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旋盤用の手動ハンドルを作ってみた  2018-12-01

ハイエースのシフトノブを作ったときに内部にタップにてねじ切りをしたのだが、タップをきっちりと垂直に切るのは案外難しい。
ちょっと調べてみたところ、旋盤にセットして手回しハンドルにてタップを切ると良いという事が分かった。
そこで、旋盤の主軸を手で回せるように、ハンドルを作ってみた。


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とりあえずは、旋盤の主軸穴に合うアルミ丸棒を適当な長さに切断。




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切断したものを旋盤で形を整え、中心にネジを通す穴を開ける。




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そして今度は先端部を斜めに切り・・・。




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エンドミルにて切り落とした先端部にナットを埋め込む凹みを付ける。




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凹みにはナットを軽く打ち込む。
これで、中心を通っているボルトを締めこめば、斜めの部分にテンションがかかって、主軸とがっちり固定されるはず。




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他の人が作っている方法に比べると、とても単純な方法だが、まあ、これで行けるはず。




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とりあえず主軸穴に作成したアルミ丸棒を差し込んでみる。




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旋盤の主軸内径より0.2mm程度細いアルミ棒は、抵抗もなく差し込むことが出来た。
適当な所まで差し込んだ後・・・。




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軽くネジを締め込んでみる。
うん、がっちりと固定出来てそうだ。




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と言うことで、今度はこのアルミ棒を回すためのハンドルを作る。
材料は、先端が折れて使い物にならなくなったキリ。




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適当な長さに切断し・・・。




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先端に穴を開け、ナットを埋め込む。




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ちょっとサイズが微妙だが、接着剤で固めてしまえばなんとかなるか・・・。




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旋盤の主軸に差し込む丸棒との接合部は、フライス盤で楕円形に加工し組み合わせることに。




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これなら、丸棒をがっちり掴みながら、回す力をちゃんと伝えられるはず。




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と言うことで、なんだかやっつけな製作だったが、これで、タップ作業もダイス作業も精度良く加工出来るはず。
早速、シフトノブでも作ってみよう (^^)/

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