ディスクハブや、フォーク一式、ディスクやキャリパーまでセットで、なんと1万円台というびっくり価格だ。
もちろん品質は期待できるはずも無いが、見た目重視のチョイノリには問題ない。

届いたディスクAssyキット。
インナーフォークはそのままチョイノリに移植できそうな気もしたが、長さの問題もあるし加工もめんどくさそうなので、キャリパーとの接続金具のみ移植することにした。

買ったフォークに付いている金具をサンダーにて切断。

そして、ディスクとキャリパーをチョイノリのホイールに合わせてみる。

うん。
全く入らん ('ω')
10インチのホイールなら問題ないだろうが、どうしてもフロントには 8インチのホイールを履きたいのだ。

そうと決まれば、キャリパーを削るしかない。
当たっている個所をマーキングして・・・。

ガンガン削っていく。

何度もホイールと合わせて、ギリギリを攻めていくと・・・。

絶妙なクリアランスで何とかホイール内に収めることが出来た。

キャリパーがホイールに収まったので、チョイノリのフォークに仮組してみる。
うん、問題なさそうだ。

しかし、ホイールを回転させてみると、ドラムブレーキのストッパーがディスクに干渉している。
そこで、ストッパーはサンダーで切り落としておいた。

タイヤの左右位置の調整は、適当な丸棒を削り出してカラーを作って調節してみた。
青くアルマイト加工してみたら、ただのカラーがスペシャルパーツのような雰囲気を出していい感じだ。

カラーにてうまく調整したこともあって、タイヤ左右のクリアランスも絶妙な感じとなった。
今回、8インチ4Jのホイールに、130/50-8のタイヤを履いてみたが、チョイノリの純正加工フォークだと、クリアランス的にこれが限界だろう。

あとは、フォークにキャリパーを取り付けるための金具を溶接するだけだ。

位置を決めて、平行を出して溶接。
いい感じで溶接完了!

そして、マスターシリンダーの取り付け。
しかし、このままでは純正ブレーキレバーの根元が邪魔で取り付けが出来ない。

そこで、この部分を・・・。

ざっくりと切断!

これで取り付けられるようになったかな。

フォークの隙間から、油圧ホースを通して、干渉を確認する。

うん、ハンドルを左右に振っても問題なさそうだ。

フォークに溶接した金具とキャリパーの隙間に取り付けるカラーは、実測して作ることに。

アルミの丸棒を削り出し、作製。

作製したカラーを挟み込み、キャリパーを取り付ける。

これで、ホイール側の仮組が終了。

あとはブレーキフルードのエア抜きをして終了~。
と思っていたところでアクシデント発生!!
ハンドル形状の関係で、ブレーキレバーの角度がちょっといまいちだったので、ちょっと曲げようと、万力にかけて力を入れていたら・・・。

なんと、ぽきっと折れてしまった・・・。
いや、もちろんアルミはすぐ折れるのは分かってたんだけど、曲げ戻ししなければ大丈夫かなと・・・(^^ゞ

新しいブレーキレバーが届くまで完成できないのも嫌なので、とりあえず、純正のブレーキレバーとニコイチすることに。

ニコイチブレーキレバーで走行する予定は無いが、重要保安部品なので、ちゃんと接合しておくことに。
合わせ部分をフライスで削っていく。

レバー側も同様に削り出し、2本のボルトにて機械的接合。

見た目はアレだけど、思いのほか頑丈に復旧できた。

というわけで、ブレーキラインのエア抜きを・・・。、

エアで吸って、ちゃっちゃと終わらせる。

そして、取り外していたカウルを戻す。
いろいろ手を入れても、チョイノリの基本スタイルはこのままにしたいのだ。

そしてミラーを取り付けようとしたときに、再び問題発生。
ミラーのねじが入らない。
逆ネジかなと思ったが、どうやら、ねじピッチがインチサイズのようだ。
そこで、1.25でタップを立てる。

これにて、作業終了!!

見る人が見ないと、分からないとは思うが、チョイノリなのに、マスターシリンダーが!!

そして、ディスクブレーキと、極太タイヤ!!!

次は、リア周りをもう少し変えてみようかな (^^)/
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