
まずは、先日作ったパネルにシフトインジケーターを埋め込むことに。

と言っても、基盤が大きすぎて、このままじゃ埋め込めない。

そこで、LED部分だけを取り出すことにした。
LED自体は 1個 150円位で手に入るので、同等品を色違いでいろいろと買ってみた。

このLEDの仕組みは簡単で、数字を表示する部分に 7個の LEDが入っているだけだ。
その為、この部品の名前自体、7seg LEDと呼ぶ。

通電させることにより、普通の LEDを点灯させるのと同じように自由に光らせることが出来る。

仕組みが分かったところで、基盤から LEDを取り外す。
まずは余分なハンダを半田吸い取り器にて徹底的に吸い取る。

そして、ハンダを溶かしながら、少しずつ基盤から LEDを剥がしていく。

細かいハンダ付け作業は部屋でやることにして、とりあえずはインジケーターを埋め込む部分にフライス盤にて穴を開けていく。

シフトアップ、ダウンインジケーターも移植するので、その穴も開けておいた。

部屋に戻り、細かい配線作業。
と言っても、基本的にピンから線を延長するだけ。
将来的にLEDの色や大きさを簡単に変えられるように、コネクターにて結線しておいた。

インジケーターの窓部分には、色つきのアクリル板の周りを削った物を・・・。

裏側からはめ込んだ。

これで、コラムスイッチパネルの上側が完成!!
コネクターでモジュール化してあるから、メンテや再改造も楽ちん!

仮取り付けして動作確認。
うん、問題なし(*´w`*)

続いて下側パネルの製作にかかる。
上側のパネルと同様にボール紙により型を作っていく。

そして、カーボンの板をバンドソーにて大まかにカット。

埋め込むスイッチを整理しながらイメージを膨らませる。

アクリル板でスイッチごとの穴開けサイズのテンプレートを作り、配置を考えていく。
と言っても、何年も使っていて慣れている配置なので、基本的には配置は大きく変えない方向で・・・。

配置が決まったら、一気に穴開け。

そして、同等のスイッチを組み付けて、周りのクリアランスを追い込んでいく。

ということで、下側のパネル完成!

コラム下側のスイッチ類を移植するためにコラムカバーをバラしていく。

そして、スイッチ類を移植しながら、配線を整理し作り直していく。

1つずつ移植しては通電し、動作確認する。
車から乗ったり降りたり、電源つないだり、けっこうめんどくさい(*´д`*)

下側のスイッチパネルも、後々の事を考えて、コネクターにてモジュール化して作成することにした。

車両側のコネクターには、それぞれの信号を書いておいた。
これをサボると、あとで何が何だか分からなくなっちゃう。

全ての配線の結線とテストが終了(・´ω`・)

配線をタイラップにて取りまとめ、きれいにモジュール化出来た。

次に、干渉部分となる下側のコラムカバーを金切りばさみでザクザクと切っていく。

何度も仮合わせしながら更に干渉部分を切断していく。

当たる場所が無くなったら、今度は取り付け用の長ナットを埋め込む。

これで取り付け準備完了。

ネジ留めして、下側のスイッチパネルも取り付け完了。
取り付け自体は純正のコラムカバーだが、カーボンの板自体がとても硬いため、剛性感は半端ない。
スイッチを操作するときはもちろん、手でパネルを揺すっても、全く不安は無い。

スイッチパネルが完成したので、コラム上部の配線丸見えをなんとかすることに。

薄いプラ板でカバーするのが簡単そうなので、早速型取り。

1mm厚の黒いプラ板を買ってきたのだが、てっかてかでなんだか安っぽい・・・。

そこで、サンドブラスターにてシューっと一吹き。

うん。良い感じになったぞ。

あとはプラスチックカッターでちょっとキズを付けて折り曲げ、小さなアルミアングルの切れ端を接着し直角にしておいた。

ちっょとした目隠しだけど、もう完成。

取り付けは、アルミアングルを使用しての両面テープ止め。
両面テープで黒いカバーが夏を越せるか心配だが、外れるようならビス留めにしようかな。

サクッと作った割りには、配線類も全く見えなくなっていい感じだ。

そして最後に、ずっとやりたかったメーターコラム上に乗せているバキュームゲージのパネルの作成をする事に。

と言うのも、付属のスタンドの高さが高いので、タコメーターとかぶっていたのが嫌だったのだ。
まずはメーターごと取り外し・・・。

空間をじっと見つめてデザインのイメージを膨らませる。
メーターの角度は変えられた方がいいな。
でも、パネルに埋め込みたい。
メーター外周は極力薄くしたい。
スイッチもあるとかっこいいな。
いろいろなワガママや希望を具現化出来るのがワンオフDIYの良いところだ。

スイッチパネルを切り出した余りのカーボン板で作るのだが、周りと折り目を合わせるのが大きさ的にキツそうだ。
20cmx30cmで4000円位するカーボンの板をこれだけのために追加購入するのももったいない。
まあ、とりあえず今回は気にせず作るか・・・。

メーターカバーはヒンジだけ利用するつもりなのでざっくりと切ってしまう。
(最後に気付いたのだが、切らなくても大丈夫だったかな(^^;)

当初はこんな感じで取り付けようと型どりをしていた。

メーターを差し込む大きな穴はどうやって開けよう・・・。

ホールソーではきれいに丸く穴を開けられなかった経験もあり、素直にフライス盤にて開けることに。

見えないところだけど、歪んでると気持ち悪いので、ヤスリで整形していく。

うん。入った。

メーターの周りは、強度が保てるギリギリまで狭くしていく。

車両と合わせているときに、気づいた。

この位置にヒンジがあると、今までと高さはそれほど変わらないじゃん・・・。

そこで予定変更。
アルミの塊から取り付け用のステーを作ることにした。

裏側で見えないところなので、実物合わせでガンガン削っていく。

そしてこんな感じの部品を切り出す。

そして、メーターとカーボンの板とヒンジ付きカバーをサンドイッチにして取り付けることに。

ギリギリまでメーター位置を下げられるように取り付け位置を詰めていく。

位置が決まったところで、ボルト止めするためにコラムカバーをバラしていく。

そして、作成したこのパーツを・・・。

コラムカバーにしっかりとボルト止め。
取り付けにぐらつきは全く無い。
しかし、メーター自体は前後に角度を変えることが出来る構造だ。

あとは外側の作業だけなので、コラムスイッチを組み付けていく。
モジュール化してあるので作業がとても簡単!
早速役に立った(・´ω`・)

最後にメーターを組み付け、ヒンジと結合すれば・・・。

メーターパネルも完成!!!
いつでもパネルごと動かして角度を変えることも可能だ。
しかも、かなり位置を下げることが出来たので、運転時の目線だとタコメーターも視認できる。
カーボンの折り目が合っていないのがかなり残念なので、次に何かカーボンで作る際には、メーターパネルも作り直そうかな。

と言うことで、ハンドル周りは自分がやりたかったことが全部実現できた。
次は、発泡ボードで作ってある3連メーターパネルの作り直しでもやろうかな( ^ω^)
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