この記事は、[探険] 津市半田地区磨洞温泉調査2014 - 中編 の続きです。

奥へ進んでいくと、レンズの曇りがだんだんと無くなってきた。
閉塞感は変わらないが、奥はかなり深いようだ。

大きな崩落も無く水没も無いが、特に新しい発見も無い。

壕床に枕木の跡が。
トロッコ軌条の痕跡だ。

この壕はかなりの大きさがあり、坑内はとても広く掘削されている。
整然と掘られているし、最近のものなのかも知れない。

丸い断面の坑道が出てきた。
少しでも多くの磨き砂を採取するためか??

と思ったら、鉄道トンネルのような断面の坑道も。

外はそろそろ暗くなってくる時間だ。
明日も仕事のため、横浜まで戻らなくてはならない。

ぐるっと大きく回りながら壕内を調べていくと…。

なにやら壕床に大きな窪みを発見。

その窪みの奥には、なんと下層だろうか、空間が見えている!!
また、いつもの、時間切れで新発見のパターンだ(*´д`*)

よとと氏が様子を見に行く。

様子を見に行ったよとと氏によると、この下にもこの階層と同じくらいの空間が広がっているという。
全貌の調査は時間切れのため、次回探索への持ち越しとなったが、この場所で地下2層目となると、
旧磨洞温泉本館の高さよりちょっと高いくらいだろう。
もしかして、まさかの接続もある!?
でも、その手前には水没が多いスイッチバックの斜坑壕もあるかー。
うーん。

どちらにしろ、次回探索の際には奥まで見に行くぞ-。

ということで、時間切れとなってしまったので、壕口へ向かって戻り始める。

枯れ木の山をよじ登り…。

パリパリと音を立てる枯れ木の上を歩いて行く。
写真で見るとどうってことないけど、これ、数メートル積み上がった枯れ木だから、結構緊張する(*´Д`)

今回の三重県半田探索はこれにて終了です。
[探険] 半田磨洞温泉水没地区他探索~前編 へ続きます
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