Digital Artworks TeeART Blog.

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ハイエースに脱着式ハンドルボスを取り付けた  2016-07-13

ハイエースに脱着式のハンドルボスを取り付けてみた。
WorksBell社が販売している、ラフィックス2という製品だ。
これを取り付ける事により、簡単にハンドルを脱着できるようになる。

レーシングカーでもないのにそんなもの必要!?

いやいやいや、必要とか必要じゃないとかじゃないんです。
かっこいいから取り付けたい。
ただそれだけなんです(*´д`*)


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ハイエースのハンドルは既にMOMO社製の物に取り替えてあるので、今回はボスを引っこ抜いて付け替えるだけだ。
作業は 30分程度で終わるはず・・・。




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と言うわけで、届いたラフィックス2を開封。




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車検の際に検査官に見せるためのカードが入ってる。

しかし、今まで何度も車検に行ってるけど、この手の書類を見せろと言われた事が無い。
ま、とりあえず、車検証や、強度検討書とかの他の書類と一緒にしておこう。




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ボス本体を取りだしてみる。
アルミ合金製の割りにはずっしりと重い。




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コチラがハンドル側。




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で、こっちが車両側。
ホーンの配線が両側から出ている。


では、早速交換作業に・・・。




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今付いている、ごく普通のボス。




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ハンドルをボスごと取り外す。

ボスを止めてあるナットを数回転させた後、ハンドルを上下左右に強く何度か揺らす。
そしてナットを取り外せば簡単にハンドルは外れてくれる。
この揺らす作業をせずに力任せに取り外そうとしてケガをする事があるらしいので、ボスとステアリングシャフトがフリーになる前にナットをはずしてしまうのは厳禁だ。




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赤い線がホーン。
黄色がエアバックの配線だ。

既にエアバックは取り外してあるので、警告灯のキャンセラーをつないであるが、純正のハンドルから交換する場合は、付属のキャンセラーをこの時につなぐ。
エアバックの取り扱いは、ミスすると命にかかわるので、バッテリーのマイナス端子を外し、15分以上経ってからの作業が鉄則。




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取り付けは、専用ボス → 接点用プレート → 脱着ボス の順だ。
もちろん専用のボスでなくても、通常のボスに脱着ボスを重ねることも可能だ。
でも、ハンドルがかなり手前に来てしまうので、今回は専用のショートボスを使用した。

接点用のプレートは、脱着ボスに施してあるアルマイト加工が電気を通さないため、車体アースをハンドル側に導通させるために必要だ。




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センター位置を確認し、ショートボスを取り付ける。




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ボス取り付け用のナットは専用品が製品に同梱されていた。

純正に比べると高さがずいぶん低いが、その分、ボスの底部の厚みがあるようで、締めこむとシャフトに対しての出幅はちょうどくらいだった。




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締め込みの規定トルクはたったの 30N・m 程度だ。
あまり知られていないことだが、ハンドルは事故時に押された際、取り付け部が破断して衝撃を吸収するようになっている。
そのため、トルクをかけると取り付け部がすぐにひび割れて壊れてしまう。
ネジもテーパーとなっているので、締め付け過ぎには特に注意が必要だ。




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ショートボスを取り付けた後は、プレートを挟んで脱着ボスの車両側を取り付ける。




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これで車両側の取り付けは終了。

注意点はいくつかあるけど、基本的には簡単な作業だ。




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最後にハンドルと、ハンドル側の脱着アダプターを取り付ける。

説明書通りにプレートを挟み込んだのだが・・・。




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ホーンボタンの端子によってはこのプレートは不要だ。
テスターで調べてみると、単純にボディーのマイナスを持ってきているだけだ。




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自分が使っているホーンボタンは 2極の接点式なので、そのまま端子を差し込めば問題ない。
というか、むしろその方が接続としては確実だ。




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という事で、完成したのでいよいよ脱着を試してみる (^w^)




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と言っても、取り付けはハンドルを差し込むだけ。




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センター位置が合わないとロックされないので、位置も、特に気にする必要はない。




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カシャッとはまった時の感触がたまらん。
しかも、当然たけどハンドルのがたも一切なし。




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見た目も、めちゃかっこいい!

ハンドルとウインカーレバーの隙間も遠すぎず、問題なしだ。




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明日も仕事だけど、ハンドルのセンターの確認もしたいので、ちょっとだけ走りに行ってみる。

今までより、ハンドルが20mm~30mm程度体に近くなった感じかな。
でも、違和感は全くない。




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もっと走っていたいところだが、明日もあるので早々に帰宅。
ハンドルを取り外してみる。

取り外しは、安全ロックを押しながらリングを引き上げるだけの簡単さ。
でも、走行中に間違って外してしまう事はあり得ない動作で、良く考えられて作られている。
ハンドルが付いていなければ、盗難の確率も少しは減るかもしれない。




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専用のショートボスと合わせると 4万円近い金額のため、ちょっとどうなのと言った感じなのだが、個人的には大満足。
このまま車検にも通るというのもいい。

あー、遠出したい!!
早く週末来ないかな・・・。

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コメント

「カッコいいから取り付ける」これ以上の理由はないでしょう。
実際めちゃ見栄えが良くなっていますし。
これを機にアルマイトな部品を増やしちゃっては?
そういう私も普段使いの自転車のシートポストをハンドルリモート式のアジャスタブルに変えました。
(本物のフルサスとはいえ)ドロップハンドル車に何つけているんだかば(笑)

  • 2016/07/13(水) 22:51:09 |
  • URL |
  • おろろn #-
  • [ 編集 ]

なんでアルマイト加工したアルミパーツって、あんなにかっこいいんでしょうね~。
自転車のパーツにしても、アルミでアルマイト加工と言うだけで交換したくなっちゃう。
自宅でアルマイト加工ってできないのかな・・・( *¯ ꒳¯*)

  • 2016/07/14(木) 01:05:01 |
  • URL |
  • tonotama #aR0MjOyk
  • [ 編集 ]

アルマイト加工されたアルミはCNC切削だろうが鍛造だろうが、鏡面仕上げだろうが梨地だろうがカッコいいですね。同病者よ(爆)
自宅用のアルマイト加工キットは市販されてますよ。只発色の胆となる温度管理が難しいとの事らしいです。

  • 2016/07/14(木) 21:56:11 |
  • URL |
  • おろろn #-
  • [ 編集 ]

あるんだ、自宅アルマイト加工!!
これは是非体験せねば・・・(*´д`*)

  • 2016/07/15(金) 00:36:10 |
  • URL |
  • tonotama #aR0MjOyk
  • [ 編集 ]

初コメントですよろしくお願いします(^^)かっこいいですね(^^)脱着できるのうらやましいです。(>_<)助手席にはエアバックはついていても誤作動とかはないですか??

>> キトキトさん

初めまして(^^)/
エアバッグの誤動作についてですが、この車、グレードが低すぎて助手席エアバッグも付いていないんですよ💦
なんせ、リアのハイマウントストップランプすら当初は付いてなかったですからねぇσ(^_^;

激しいGがかかったっていう信号がエアバッグに行かない限り、動作しないことにはなってますけど、個人的にはエアバッグは取り外しておいた方が安心、安全かと思ってます。
火薬自体は内蔵しているわけですから、もしもの事考えるとちょっと怖い。。

  • 2017/09/02(土) 12:43:53 |
  • URL |
  • tonotama #GHYvW2h6
  • [ 編集 ]

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