まあ、それなりにサブバッテリーには充電されていたのだが、常に上限80%程度の充電量だった。
車両には、AV100V入力も取り付けており、家庭用電源から充電すれば、100%まで充電可能なのだが、それも毎回だとめんどくさい。
そこで、キャリアの上に太陽光発電装置、いわゆるソーラーパネルを取り付ける事にした。
これで、普段駐車しているだけで、メインバッテリーもサブバッテリーも満充電になるはずだ。

ソーラーパネルとバッテリーをつなぐには、必ず充電コントローラーが必要だ。
無くてもバッテリーの充電自体は可能なのだが、夜間など、ソーラーパネルが発電していない時にはバッテリーからソーラーパネルに電流が流れて、バッテリーを消費してしまったりする。
それ以外にも、複数のバッテリーへの充電量の割り振り等、いろいろな制御を行っており、基本的にコントローラー無しでのソーラー充電システムはあり得ない。
コントローラーは、本体と、リモコンセットで 1万5千円程度だ。
amzonで注文したら、すぐに届いた。
ふーん、ケーブルはRJ45なのか。
これなら汎用性も高くていいな。

リモコンは、今までデジタル温度計を取り付けていた場所につける事にした。
リモコンの背面の形に合わせ、ざっくりとパネルを切り取る。

うん、出来た。

続いてコントローラー本体は、配線しやすいように、サブバッテリーの上部パネルに取り付けることに。

とりあえず屋内配線は完成。

数日後、ソーラーパネルが届いた。
このパネルは、厚さわずか 3mm、重量も 1.87Kgという、とても軽いパネルだ。
このサイズで 90Wの発電量があり、日影による発電量のロスを軽減するバイパスダイオードも装備されている。
変換効率も 最大で 30%と驚きの数値だ。
価格も、普通のソーラーパネルに比べると 6万円程度と割高であるが、キャリアに取り付けるため、少しでも軽くしたかったのでこのパネルを選んだ。

てことで、早速ソーラーパネルの取り付け。
もちろんキャリアにビス留めするのだが、プラ板みたいにペラペラしてるので、補強のために両面テープでアルミ板をソーラーパネルに貼り付けてからビス留めすることに。

アルミ板の長さを揃えて切断し、両面テープにて接着。

ドリルで穴を開け、とりあえずキャリアに乗せて仮合わせする。

裏側にも防水の両面テープをたっぷりと貼る。
走行中にもし吹き飛んだら大変だから、しつこいくらいに脱脂して貼り付けた。

車内からハッチの蛇腹へと配線をひいていく。

しかし、暑くてたまらん!

蛇腹から取りだした配線はハッチの隙間から車外へ。
もちろんこの場所のクリアランスが保たれているのは確認済みだが、もしもの時のためにソーラーパネル側にもヒューズを入れた。
蛇腹の穴はホットボンドにて防水。

とりあえずソーラーパネルの取り付けも完成。

まずは動作確認のため、ソーラーパネルとサブバッテリーにつないだのみで、また車両のバッテリーにはつないでいないが、12.1V 程度まで電圧低下していたサブバッテリーが、2時間程度で 12.8Vまで充電された。
一通りの動作確認が済んだら、バッテリー1が車両のバッテリー、バッテリー2がサブバッテリーとなるように配線を組み直すつもり。

アルミ板がちょっと余ったので、換気扇の機密性を高めてみた。
今までは換気扇の周りに隙間がたくさんあるため、車内の空気の流れが悪かったのだ。

うん、これはいい。
車内を閉め切って、換気扇を回し、一箇所だけ窓を開けると風が流れるようになった。

あと、突然思いついて、コラムカバーにスイッチを埋め込んだ。

うは(*´д`*)
なんかゲームみたい!!
ちなみに、赤い三角はハザード。
他のスイッチはまだ未配線。
何を制御しようか考え中。
良い案があったら教えて(*´ω`*)ノ
ハイエースのソーラーパネルが痛んできたので交換しました
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