そう、ハンドルに付いているスイッチにてカーナビを操作できるというアレだ。
そのため、現在のカーナビは、以前の機種のように、赤外線のリモコンには対応しなくなってしまったのだ。
じゃあ、ステアリングリモコンの無い車は、ナビのリモコンが使えないと言うことなのか!?
そこで、ジャンクで買ってきたステアリングリモコンのスイッチをカーナビと接続してリモコンを作ろうと思い、色々調べていると、なんと、SONYのロータリーコマンダーを現在のナビに接続出来ることが分かった。

早速入手した、SONYのロータリーコマンダー。
これは、遥か昔のカーステ用のコントローラーだ。
機能性も良く、たくさんのキーを使い勝手良くまとめてあり、かなり評価の高いコントローラーだった。
このコントローラーが、現代に蘇るとは!!

カーナビとの接続は、この、ステアリングリモコン接続コードにて行う。
基本的にステアリングリモコンとの接続用には ①~④ の4本のコードを使用するようだ。
リモコンのコードの先端は、ステレオミニジャック (3接点端子)なので、実際に結線するコードは 3本だ。
ちみなにこの接続コードは、ETC1.0用の接続端子も兼ねているようで、ステアリングリモコン用とは別に、3本のケーブを有したコネクターが出ている。

調べによると、SONYのロータリーコマンダーとの接続は、①、②、④の 3本を結線すれば動作するという。
具体的には、リモコン側の赤い線を①に、白い線を②に。
そして、リモコン側のシールド線を④に結線すればOKだ。

不要な線は短めに切断し、絶縁処理しておいた。
とりあえずこれでナビ裏から手の届くところまで、ステアリングリモコンの配線が出てこられる。

とりあえず、ナビの裏からステアリング周辺まで、配線をひいてきた。

その配線と、ロータリーコマンダーとの接続は、切り離しが可能なように、コネクターを取り付けた。

こうしておけば、あとでバラすときに配線で苦労しなくて済む。

リモコンを固定する前に、まずは動作チェック。
カーナビの学習画面で、リモコンのキーに動作を割り付けていく。
リモコンのキーを2秒程度押し、そのキーがどういう動作なのかを設定していくのだ。
うん、問題無さそうだ。

そして、リモコンの固定。
うん、ハンドルの周りには、このリモコンを取り付ける場所がもう無い・・・(^_^;
せっかくこの形のリモコンなのだから、ハンドル回りに付けたいよなあ。。。
ハンドル周りにある既存のスイッチやランプを移設することも考えたのだが、シートに座って考えていたらひらめいた( ^ω^)

この場所に設置すれば右腕をアームレストに乗せたまま、楽々操作できるのでは!?
仮設してドアを閉め、操作感を試してみたところ、かなり快適!
見た目はちょっとアレだけど、とりあえずここに設置して使ってみよう。
ということで、両面テープにてしっかりと固定。

配線は、ドアの中を通してきて、ダッシュボードの中でカーナビ側の配線とコネクターにて結線。

これで、カーナビの操作のためにいちいちタッチパネルをつつかなくても良くなった。
特に、運転中の操作感は最高だ!!
曲飛ばしや、ナビとAV画面の切換、そして地図の拡大縮小等、目線を全く移動しなくても可能となった。
今取り付けてあるKENWOODのカーナビは完全なフラットディスプレイで、スイッチ類もタッチ方式なので、運転中の操作感は最低!!というか、必ず手元を見ないと操作できなかったので、特にそう感じるのかも知れないけどね(*´w`*)
というか、現在のステアリングリモコンがこういう仕組みなら、いろいろなリモコンが各社から出てきても良さそうな物なのに。
って、そういう需要は無いのかな(^_^;
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