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チョイノリのフロントタイヤを極太化してみた  2019-06-16

またまたチョイノリの記事なのである。
乗ることはほとんど無いチョイノリだが、最近、一緒にいる時間だけは長いのだ。
今回は、チョイノリのフレームを切り、シートを低くしたり、フロントタイヤを極太化したりしてみた。


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と言うことで、本題に入る前に、まずはヤフオクで買った、2000円のアルミハンドル。
そのハンドルに付属していた、アルミ製の補強バー。
安いだけあって面取りとかは一切されていない。




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そこで、ヤスリで面取りを。
これだけで、見た目がかなり良くなるのだ。




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ついでなんで、汚れまくってるハンドルポストもきれいにしておこう。




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と言うのも、最近購入してみたワイヤーブラシが、アルミを磨くのに最高なのだ。




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3分位でこの通り!!




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ついでに、ワイヤーブラシでブレーキレバー周りもこすってピカピカに(*´w`*)




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各部を磨いている時、ふと、閃いた!
シート下のフレームを短くしたら、格好良くなるのではないか!?




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シートやガソリンタンクを外してみると、まさに、切ってくれと言わんばかりの構造だ。




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じゃあ、早速・・・。

パイプカッターをくるくる回してフレームを切っていく。




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あっという間にこの通り。
なんか、このままでもかっこいいなあ。




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車体から切り離したフレームを加工していこう。




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まずはサンダーにて高さをカット。




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うん。こんなもんかな。
これ以上下げると、ガソリンタンクの下が擦りそうだ。




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切り落としたフレームの残骸は、フレームをつなげる際の芯になってもらう。




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サンダーで縦に切り込みを入れれば・・・。




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ほら、こんな感じで芯に出来るでしょ(*´w`*)




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と言うわけで、どんどんと溶接を進めていく。




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(下手くそすぎる)溶接箇所を隠すため、黒く塗っておく。
サンダーで回りを平らにして、溶接してあることを隠してしまおうかとも思ったが、そうすると、シート位置を下げている事なんて誰も気づかないだろうから、あえて、何かやってある感を残すため、塗装のみで仕上げたのだ。




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ついでなんで、先日組み立てたリア回りのアルミパーツにアルマイト処理をかけることにした。




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グツグツグツとアルマイト処理をしていく。
せっかくアルマイト加工の設備を整えたのだから、使わないともったいないしね。




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とりあえず今回は青色にて着色。




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うん、『何かやってある感』は出てるかな。
なんか、ショボいけどね (*'ε`*)




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そして、いよいよ今回のメイン。
チョイノリのフロントタイヤを極太にしてみる。
なんと、チョイノリの加工フォークが入手出来たのだ!!!

今まで、ズーマーのフロントフォークを加工して取り付けようと、いろいろと試行錯誤していた。
しかし、自宅にある小型旋盤だと大きすぎて加工出来なく、計画が頓挫していたのだ。




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チョイノリのノーマルフォークを切断し、ゲタをかませて幅を広げ、再溶接してあるのだが、さすがプロの溶接工の仕事!!
言われなければ、加工してあることに気付かなそうな仕上がりだ。
しかも、アウター、インナー共少しずつカットし、ショート加工も施されている。




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ノーマルのチョイノリのフォークと比べると、こんなにワイドになっている。




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これだけ幅が広がっていれば、大抵のホイールは入ってしまうだろう。
しかも、チョイノリのインナーカウルの切断も必要なく、ノーマルフォークと入れ替えるだけで無加工で取り付け可能だ。




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フロントには 8インチを取り付けたいのだが、手持ちは 10インチしかないので、とりあえずこいつを付けてみることに。
ほこりだらけのホイールをゴシゴシ磨いて・・・。




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モンキーのハブを取り付ける。
スピードメーターを動かすためには、スピードの取り出し側を左側、ブレーキを右側にする必要がある。
チョイノリは、どちらも左側だ。
うーん、それなりに加工が必要そう・・・。




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とりあえず、スピード検知用のギアケースを磨きながら考えよう。




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パーツを磨きながら作戦を練る。
まあ、ブレーキなんてワイヤーで引くだけという機械的構造だから、なんとでもなるか(*´ω`*)




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うん、やっぱり、部品がピカピカになると気持ちいいな。




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ブレーキの機構は後回しにして、まずはきっちりとフォーク内にハブが収まるようにカラーを作る。




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フォークの内側には左右それぞれ 3mmと4mmのカラーを挟むだけで良い位置が出そうだ。
アルミ丸棒に 12mmの穴を開け、サイズを合わせながら旋盤を回す。




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何かと必要になるカラーがいつでも好きなサイズで作れるというのは本当に便利だ。
シフトレバーが作りたくて買った旋盤だが、カラー作りに大活躍している。




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ブレーキを右側に持って行くことにしたので、インナーフォークを入れ替えることに。




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と言うのも、ブレーキ Assyの回転を押さえる突起がノーマルだと左側なのだ。




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クリップを元に戻し、フォークを組み立てる。




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そして、カラーを挟み、ホイールと合わせてみる。




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カラーのサイズもバッチリで、クリアランスも問題無さそうだ。
アクスルが 35mm程長いが、フォークの外側なので、これはなんとでもなるだろう。




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と言うことで、早速フォークごと入れ替えてしまう。




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ハンドルポストを取り外し・・・。




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ここのネジを緩めれば簡単にフォークは下から引っこ抜ける。




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『ん?』

なんかサイズが違って爪がかからないぞ!!




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そういう時は、ヤスリでシャコシャコシャコ。




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よし、かかった。




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中間のリングを外せば・・・。




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その下のナットはたいてい手で回る。




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あとは先ほど組んだワイドフォークに差し替えるだけだ。




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タイヤを左右に振ってみる。
よし、どこにも干渉してない。
大成功だ。




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上側からのぞき込み、クリアランスを確認する。
そして、スピードメーターのワイヤーを左側に、ブレーキワイヤーを右側に通しておいた。




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上側は問題無さそうなので、元通りに組み付けてしまう。




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フロントブレーキは全く効かないが、とりあえず走れる状態にはなった。




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と言っても、フロントブレーキが無いなんてシャレにもならない。
取り外した純正のフォークにブレーキ Assyを仮付けし、機構を考える。




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いろいろと考えた結果、ワイヤーを引くときの支点さえあればいいので、厚めのアルミを加工してアームを作ることに。




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アームを、フォーク外側の回り止め付きのカラーと共締めして支点を作れば、見た目もなんか格好良さそうだ。




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即席で作った回り止め機能付きのカラー。




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このようにフォーク外側にかぶせると、ブレーキワイヤーを押さえる事が出来るのだ。




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フォーク側、アーム側に凹みを付けることにより、取付角度を固定出来るようにした。




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これでフロントブレーキも使えるようになるはずだ。




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アクスルを通し、再び組み付けていく。
スピードメーターギアのある左側は、こんな感じ。
長すぎるアクスルの処理は、フォークの外側にもカラーをかませて対応した。




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こちらが、ブレーキのある右側。
アルミ地のままだが、カラー類をアルマイト処理すれば、アクセントになりそうだ。




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ここのパーツはアルミではなく真鍮で作ってみた。




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と言うことで、とりあえずは完成!!




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前後ともに 10インチなので今回はフロントフェンダーを付けることは出来なかったが、今後、フロントのみ 8インチにして、更なるシャコタン化もしてみたい!!


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