電動のタッカーを買おうとしていたのだが、電動だと2~3万円もする。
コンプレッサーとエアタッカーを買っても、3万円でお釣りが来る。
しかも、コンプレッサーがあれば、いろいろとつぶしがきく。
というわけで・・・、ハイエースにコンプレッサーを内蔵 (!?) することにした。

エアの取り出し口は、ベッドキットの後部右側。
コンセントの横が開いているので、ここにエアチャックを取り付けることに。

使用する機会がほとんど無く、錆だらけの木工用ホールソーで・・・。

さくっと穴開け。

エアタンクはアストロのアルミエアタンク 25L。
コンプレッサーは、HMAC-50 H&H オイルレス ミニコンプレッサーだ。
この組み合わせなら、市販のタンク一体型コンプレッサーと同一の動きが実現できるはず。
一体型を買わなかったのは、高さの無いベッドキットの下に設置するため。
一体型をバラして配管し直すことも考えたのだが、細かい部品を結構買わなくちゃいけなそうなんで、この組み合わせにしたのだ。

チャックやホースには様々な規格があるが、車内の引き回し用には 6.5x10mmのホースを使用。

チャックをベッドキットに埋め込む。
ベースが木であるため、若干小さめの穴を開け、チャックをハンマーで圧入。
隙間を接着し、裏側から硬質パテで補強した。

圧力調整付きエアゲージは、コンプレッサーに取り付けてあった物を分解し、ホースアタッチメントを取り付けた。

ゲージを裏側から通し、表側から化粧用のゴムカバーをかぶせ圧入。
ガタも無く、きれいに収まった!!

減圧用のダイヤルにはベッドマットの隅のカバーを外せばアクセス可能だ。
減圧ダイヤルをすぐに操作できるよう、チャックの下あたりにつけることも可能だが、部品代がけっこうかかるので今回はとりあえずこれで。

ここで一旦試運転。
うん、エアーの漏れも無く、ちゃんと使えてる。

動作確認が取れたので、エアータンクを車内のベッドキット下に設置する。
バルブ操作も簡単に出来て、荷物スペースの邪魔にならないように、後部座席すぐ後ろに設置した。

配管は、ベッドキットと車両の隙間に這わせていく。
車両の振動によりホースにキズが入らないよう、タイラップ等で養生していく。

コンプレッサーは、タンク横に設置。
このコンプレッサーは圧力により自動的に ON / OFF を行うが、使わない時はコンプレッサー保護のため、タンクとの接続バルブを閉じ、エア圧をすぐに抜けるようにした。

コンプレッサーの消費電力は 180W程度しか無いが、安定駆動を考え、2KWのインバーターから取るようにした。
ここでもう一度試運転。
バルブを閉じて、エア漏れチェック。

エア漏れも無さそうなので、タンクをフル充填してみる。
コンプレッサーの騒音は原付のアイドリング程度。
音質は低音の為、日中の住宅街であればそれほどうるさくは感じないだろう。

これでエアーツール使い放題!!
タンクが小さいんで、使い方を工夫しなくちゃだけど、0.8Mpa程度まで入れれば、200Lの空気があることに。
ま、結構使えるかな。
エアタッカーと、エアドリルとミニエアラチェットとエアグラインダー、これだけ買っても 1万円とは安すぎる!
ゴムボートとかも、楽ちんで膨らませられるし、満足度高いわ-(*´д`*)
- 関連記事
-
-
レカロシートの修理再び 2020/03/08
-
ハイエースの電飾コントローラーを作り直した 2016/04/29
-
ハイエースのセンターコンソールを固定する金具を作ってみた 2020/12/09
-
ハイエースのリアハッチストライカーの調整 2019/05/09
-
ハイエースのスライドドアにイージークローザーを取り付けてみた 2021/12/17
-
ハイエースのハンドルコラムに取り付けたインジケーターパネルをリアルカーボンにしてみた 2018/04/18
-
ハイエースにUSBコントローラーを埋め込み!? 2011/01/23
-