
まずは車体を持ち上げ、既存のサイレンサーを取り外していく。
しかし、結束バンドを外しても、管が固まって抜けてくれない・・・。

経年劣化にてボロボロの排気菅も一緒に交換するので、金ノコにて切断する。

上が新型のサイレンサー。
下が取り外したサイレンサー。
新型は音量が半分程度になるという事だが、サイレンサーを取り付けていなくても家庭用石油ファンヒーター程度の音しかしないので、音量に関しては、まあ、あまり関係ないような。

取り外した排気管の中からはススが出てきたが、取り付けから 8回冬を超えている割には少ないのかな。
スキー場等でのヒーターを付けての車中泊は100泊以上は余裕でしているはずだ。

排気管を留める金具は再利用可能だと思うが、新品が配管に付属しているようだ。
そこで、古い金具は、別の物へと加工して第二の人生へ・・・。

と言っても、そんなに大層な物ではなく、FFヒーター上にテープで固定している配線が外れていたので、この配線の固定金具へとなってもらう。

金具の両端を切りとり、適当に曲げて成形し穴を開ける。

形は悪いけど、見えないところなので、まあいいか・・・。

これで配線が垂れ下がってくることも無いだろう。

新品の排気管がまだ届かないので、作業はとりあえずここまで。
余った時間で助手席の足元に、ドア連動の明るいフットランプを取り付けた。
ドアを閉めるとゆっくり消えるようにして、雰囲気抜群 (^^) ←自己満足

ドア下を照らす白色LEDもかなりボロボロになっていたので、新しいものに交換。

リアシート周りのLEDも、かなり傷んでいたので新しいものに交換!

数日後、新しい排気管と送風管が届いたので、早速作業再開。

まずは車体をちょっとだけ持ち上げて、スライドドア下の燃料フィルターを取り外すことに。

長らく使用していた割には、汚れや詰まりは無さそうだ。
でも、高いものじゃないので、2年ごとくらいに交換した方がいいんだろうけどね。

取り外してきた燃料フィルター。
燃料フィルター左右についているゴム管を、プラスチックの燃料配管に差し込む構造だ。
左側のゴム管が短いのは、ガソリンタンクから燃料が漏れるのを防止するキャップをゴム管の端切れで作成したためだ。

燃料フィルターには向きがあるので、間違えないように取り付ける。

続いて排気管とサイレンサーの取り付け。
排気管にサイレンサーを割り込ませるために、切断する。

そういえば、新しいサイレンサーは、ボルト穴が側面についている。

以前の物は上面についているので、このままでは取り付け角度がおかしくなる。

あ、元々のステーを伸ばせばいいだけの話か・・・。

車体下にすぐに取り付けられるように、配管をつなげていく。

そして、排気管を FFヒーターに接続。

ボルトで固定しながら排気管を這わせていく。

以前と取り回しを変えたため、排気管が燃料ポンプ横を通っているので、念のため、断熱処理もしておいた。
まあ、この場所の排気管の温度では、影響は全く無さそうだけど (^^;

再度、取り付け状態の確認をして、下廻りの処理は終了。
排気管先端の排気口は、車体サイドより側方へ向けておいた。

8年間使用してボコボコに変形していた温風の送風管は、シートの下から足元へと取り回しておいた。
車中泊時には、後ろに写っている銀色の配管を使い、車内で吹き出し場所を変えている。

燃焼テストも問題なし。
排気音に関しては、もともとファンヒーター程の音しかしていないので、正直音量が小さくなったのかは良く分らなかった。

最後に運転席の足元のペダル上部にも、ドア連動LEDを取り付けて本日の作業終了!

そろそろ作業場も寒くなってきたので、今度は作業場の寒さ対策でもしていこう。
FFヒーターの吸気管も交換してみました!
- 関連記事
-
-
ハイエースのスタビリンクを交換してみた 2018/11/28
-
スタッドレス用ホイールのピアスボルトを打ち替えてみた 2020/12/03
-
ハイエースのヒッチメンバー用配線整備 2012/10/01
-
ホイールナットをアルマイト処理してみた 2020/03/24
-
ハイエースのHID交換/車中泊用2段ベッド改善 2013/11/03
-
ハイエースの3連メーターパネルをリアルカーボン化~後編 2018/06/08
-
ハシゴを格好良くしてみた 2021/05/07
-