簡単に言うと、音を変化させるDSPのような物だ。
名前もなんだかとっても怪しいし、値段も新品だとそれなりの金額だが、 これ とか これ を再生したらものすごく良い感じではないか。
あと、ココ で、実機のコントローラーの調整と同じ事が体験できる。
ヘッドホンで聞いたら、ホントに凄い!
というか、本当にこの機械だけでこんな魔法のようなことが起こるのか!?
ちょっとこれは信じられない・・・。
と言うことで、中古だと2万円程度で買えるようなので、ヤフオクにて早速入手してみた。

数日後に本体が届いたので、簡単なチェックをし、配線を加工する。
そのままの状態だと、配線が長すぎて自分には使い勝手が悪い。
と言うのも、この機械自体にもアンプが入っているのだが、ここから出た音をラインに変換し、アンプに入力するつもりなのだ。

配線を短く切断し、新たなコネクターを作っていく。

そして、そこらへんにあったスピーカーを、適当な段ボールに組み込み、再生テストをする。

音源をスマホから入力して、コントローラーで音響効果を加えてみると、ちょっと信じられないほどの音が!!!
この機械の愛用者はしきりに、「いつも聞いている曲をこれを通して聴くと別物になる!」と言っていたが、その意味が分かった気がする。
確かにめちゃめちゃ気持ちの良い音になる。
いつも聞いている音源の音が、この記事の最初にあるサンプルみたいに変化した。
たとえるなら、映画館の音みたいになるという感じかな。
大音量でも、全く不快な感じがしない。
ナニコレヤバイ(((;゚Д゚)))

もちろんピュアオーディオ系の音では無いが、映画館とかの、あの、臨場感のある音が好きな人にはたまらないのではないか。
いつも聞いている音楽があまりに気持ち良く再生できるので、テストしているのを忘れ、いろいろな曲を2時間以上再生しまくってしまった。

という事で、とりあえず、このようなコネクターを作成し、車に取り付けることに。

接続は、ヘッドユニットのスピーカーライン ⇒ サウンドシャキット ⇒ ハイローラインコンバーター ⇒ 外部アンプ の順に接続する。
この機械から出てきた音を、更に良いアンプにつなげば、きっと凄いことになると考えたのだ。

ちなみに、サウンドシャキットにもアンプが内蔵されているが、出力電圧(レベル)が高くなりすぎないように、ダイヤルにて設定を変えることが可能だ。

では、早速取り付け開始!
現在ハイエースに取り付けているアンプも取り外し、配線を含めて全部引き直すことにした。
配線を保護するコルゲートチューブはモノタロウ等の専門ショップで購入すると、オートバックスやホームセンターで買うのがアホくさくなるくらい安価で購入できるので、絶対にオススメ!
同じ値段なら、10倍くらいの量が買えちゃいます。

サウンドシャキット本体は、以前取り付けたアンプとの入れ替えだ。
そのままコネクタを差し替えれば良いように、コネクタを製作しておいたという事だ。

そして、今まで使用していた Rockfordの安価な 5chアンプは、取り外すことに。
このアンプは音質やパワーは申し分なかったのだが、外部ノイズに弱い機種だったので、ハイエースに取り付けているインバーターとの同時使用が厳しかった。

そして、ぐちゃぐちゃに埋もれた配線も取り外し、新しい配線と入れ替える。

ヒューズ容量を変更するために、荷室ベッド下のサブバッテリーにアクセス。

もはや、自分以外理解不能なくらいの配線に埋もれているが、とりあえず配線を作り変える。

一通り配線のチェックをして・・・。

ベッドをはめ込み、電源部分は終了!

そして、まずは運転席部分のスピーカー用アンプの配線をする。
アンプは PBR300X4 という、4chアンプだ。
このうち 2chを使用して、ピラー埋め込みのツイーターとミッド用のドアスピーカーの配線をクロスオーバーネットワークにて分けていく。

アンプとネットワークを壁面に取り付け、フロントはOK.
細かい調整は走ってから行う事に。

続いて、リアのアンプの配線をしていく。

リアに取り付けるアンプは、配線なしの動作品ジャンクを、格安で購入したものなので、まずはコネクターや配線を作成する。

作った配線で簡単な動作テスト。
うん、問題なさそうだ。

リア回りは、PBR300X4 と PBR300X2 だ。
4chのアンプにて、後室前部と後室後部のミッド用スピーカー。
2chのアンプにて、ベッド下に埋め込んであるウーファーを鳴らすことに。

今回大活躍したのが、以前購入した精密圧着工具。
精密圧着工具は、3万円とか 5万円とかアホみたいな値段がする物も多いのだが、エンジニアより発売されているこの精密圧着工具は、実売価格も 4,000円程度と、とってもリーズナブルだ。

コネクター用の端子の圧着は、ギボシ用の圧着工具ではまるで対応出来ないので、一つ用意しておくとコネクターの製作には一生苦労することはないだろう。
コネクター自体も、1個 10円やそこらで購入できるので、コネクターや配線無しのジャンク機器を購入した時などにも重宝する。

と言うことで、リア用のアンプの組み付けも完了!!
バリバリのオーディオマニアから見たら、電源ラインと音声ラインを平行に一緒に束ねちゃってるし、いろいろと気になる所もあるんだろうけど、自分は気持ちよく音楽が聴ければそれで良いんで、細かいことは気にしない(・∀・)

運転席横のコンソール部分には、各部のスピーカーの音量を調整できるボリュームを設置した。

このボリュームはラインレベルをパッシブに変化させるだけの物で、アマゾンで送料込みでも 1個数百円で買えるものだが、このアナログの操作感は1度使ったら手放せなくなるほどに便利だ。
液晶画面をポチポチとつついて調整するのと違い、運転中にもリニアに操作できる。

ウーファーコントロールも、同様の物だが、こちらはカットする周波数の調整も可能だ。
アマゾンで送料込み 1000円程度だったが、とっても便利!

と言うことで、早速調整のために走りに行く!!!
車中泊もしたいしね(*´д`*)

そして、高速道路のパーキングに車を駐め・・・。

駐車場でセッティングを変えて、また走ってみる。
とにかく、理屈とかじゃなくて、走行中に一番心地よく聞こえるように調整したいのだ。

気になるところがあれば、その場で配線も作り直す。

ツイーターのレベルも、何度も変更して走って比べてみる。

そろそろ新潟県に入る頃、やっと良い感じの音になってきた。
聞いているだけで気持ちよすぎてヤバイ !
大音量にしなくても、音圧もあり気持ちよすぎる(*´w`*)

DSPやサラウンド系の音に否定的な人も多いけど、これはこれでアリかも知れないので、機会があれば是非、サウンドシャキットの体験を!
でも、同じような事がスマホの音楽再生アプリ等でシミュレーション出来るようになっちゃったんで、残念ながらこの機械自体、既に生産中止になっているとか・・・ Σ(゚ロ゚;)
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