ハイエースには家庭用の100Vを使用できるインバーターを取り付けてある。
運転中に常に稼働させている 150Wの出力の物と、ある程度の機器を動かすための 300Wの出力の物を取り付けている。
しかし、こんな小さな出力の物では、電子レンジはもちろん掃除機やドライヤーすら動かせない。
ま、普段使用している電気ドリルやグラインダー程度は動かせるので、問題無いといえば問題無いのだが、せっかくソーラーパネルまでつけて、電力が余っているので大容量のインバーターを取り付ける事にした。

購入したのは、大橋産業の BAL 1800Wとかいうやつだ。
定格出力1800W、最大出力2000W、瞬間最大出力3800Wという、なかなかのスペックなのに、2万円を切る価格で入手可能だった。
大容量のインバーターで、なおかつ正弦波出力の物は 20万円近くするが、疑似正弦波で構わないなら、これで十分だ。
ちなみに疑似正弦波だと、医療機器や測定機器、インバーター式の蛍光灯やマイコン制御の電気毛布なんかが使えない。

フロントパネルには、100V出力用のコンセントの他、入力電圧や消費電力を表示する7セグのLEDや、電源を遠隔で入り切りするスイッチ用のモジュラージャックが並ぶ。
また、5VのUSB出力なんかもついている。

背面にある DC入力端子は、大電流に対応するために非常に太いケーブルが用意されている。
2系統の入力があるが、内部では各々が結線されているようで、最大出力で使用するなら2系統ともバッテリーにつなぐよう、注意書きがあった。

サブバッテリーとインバーターをしっかりと結線する。

遠隔用のスイッチは、適当に穴を開けて取り付けた。

この辺りのスイッチ類は一度ちゃんとしたパネルを作って、メンテしやすいようにしたいのだが、機器の付け足しを繰り返しているうちにこんなにごちゃごちゃになってしまった(*´д`*)

てことで、バッテリー回りもひどくごちゃごちゃで心配な感じだが、とりあえず取り付け終了。
もちろん各ラインにはヒューズ入れてるけど、見栄え良くするためにコルゲートチューブでまとめるか…。

あと、商用電源からのサブバッテリー充電時にソーラーシステムを切り離すスイッチを取り付けた。
これで、自宅とかで外部電源での使用時に、いちいちソーラー側の配線を外さなくても良くなった。

大容量のインバーターからの AC100Vは、とりあえず、車両後方のベッドキットのボックスへと引いてきた。
今後、車内側面にもコンセントを増設するつもり。
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