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ハイエースの乗り降り用アシストグリップ作ってみた  2019-07-12

自分のハイエースには、座面の両脇に起伏がある、乗用車用のレカロシートを取り付けている。
しかし、このレカロシートはホールド性は非常に良いのだが、ハイエースみたいな座席位置の高い車両だと、乗り降りが非常にやりにくくなる。
そこで、乗り降りをサポートする、アシストグリップを作ってみた。


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という事で、鉄の平板をシート横に這わせて、まずは型取りを。
いつも通り、完全な現状合わせのワンオフ製作なので、設計図の類は全くない。




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まずは、シートの後ろ側ボルトから、前側のボルトまで、大まかな形を鉄の平板にマーキングする。




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そのマーキングに合わせて、ノリと勘で曲げ加工していく。
鉄の加工は何度でもやり直しが可能なので、気が楽だ。




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車両に合わせて、微調整しながら、位置を詰めていく。
体重をかけるグリップなので、ボルト位置以外でも、全体的に荷重を支える構造にしてみた。




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あとは、細かい部品を切り出して・・・。




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ボルト止め用の穴を開ける。




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切り出した各パーツを、実車両に並べて位置合わせをしていく。



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あとは、それぞれのパーツを溶接すればOKだ。




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そうだ、溶接する前に、見える場所の角を落としておこう。




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という事で、パーツも少ないので、ちゃっちゃと溶接。
これで、ベース部分の完成だ。




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そして、出来上がったものを、車に合わせてみる。




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うん、ボルトの穴位置もばっちり!!
という事で、あとは、グリップになる部分を考えていく。
アルミの針金で、大まかな形を作り、長さを決めていく。




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グリップ部分は、転がっていた10mmの丸棒で作ることにした。




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錆があると、溶接の邪魔になりそうなので、ワイヤーで軽くこすっておく。




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そして、考えた形に添って、切断し、溶接していく。




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そして、溶接したグリップ部分をベース部分に位置を合わせて溶接していく。




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グリップ部分の取り付けも終わったので、ここで実車に合わせてみる。




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うん、ちょっと幅を取りすぎたかもだけど、干渉も無さそうだし、いい感じかな。




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本体はつや消し黒に塗装して、グリップ部分には、ウレタンパッドみたいなものをきつく巻いておく。




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これで、乗り降り用、アシストグリップ、完成!!!




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本体を黒く塗ったことにより、グリップ部分以外はほとんど目立たない。




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ウレタンのパッドがむき出しだと、すぐに汚れたり痛んだりしちゃいそうなので、数百円で売っているシートベルト用のパッドを取り付けてみた。

肝心の乗り降りはと言うと、降りる際に右手でこのグリップを掴めるようになったので、非常に楽に降りられるようになった。
ただ、高さがもう少し低いほうが、より、楽に降りられそうなので、週末にでもカットしてちょっと位置を下げようかな。


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