
土曜の夜に横浜を出発。
お盆期間中だからか、土曜日夜とは思えないほど都内はガラガラだ。

環七から国道254号へと入り、新潟県を目指していく。

群馬県に入るとゲリラ豪雨が降ってきたりしたが、夜のうちに晴れ、新潟県に入ったあたりで車中泊。

翌日は朝からピーカン。
奥只見方面へとアクセルを踏む。

前回通行止めだった場所までやってきた。
一定量の雨が降った場合は通行止めにする旨の看板が置いてある。

初めて走った国道352号のこの区間。
思っていたよりも、ずっと状態が良い。

何カ所か、とても良い感じのロックシェッドが設置されていた。

道路自体は狭くなったりもするが、離合箇所が数多く設けられており、走っていて不安が無い。

峠付近の展望は素晴らしく、夏の風が吹き抜けていた。

峠の駐車場からは登山道に入ることが出来るようで、多くの登山者の車両が止まっていた。

ここを過ぎると下り区間だ。

かなり長いロックシェッドが見えてきた。

うん、この感じ、やっぱり最高だ!!!

道路は銀山平に向かい、どんどんと高度を下げていく。

眼下には、銀山平の温泉街が見えている。
冬場は雪に閉ざされており、辿り着くことも難しい場所だが、夏場は本当に気持ちよさそうだ。

山の谷間には8月だというのに残雪が見えていた。

枝折り(しおり)峠を下りきると、透明度のとても高い川が。
この場所は冬場でも時期によっては奥只見シルバーラインを経由してくることが出来る。

ここから先は道はどんどん険しくなることが予想された。
ここから福島県檜枝岐村までの区間は、携帯電話はほぼ圏外だし、コンビニはもちろん、自販機すら無いらしい。

奥只見シルバーラインへの交差点を過ぎ、福島県方面へと向かっていく。

冬期通行止め区間の始点に辿り着いた。
先ほど置いてあった物と同様の看板が置いてあるが、文字はかすれてしまっている。

福島県に向かい進んで行く。
既に携帯は繋がりにくくなっていた。

道路脇にはこの先の道路が険しくなると言う注意看板が多数立っている。

完全な湖岸の峠道かと思っていたのだが、予想外にトンネルが登場。
しかも、けっこう高規格だ。

でも、内部に照明の類いは一切設けられていなかった。
トンネル側面にも設備が無さそうだし、もしかしてここって電気が来ていないのでは!?

奥只見湖を左手に、結構な高さのまま福島県へと近づいていく。

路側には、路面流水注意の看板がいくつか見られた。

その注意書き通り、いくつもの洗い越しがあった。
場所によってはけっこうな量の水が流れており、左手崖側にもガードレールが無いので、なかなかの恐怖感が味わえる。

けっこう走ってきているつもりだが、距離的にはまだ四分の一くらいしか来ていない。

あっ!?
なんとこんな山中で携帯電話が通じる場所があるようだ。
でも、ドコモだけなんで、 auの自分には関係ないか(^^;

谷を巻くように走ってきているので、今走ってきた道が対岸に見えていた。
しかし、よくこんな所に道路を通したもんだ。

そろそろ険しい峠も終わりに近づいてきたので、車を駐めてちょっと休憩。
横浜では連日35度を越える猛暑日が続いているが、ここは別世界だ。

ちょっと休憩し、また、険しい峠を走る。
峠はやがて終わり、ほとんど高低差を持たない道が続く。

県境が見えてきた。
あの先が、福島県檜枝岐(ひのえまた)村だ。

福島県側はそれほど険しくないと思っていたのだが、道路の線形からは想像が付かないほどの高低差があり、奥只見湖湖岸の峠道よりも大変だ。
油温はあっという間に 110℃を越えている。
ちなみに先ほどまでの峠道は 80℃程度までしか上がらなかった。

青看板が見えてきた。
右に折れると尾瀬だ。
直進は檜枝岐村を経由し、会津へと抜けている。

尾瀬を過ぎると道はロックシェッドだらけに。
尾瀬という観光地へのアクセスの便を図るためか、相当な整備が入っている。

いろいろなデザインのロックシェッドが次々と現れるので、テンションが上がる。

ほらまた(*´д`*)

豪雪地帯ならではのロックシェッドの多さだ。

途中、『屏風岩』という看板があったのでちょっと寄ってみる。
観光地っぽい感じに駐車場が整備されていたが、日曜日だというのに車は一台も駐まっていなかった。
自分以外に人影も無い。
しかし、景観は素晴らしかった。

峠区間には民家も商店も皆無だったが、ちらほらと民家が現れてきた。

気持ちよくアクセルを踏んで走っていると・・・。

また、スノーシェッドが見えてきた。
しかも、このスノーシェッド・・・。

なんと内部で分岐していた。

勘の良い方はもう気づいていると思うが、上下線が別々に掘られたトンネルがあるための分岐だ。

そしてそのトンネルを抜けた先には・・・。

今度は真新しいきれいな橋が。
左手には旧道らしき分岐も見えている。

旧道分岐に車を駐め、徒歩で先へと進んでみる。

なるほど、この先には以前は橋が架けられていたのか。
橋本体は撤去されてしまっているが、橋台自体はそのまま残されているようだ。

対岸にも橋台が残されているのが見える。

かなり高規格な橋に架け替えてはいるが、元々あった橋もそれなりに高規格だったはず。
距離もほとんど変わらないが、それだけこの道に対する整備の本気度が伝わってくる。

国道の重複区間を走る。
帰りは東北道で帰ろうと思っていたのだが、どうやら渋滞しているようだ。

そこでさいたま市の首都高までは国道4号を走ることに。

整備された新4号は立体交差を多用した快適な道路で、渋滞も全く無くさいたま市へ。
そこから首都高に乗り都内を走る。

いつもならこの辺でレポも終了なのだが、今回は先日開通した首都高速の横浜北線を走ってきたのだ。
生麦JCTから横浜北線へと入っていく。

この道路はJR東海道線を越え新横浜までの区間、全てが地下となっている。

JR線を越え、トンネル区間の始まりだ。

いずれ東名高速まで繋がるこの横浜北線だが、今のところ第三京浜と接続されているが、港北インターから降りることは出来なくなっているようだ。

ということで、自宅方面に向かうため、新横浜にて降りることに。
新横浜出口手前には、管理道路だろうか、進入出来ない分岐が見えていた。

無機質なトンネルを走り、その先の新横浜出口分岐へ。

そこから掘り割りのような明かり区間を抜け・・・。

新横浜出口へ。
その後は一般道から帰宅しました。

丸一日掛けてぐるっと回ってきただけだったけど、たくさん運転できて楽しかった(*´д`*)
今回の走行距離、844Km、燃費 11.3Km/L でした。
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