前回潜った坑道群から北へ5分程移動したところに柵がある壕口があるというので見に行ってみた。

この茂みの中に壕口があるらしい。
冬時期は道路から壕口が丸見えらしいが、6月と言うことで草が生い茂りいいカモフラージュとなっている。

ちょっと草をガサゴソすると、すぐに壕口を発見。

内部を懐中電灯で照らしてみると、ここも工場にするつもりで掘ったのだろう、奥行きもあるし広さもある。
奥までは50-60m程度で行き止まりだろうか。

とりあえず内部へと潜り込み、奥へと進んでいく。

奥は行き止まりのようにも見えたが、左に 90度曲がっていた。

その先も、天井が高い坑道が 30m程続いていた。

そのまま進んで行くと、坑道は再度 90度左に折れ、別の壕口へ向かって掘られている。
なるほど、コの字型に掘られていたのか。

こちらの壕口にも柵が。
上部は広そうに見えるけど…。

見た目よりも隙間は無く頭が通らない。
ここから脱出することは出来なかったので、今来た坑道を戻っていく。

ちなみに、この壕の近くでは、大がかりな化石の発掘調査(?)が行われていた。
何か貴重な物でも出たのだろうか。

見上げると、この壕の内部にもたくさんの化石が。
貝の化石がほとんどだったが、こんな感じのがたくさんあった。

この隣にも同様の壕口があるらしいので、ガサゴソと山肌を進む。

今度の壕口も、柵でしっかりと塞がれている。
付近にもう一つ壕口があったので、この壕も先ほどと同じ、コの字型に掘削されていると推測されるため、この壕には入らなかった。

でも、今になって思えば、地質が違うせいか、掘削の荒さが目立つ。
構造は同じかも知れないけど、やっぱり入っておけば良かったー。
しかも、空母氏のページを見ると、反対側の山肌にも別の穴もある!!
再訪時には、他の壕と合わせて、この壕にも潜ってこよう。
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