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デジタルから穴ログまで、日々の改造・探索を綴ります ((((っ´ω`)っ

[探険] 半田磨洞温泉水没区他探索~前編  2014-10-20

前回の探索から9ヶ月。

そして最初の半田磨洞温泉探索から早くも3年近くの月日が過ぎた。
今回は、またまた秘密兵器を準備して、旧磨洞温泉本館に潜って来た。


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金曜日の仕事終了後、高速も乗らずに横浜から三重県へとクルマを走らせる。
三重県は何度も下道で往復しているが、国道1号線バイパスだけで無く、国道23号のバイパスも整備が進み、以前では考えられないくらい快適に行き来できるようになってきた。
この写真は国道23号バイパスの写真だが、まるで高速道路のような高規格道路。
岡崎付近の東名高速道路の60Km/h区間と比べたら、こちらのほうがかなり快適だ。




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翌土曜日の日中は、鈴鹿市内にて買い物したりオイル交換したり温泉入ったり。
そして、夜になり、道の駅関宿にメンバー集合!!
この日は、全国各地より6名のメンバーが集まった。




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そして深夜まで飲み会は続く。
体が芯から冷えるが、日本酒が美味しくてなかなかお開きに出来ない(^^;
この日の三重県関付近の最低気温は8度。
どうりで寒いはずだ・・・。




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翌日は朝からめっちゃ快晴!!
やったね!

ま、どうせ地下に潜るから関係ないけど。




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ということで磨洞温泉に到着。
あぜ道を連なって走るアヤシイ集団・・・。




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そして取りだしたのは今回ぱぱんさんが入手してきてくれた秘密兵器、ゴムボート
価格は7~8万円程度で買えるようなのだが、床板もあり、非常にしっかりしている。




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水場も無い畑の片隅で早速空気を注入する。

怪しさこの上ない。




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そしてそのボートを山肌へと運んでいく。




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壕口に到着。
この奥には、ウェーダーでは進んでいくことが出来ない水没空間が広がっているのだ。




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ボートにキズを付けないように、慎重に壕内へボートを運び入れる。
ボートの重さは20Kg程度だが、壕口からは急な斜面となっており、足場は非常に悪い。




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なんとか無事にボートを水没部へと浮かべることが出来た。
今までは、この壕口周辺しか探索出来なかったのだが、今日は奥まで行けそうだ。
これは期待が高まる!!




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ボート自体は4人乗りなのだが、取り回しや安全を考えて2名づつ出航することに。
やばい!!
このボート、船の上で立てるほどに安定してる!!

立たないけど。




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ボートを奥へとどんどん進めていく。
今までウェーダーでは行くことの出来なかった空間が広がる!




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しばらく進んで行くと、天井部分に大きな穴が開いている所に来た。
そう。これは以前上からのぞき込んで入るのをあきらめた穴だ。




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こうやって、上から見るだけだった場所にやっと入ることが出来た(*´д`*)




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かなり広い水没区をボートで回って行く。
ストックで壁を突くと、凪いだ水面をボートは滑るように進んで行く。
正直ボートから降りたくなくなるほどに快適だ。
でも、地下坑道に慣れていない人は、広いし景色も似ていて迷いそうだから真似しないでね☆ ←




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ちなみに、操船と照明と撮影が同時進行なので、けっこう忙しい。
しかも、釘にでもぶち当たったらシャレにならないので、結構緊張する。




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最深部付近にて陸地を発見。
というか、ここには壕口があったようだが、埋め戻されているようだ。
照明を消すと完全な闇。
どうやら隙間は全く無いようだ。
酸素濃度が心配だが、手元の酸素濃度計は正常値を示していた。




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水位が上がっているのか、天井が下がっているのか、頭上の空間がやたらに狭い坑道だ。
そのおかげで、天井にストックを突き、操船することが出来た。




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壕内を回り、かなり満足(*´д`*)
そろそろ戻ることに。




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進水した壕口付近が見えてきた。




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ボートの空気を抜き、ひとまず撤収。
ボート楽しすぎwww
これクセになるわ。




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車にボートを戻し、簡単な昼食を済ませ、午後からは前回見つけた地下2階部分を調べに行くことに。
相変わらずの激薮をかき分け、壕口へと進んで行くと・・・。

後半へと続きます・・・。



同行のよとと氏が動画レポ上げてます
動画レポはこちらです → http://youtu.be/bzioxW7LEw8
よとと氏のページはこちらです → http://sputoyo877.com/

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コメント

ボートの力はスゴイですね!
栃木の大谷で使ってみたい・・・

  • 2014/10/21(火) 06:33:48 |
  • URL |
  • yakumo #-
  • [ 編集 ]

これがあれば、ホント水没区間の攻略は完璧ですよね。
浮力がとても高いので、浅めの所でも行けそうだし。
かなりでかいので、壕口が狭いと厳しいですが。

  • 2014/10/21(火) 08:35:40 |
  • URL |
  • tonotama #GHYvW2h6
  • [ 編集 ]

地底湖の船遊びですね!ステキ…。
ルートヴィヒのお城の地底湖より遙かにすごいですよ~。

  • 2014/10/21(火) 19:09:08 |
  • URL |
  • Kei #-
  • [ 編集 ]

ホント、地下の船旅は素敵すぎです(*´ω`*)
凪いだ水の上を滑る感覚と、ライトを消すと、暗闇に目が慣れても何も見えない真の暗闇。
日常から完全に切り離された空間が、ここにはあります。

理解できない人にとっては、コイツラアタマオカシイって思われてそうですが(笑)

水没壕をボートで探索って… ついに最終形態ですかね! 
大きなボートですし、コンプレッサーはこういう時にも便利ですね。
しかし、ここの広さなら私のボートでも遊べそう(´∀`)

  • 2014/10/21(火) 23:43:33 |
  • URL |
  • 空母欲奈 #xfUvgwh.
  • [ 編集 ]

先日は遠方からお疲れ様でした!
結果新発見には至りませんでしたが、進水式は実に有意義でしたね~
当方HPトップにとのたまさんのブログリンク貼らせて頂きました。
また、当方も動画レポUPしました。真っ暗映像ですが、宜しければご覧ください~
次回は大渇水期に!

  • 2014/10/22(水) 06:38:34 |
  • URL |
  • よとと #Rcfnqqqw
  • [ 編集 ]

>> 空母 さん

最終形態は自作地下壕でしょう。笑
コンプレッサーは便利なんだけど、タンクが25リッターしかないから、その倍くらいは欲しいですねー。
あと、コンプレッサー自体も、大容量の早い奴に換装したい。
空母氏のボートにカメラ積んで探索もいいね!

  • 2014/10/22(水) 13:37:53 |
  • URL |
  • tonotama #GHYvW2h6
  • [ 編集 ]

>> よとと さん

新発見はなかったものの、楽しい一日でしたねー。
台風や大雨の影響か、前回に比べて水没箇所やぬかるみが多かったのが悔やまれますが、是非また再訪しましょう。

ちなみに、よとと氏の動画レポはこちらです → http://youtu.be/bzioxW7LEw8
よとと氏のページはこちらです → http://sputoyo877.com/

  • 2014/10/22(水) 13:45:48 |
  • URL |
  • tonotama #GHYvW2h6
  • [ 編集 ]

あれ?
コンクリ巻き壕口の空いた穴の所を右に曲がるともう一個穴空いてませんでしたか?

  • 2014/10/23(木) 23:09:53 |
  • URL |
  • yuuki #-
  • [ 編集 ]

>> yuuki さん

ん?コンクリ巻き壕口って、この記事だとどの写真の所ですか??

それとも別記事の、斜坑が4つくらい並んでいる所の事ですかね。
あとは、この周辺でコンクリート巻きの壕口だと、『王』の文字の謎遺構がある壕の事?

本記事の画像の14、15枚目の画像のところ(旧磨洞温泉内部水没区間)です。
ここを90度方向に回り込んだ所にもう一つ上部壁面に画像と同じような開口部があります。
要するに二箇所開口部があるんですよね。
一つはコンクリ巻き斜坑とつながっているようですが、もう一コはどこへ出るのだろうかと。

  • 2014/10/24(金) 00:20:58 |
  • URL |
  • yuuki #-
  • [ 編集 ]

14、15枚目の写真の場所は、旧磨洞温泉の水没区とつながってはいますが、場所的には旧磨洞のボートを降ろした壕口から、50m程度北東に進んで行った4連斜坑の壕口の壕床に開いた穴です。
http://teeart.blog107.fc2.com/blog-entry-181.html
ちなみに、この記事↑ですと 19枚目の写真からがこの開口部がある壕なのですが、この壕にもう一つの開口部があると言うこと??
奥にある、通風口とは別ですよね・・・!?

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