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デジタルから穴ログまで、日々の改造・探索を綴ります ((((っ´ω`)っ

尾去沢鉱山を見に行ってきた~地上遺構編  2016-09-13

この記事は、 尾去沢鉱山を見に行ってきた~後編 からの続きです。


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建物を目指し、ひざ上位の荒れた草原をがさごそと進んでくると、平場へとたどり着いた。
建物は解体され、中はがらんどうになっているようだ。




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とりあえず、中を見に行ってみる。




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と言っても、特に何があるわけではない。
コンクリートも痛んではいるが、すぐに崩落してしまうようなことは無さそうだ。




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奥の方へ行ってみる。




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なぜ、この部分だけ、解体されずに残ってるんだろう。
ここまで解体したのなら、全部壊してしまっても良さそうな物なのに。




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平場に目を向ける。
沈殿槽だろうか。
現在も、水が溜まっている。




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一段高くなった回廊部分に上がってみる。




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内部は重厚なコンクリートの作りとなっている。
雰囲気もいい感じだ。




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足元には、当時の物だろう、遮断スイッチが転がっていた。




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建物の端っこの方までやってきた。
上部が階段状になっている。
登ってはいないが、この部分から登っていけば、上の方まで行くことも出来そうだ。




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遺された柱は風化の為か、鉄骨がむき出しになっている。
大崩の柱 を思い出す。




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一通り内部を見たあと、外の平場に出てみる。
山の斜面に大きな煙突が立っているのが見える。
あそこ、行けるのかな。




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ザクザクと砂利山を越えていくと、巨大なシックナーが見えてきた。




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シックナーの辺りまで降りて行けば、煙突まで登って行けそうな雰囲気だったが、どうやらこの下は現役で稼働しているようだ。
従業員の物らしき乗用車もたくさん停まっている。
こんな真昼間にうろうろしていたら、注意されてしまいそうだ。




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素直に、駐車場方面へと戻ることにする。
煙突には行ってみたいが、ちゃんと計画を立てないと、危なそうだ。
時間も、夜明け前位から登って、夜明けとともに下るくらいが良さそうだ。




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細い道を登りながら駐車場方向へ戻っていくと、いくつもの廃墟が道沿いに残されていた。




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内部には資材のようなものが置かれているが、使われている様子は無さそうだった。




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コンクリートで作られた、巨大な遺構も見える。
行くことは出来そうだが、やめておいた。
本当はもう少し探索をしたいところだが、半そでに半パンという、完全に探索向けでない格好をしているため、蚊に刺されたりしてちょっとテンションが落ちているのだ。




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巨大シックナーまで行けなかった事に後ろ髪をひかれながら、道路方向へと戻っていくと・・・。




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なんと、さっきいた場所自体、立ち入り禁止だったようだ。
鉱山遺構の山側から斜面を下っていく際には、柵も何も無かったので、煙突に行く際も同様に山側から斜面を辿っていけば、立ち入り禁止を超えずに煙突に行くことは出来そうだけどね。




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と言うわけで、今回は、煙突までは行かなかったが、時期をみてここには行ってみたい。
帰宅後にインターネットにて調べてみたら煙道内を通り、煙突まで行けるようだ。
これは、是非、煙突の内部から上を見上げてみたい!!




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という事で、駐車場に戻り、お土産を買って来た。

今回訪れた尾去沢鉱山跡だが、記事的にはここを目指してきたみたいに書いたのだが、実は偶然秋田県を通りかかった際に見つけたから立ち寄っただけなのだ。
もちろん、鉱山の名前自体は知っていたのだが、鉱山自体、自分の探索の対象とはしていなかったので、秋田県にあることすら知らなかった。
この後、秋田県から新潟経由で、関東地方に戻り、そのまま静岡愛知を経由し、滋賀→福井→石川→富山→岐阜→長野→山梨と一般道ばかりを走り、2016年の夏休みは終わった・・・。
車中泊旅行は、ホント、楽しすぎる!
あー、もっと、運転したい・・・。

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コメント

まだ買ってもいないハイエースいじりのお手本に覗いてましたが、子供の頃にすんでいた地域が出てきて嬉しくなりました。
祖母、祖父と父が閉鉱まで尾去沢で勤務していたそうです。閉鉱後は花輪鉱山で。
写真見て泣けてきました。この遺跡のような場所でじいちゃんがばあちゃんと出会い、父ちゃんが生まれたんだって思うとなんだか自分のルーツが垣間見える気がしました。
ほんとに、写真とってくれてありがとう。
今度は自分の足で行ってみようかな。

  • 2016/11/09(水) 16:42:43 |
  • URL |
  • 名無しさん #-
  • [ 編集 ]

>> 名無しさん

今は人もいなくなり、寂れて廃墟のようになっていても、現役時にはたくさんの人で活気づいていたと思うと、感慨深いですよね。
写真で見るのと実際に見るのでは、また違ってくるかもしれません。
是非、現地を訪問してあげてください!

  • 2016/11/09(水) 17:45:02 |
  • URL |
  • tonotama #aR0MjOyk
  • [ 編集 ]

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