済みませんもんねー。
今度、館山方面にご一緒する際は、是非、ご案内ください!

  • 2013/04/05(金) 12:18:40 |
  • URL |
  • tonotama #GHYvW2h6
  • [ 編集 ]

赤山地下壕の周辺は穴だらけですね!調べがいがありそうでなによりです。
このごろ地下壕に行く機会がないので、うらやましい限りですよ!

  • 2013/04/27(土) 11:27:09 |
  • URL |
  • 東雲みょん #-
  • [ 編集 ]

自分もここ1ヶ月くらいは全く潜ってませんねー。
そろそろ三重県も再開したいし。
迷子になるくらいの巨大地下に潜りたい-。

  • 2013/04/30(火) 23:50:22 |
  • URL |
  • tonotama #GHYvW2h6
  • [ 編集 ]

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://teeart.blog107.fc2.com/tb.php/193-83535d34
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)