最近はハイエースの電装系ばっかりいじっていて全然探険に行ってない。
ということで、久しぶりに三重県に行くことにした。
土曜の夜、仕事が終わってから東名高速をひた走る。
もはや、自分以外には使い方が分からないスイッチがたくさん光ってる(*´ω`*)
四日市の富双緑地にて、別の探索メンバーが居酒屋をやっていたのだが、さすがに閉店して、既に就寝中だった(*´д`*)
そりゃそーだ、もう深夜 1時だもんな。
よととさん、おろろんさん、その他の皆さん、次回はよろしくですー(*´ω`*)ノ
翌日は早速、津市の半田地区へと向かう。
このあたりは、県道の工事やら中勢バイパスの工事やらで、来る度にいろいろと変化してる。
あ!!!
空き地に積み上げられた砂利に穴が開いてる!!!
これはまさか!!!
そう、この場所は、去年探索に来た際、大穴が開いていた空き地だ。
しかも、積み上げられた砂利に開いた穴の場所が、完全に一致!!!
地下に砂利が飲み込まれているのか!?
のぞき込んでみると、埋まってはいるものの、完全に陥没している。
この下には何本もの坑道が通っている。
これだけの重さが加わっているので、他の場所も陥没するのでは無いか!?
その先の湿地帯も、道路工事のためか砂利で均されていた。
たくさんの穴が開いている岩肌の裏には、トロッコ軌条が残されている地下壕の入り口があるはずだ。
これが去年来た時の壕口の写真。
しかし・・・。
完全に埋められてるwww
しかしその先のもう一つの壕口は無事だった。
中に入ってみると、以前より水没が増しているような。
でも、埋め戻しの影響かどうかは分からない。
奥に進むと水没はすぐに無くなったが、坑道によっては完全にウェーダーが必要だ。
天井部分が剥がれ落ちている。
以前潜った際には落ちていなかったと思うが、これは道路工事の影響だろうか。
ちなみに、以前潜った際のトロッコ軌条発見記事はこちら。
次に旧磨洞温泉へと向かう。
写真右手に写っているポールと看板は、当時の案内板だと推測される。
壕口へ向かうと、ものすごい雑草。
なんか穴も狭くなってる気が…。
濡れてつるつると滑る斜面をゆっくりと下って行く。
やばい、穴に吸い込まれそう(*´д`*)
なんとか穴の中に入ると、やっぱり盛大に水没している。
ま、ここの水が引くことは無いんだろう。
ここの奥が気になる人は…。
以前潜った時のこの記事をどーぞ。
続いてこの丘の反対側へと回り込む。
この場所には、変な地下施設があるのだが、のぞき込んだところ特に変化は無いようだったのでスルー。
細い道を上りきると、この柵の奥には変な寝仏がある。
あとで地下から行くつもりなんで、ここもスルーする。
地上からの寝仏レポートはこちら。
寝仏の地下に潜るため、再び丘の反対側へと向かう。
中勢バイパスの工事現場をつっきれば、あっという間だ。
ヘルメットかぶってるし、通ってもいいよね!?
あれ?
道が大変な事になってきた…。
最後は、伐採のみの道無き道となってしまった(*´Д`)
と言うことで、半年ぶり 10回目くらいのいつもの壕口へとやってきた。
外気温は 30℃近くあるものの、壕口からは冷たい風が吹き出てくる。
内部は相変わらずぐちゃぐちゃだ。
しかも、今日は半パンというラフな格好で潜っているため、行ける場所が限られる。
足場が悪い…。
ところでこの地下壕、磨き砂の採掘場跡というのは間違いないのだが、壕床のコンクリートを見る限り、やはり何かに利用されていたのだと思う。
排水設備といい、あきらかにただの採掘場では無いと思う。
でも、手持ちの軍需工場の図面とは、どうも違うんだよなー。
壕口から300m程進んでいくと、そろそろ寝仏の近くへと辿り着く。
謎の地下宗教施設までやってきた。
このブロック塀の向こう側が気になる人は…。
この記事をどうぞ-。
ちなみにこの地下壕のすぐ横には、掘削した砂を加工する工場の廃墟も残されている。
この草の中にも地下坑道があるのだが、この時期はこれ以上の探索は厳しそうだ。
てか、無理矢理こんな中に突っ込んでったら…。
思わぬ事故が起きて、彼岸花の養分へとなってしまう(((;゚Д゚)))
しかも、本日は単独での探索なので、よりいっそうの注意が必要だ。
ホントはホットスポットにも行きたかったんだが…。
と言うことで、今回は前夜発の日帰り探索だった。
今まで潜った所をぐるっと回って来たんだが、まあ、地下壕自体にはほとんど変化は見られなかったかな。
三重県の半田地区は、横浜からはちょっと遠いけど、今後とも調査を進めていこうと思う。
→ 行って来ました!
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