
時間も押した午後5時30分。
今にも日が暮れる寸前の探索となった。

神社裏手の山中に特攻兵器『桜花』の格納壕が残されているという。

とりあえず、奥へ奥へと進んでいく。

暗くなる前には戻りたい・・・。

山中をしばらく進んで行くと、先行する yakumo氏が格納壕を発見したようだ。

格納壕の目の前には特攻兵器『桜花』の向きを変えるための、ターンテーブル跡が残されていた。

現在は枯れ葉や泥土に覆われているが、当時はきれいに整備されていたのだろう。

ターンテーブルのすぐ後ろの山肌には、高さが 4m程もある巨大な格納壕が。
上総中川駅から数百メートルしか離れていない山中に、人知れずこんな物が残されているとは驚きだ。

比較的堅い岩盤を掘っているので、戦後 70年が経過してもほとんど崩落は見られない。

完全な単独壕なので、探索の面白みには欠けるが、壕のスケールがでかいので、なかなか見応えがある。

壕の入り口付近には、いくつかの大きな彫り込みが作られていた。
扉のような物を取り付けていたのだろうか。

辺りはすっかり暗くなってしまったので、そろそろクルマに戻ることに。

しかし暗すぎて方角が良く分からない。
勘に任せて暗闇を進んで行く。
ここはどこなんだ!?

山中をウロウロウロウロ。
なんとか山から下りることが出来そうだ。

ちょっと迷いながらであったが、なんとかクルマに戻ることが出来た。
うん、良かった(*´д`*)
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