この史跡に隣接する道路が、付け替え道路により廃道になってしまったというので見に行ってみた。

以前は狭いヘアピンカーブだったのだが、トンネルが開通したことにより、旧道がまるで側道のようになっている。

側道のような荒れた道に車を止め、旧道を進んでいくとゲートが出現。

ゲートを越えると荒れた道が続いている。
アスファルトはすっかり剥がされてしまっていた。

右手に目を向けると、ものすごい光景が。
ここまでのフリーフレームの法面を見たことが無い。

どんどんと歩いて行くと、道がどんどん荒れてきた。
整備されていない山道は、落石によりこんなことになってしまうのか。

山梨県史跡、おいらん淵が見えてきた。
おいらん淵のいわれは検索すればいくらでも出てくるので省略するが、要約すると、金山の秘密を守るために遊女をこの淵に突き落として殺してしまったことに由来する。

以前この場所には、史跡の表示やおいらん淵の由来についての立て看板があったのだが、見事に全て撤去されていた。

碑のあった場所にはいくらかの小銭が置かれていた。
自分もちょっとだけ置いてきた。

淵を覗きに階段を下りてみる。
おいらん淵への遊歩道は荒れ果てている。

おいらん淵を後にし、どんどんと奥へと進んでみる。
すると再びゲートが現れた。

奥へ目を向けると、なんと、橋が撤去されているではないか!
ぎりぎりまで行ってみたが、谷が深く、向こう側へ越えるのは不可能だ。

仕方ない。反対側から回ってみるか。

道路の脇に、以前付近に設置してあっただろう標識が放置されていた。

反対側の旧道との分岐に行ってみる。
こちら側にもゲートが設置してあった。

しかも、ご丁寧に廃道とか書いてある。

奥に目を向けると、先ほどいた反対側の橋台が見えている。

奥へ進んでいく。
ロックシェッドが見えてきた。

ロックシェッドを抜けると、更にゲートが設置されていた。

廃道化する時は橋を撤去するのが最近の傾向なのか!?
ま、落橋したら危ないからか。

ロックシェッド側に目を向けると、『ゆっくり走れば楽しい丹波路』の看板が。
うん、いい感じだ。

これ以上は進めないので戻ることにする。

ロックシェッドの合間に見える景色がステキだ。

現道接続部まで戻ってきた。
完全な廃道になってしまっていたが、これからの成熟も楽しみだ( ^ω^)
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