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[戦跡] ガンガン坂の坑道陣地  2015-03-18

この記事は、[戦跡] 長尾地下壕裏手の小規模壕 からの続きです。


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雨に濡れた急な斜面を登っていく。
この斜面に坑道陣地の壕口があるはずだ。




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しばらく登っていくと、目印の白旗を発見。




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すぐ先に壕口を発見。
この陣地は、正式には近衛歩兵第10連隊第四中隊後谷(うしろやつ)坑道陣地という。
ちなみにこの壕には 前回の訪問時にも潜っている が、再度のレポートだ。




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早速坑道の奥へと進んでいく。




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狭い坑道がゆっくりと下がりながら続いている。




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広い坑道にぶつかった。
進入してきた坑道をふり返ってみる。
この作りからみると、進入した壕口は、斜面への抜け穴かな。




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縦横に走る坑道を順番に回る。
構造自体は複雑ではないので迷う心配はないが、内部は広く楽しめそうだ。




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地中深くに向かって下層に伸びる階段まである。
ここは後で降りてみよう。




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とりあえずはこの階を廻ってみる。




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細い通路が伸びているので、奥へと進んでみる。。




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しばらく進むと、90度右に折れ曲がっている。




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右折した先を進むと、左手に光が見えた。
どうやら壕口があるようだ。




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しかし、壕口は切り立った崖の中腹に開口していた。
間違って進むと転落して、ヘタすれば死んでしまう。




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その後も別の坑道をうろうろ。




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うん、なんか・・・。




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似たような分岐が・・・。

迷いそう(^^;




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またまた細い通路が続いていたので進んでいくと・・・。




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うわ!また崖に開口してる!!

危なすぎるな、この豪。




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最初に見た下層へ降りる階段の所に行ってみる。




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下層への階段を下っていくと・・・。




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ちょっと狭めの坑道が。




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狙撃口のような小さな穴から脱出!
うん、ここ完全に民家の敷地内だ(^^;




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といあえず、民有地を出て、ガンガン坂のある道まで出てきた。




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ガンガン坂から5分程度離れた、八鶴湖駐車場で遅めの昼食をとる。
今回も戦闘糧食だ。




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そして、昼食を取りながら周辺遺構の資料に目を通す。




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ちなみに八鶴湖の周囲にはいくつかの壕が掘られているのだが、その中の一つに、面白い棲息部を持つ壕がある。




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狭い壕口から進入すると、洞窟陣地特有の掘りこみが奥へ伸びている。




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すぐに左手に枝坑が伸びているが、水没の先は左手に折れ、今進入してきた壕口の左手の壕口へとつながっていた。




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本坑へと戻り進んでいくと、なにやら交差点のような不思議な分岐にぶつかる。




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左手を向くと、丁寧に掘削された生息部が。




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そして、本坑を挟んだ向こう側にも生息部が。

この付近には棲息部を持つ壕はいくつかあるのだが、このように両側にあるものは珍しい。




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とりあえず時間も夕方に近いという事で、本日の探索はそろそろ終了とする。




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ぶらぶらと八鶴湖周辺を歩く。
この建物は、八鶴亭といい、由緒ある建物のようだ。

その後、帰り道、コンビニで休憩している際に、道の向こうに壕口のようなものが・・・。
結局それは小規模な壕で見るべきものは無かったのだが、その際に水路トンネルを見ていたとき、偶然奥の山肌に銃眼を発見!!




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懐中電灯で照らされた山肌に、まん丸く掘り込まれた銃眼がこちらを向いている!!




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もう辺りは暗くなっているが、こんな物見つけてそのまま帰れるわけがない。
真っ暗な斜面周辺をがさごそしていると・・・。




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先ほどの銃眼に続くと思われる壕口を発見。
早速進入してみる。




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壕自体は総延長 15m程の L字型のごく小さいものだった。




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しかし、銃眼部分はしっかりと構築されていた。




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これ以外にも、絶対に何かあるはず!!




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というのも、斜面に明らかに人工的に手を加えられた形跡が多数見受けられるのだ。
写真だと分かりにくいが、軍道に沿って土塁が構築されているように見える。




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そしてまた壕口発見。




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手前左手は狙撃室のようだ。
銃眼が、外に向かい開口している。




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そして奥に続く通路を進んでいくと・・・。




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奥にも狙撃室があり、銃眼が構築されていた。




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今度は壕の外に出て、先ほどの銃眼を探す。




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周囲も暗くなっていたので、銃眼内部から懐中電灯で照らすことにより、容易に発見できた。




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ということで、千葉県茂原、東金周辺をうろうろと回ってきたが、この周辺にはまだまだ未発見の地下壕がありそうなので、是非また訪問してみたい。




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コメント

新型ライト

写真が全然別のものになりましたね、やっぱりデカイに越したものは無いでしょう!
重さも電池込み1kg程度で手ごろだし、若干出入りとかの時に邪魔だけどね。

  • 2015/03/19(木) 22:51:28 |
  • URL |
  • yakumo #-
  • [ 編集 ]

ほんと、驚異の明るさです!!
今は18650での運用ですが、充電器が共用出来るみたいなんで、26650も買っちゃおうかと。
しかし、車のライトよりも、断然明るいですよね、これ。
ここまで明るくなくてもいいんで、18650使用の、もうすこし小さいライトも買おうかな。

房総でサバゲーのフィールド作るのなら地下迷宮(陣地)も作ってほしいですね(笑)

  • 2015/03/20(金) 20:14:10 |
  • URL |
  • おろろn #-
  • [ 編集 ]

私も高照度ライトが欲しいです(>_<)
明るすぎると、天井に張り付いてる
あの物体共が動いて落下してくるのが
泣きどころですね~(>_<)

千葉県産のヤツは特殊攻撃を
身に付けたようです(笑)

今度、色々と装備品について
教えてくださいませ(^^ゞ

  • 2015/03/21(土) 23:33:04 |
  • URL |
  • 祐実総軍三等兵 #ft.RO07s
  • [ 編集 ]

> おろろn さん

地下陣地でサバゲとか、興奮しすぎて危険な気が・・・。
半田の地下でサバゲしたら、死人でそうだよ(*´д`*)

>> 祐実総軍三等兵 さん

高照度ライト、自分は今回初めての投入でしたが、あまりの明るさに地下と言うことを忘れるほどでした。
カメラのフラッシュはもともと焚きませんが、高照度ライトで照らすと、フラッシュ撮影以上の品質で撮影できますね。
しかも、暗いレンズのスマホでも、くっきりはっきり(*´д`*)
一度使ったら、もう手放せませんな。

半田の地下はプロ(久居の連隊か普天間の大隊戦闘団)にでも使ってもらいましょう(爆)
お遊び用は柿下の天国地区と煉獄地区位の広さとエスケープルート(外部への抜け穴)の数でどう?

  • 2015/03/23(月) 22:14:34 |
  • URL |
  • おろろn #-
  • [ 編集 ]

わりかし真面目に柿下はサバゲ向きかも(^O^)
抜け穴からの降下作戦とか、楽しそうだし、広大な西側地区は、キノコ栽培のカーテン越しに攻撃できる!

とか、言ってると怒られそうだな(^^;

  • 2015/03/24(火) 09:06:54 |
  • URL |
  • tonotama #GHYvW2h6
  • [ 編集 ]

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