前回と特に変わっている所は無いのだが、未調査坑道を踏破してきた。
更に、すぐ近くに掘削されている浜諸磯洞窟陣地にも潜入してきたのでので、簡単にレポートする。
(ただ、今回は諸般の事情によりごく一部しか調査していない)
ちなみに今回は地下壕初体験の同行者2人と潜入した。
調査前夜

2月になったというのにまたもや野営だ。
しかも今回は深夜に焼き肉である。
手前に散らばっているのは、同僚からの差し入れである焚き火の燃料( = ベッドの木枠) だ。
薪を探す手間が省けて、ホント感謝!

浜諸磯の洞窟砲台をひととおり回った後、浜諸磯洞窟陣地を探しに岬を回る。
行けるところまで行ったのだが見つけることが出来ず、反対側から岬に回り込んでいく。
すると、山肌になんだか穴のようなものが・・・。

近づいてみると見事な彫り込みの銃眼が現れた。
穴の高さは 60cm程あるため、十分に潜入可能だ。

早速内部に潜入していく。
銃眼内部に光は入ってきているものの中は非常に薄暗い。
当然ではあるが、奥に続いている道は、完全な闇につつまれている。

壕の内部には、どこから運び込まれたのか、コンクリートのガラが大量に捨てられていた。
そのため洞床が高くなっており、常に中腰で進んで行かなくてはならない。
思った以上に体力を消耗していく。

30m程進んでも、洞床に積まれた土砂は減らず、足下も危険な状態。
湿気も多く水たまりもあり早くもズボンが土まみれになっていく。
同行した二人は地下壕初体験と言うこともあり、この壕はちょっとキツイか…。
閉塞まで行けなくても、ちょっとでも奥を見たかった俺は、二人を戻した後、瓦礫の上を奥へと進んだ。
そんなに待たせるわけにもいかないのである程度まで写真を撮りながら奥へと進んでいく。
帰り道は懐中電灯とデジカメを一緒に持ち動画を撮影した。
あまりにキツイ体勢と足場の悪さのせいで、映像には大きなブレがあるが、壕内の荒れは伝わるかも。
かなり急ぎ足で進んでいるように見えるのは、普通に歩くことが出来ないため、中腰で競歩みたいな変な体勢が原因かも。
次回は、三戸北洞窟陣地 に続きます。
階段を上ったり下ったりと、迷路のように入り組んだ内部構造は圧巻!
延長 400m近い巨大地下壕の内部を紹介します!
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