ちょっと前から、映像に曇りがあるなとは思っていたのだが、ついにぼやけて何も映らなくなってしまったのだ。

今までは 2000円程度のしょぼいカメラを取り付けていたのだが、今回は、5000円位する、マルチカメラを取り付けてみることに。
マルチカメラと言っても、カメラ自体は超広角なものが一つ。
画角が広いことを利用して、機械的に画像を切り出し、マルチカメラとして使えるようにしているようだ。

フロントカメラはフロントグリルに埋め込んである。
コネクタにより、簡単に切り離せるようにしてあるので、取り外しは簡単だ。
という事で、早速故障したカメラを取り外す。

今回購入したカメラがこれ。
見た目や大きさは普通のカメラと変わらないが、この中に、画像を切り出すための基盤が入っているのだ。

仮付けした見たところ、カメラの後方がグリルのフィンに触れてしまっているため、自由に角度が調節できない。
そこで、カメラ下の白線の部分を・・・。

ベルトサンダーにて、削り取ってしまうことに。

削り取った所をタッチペンにて黒く塗装し、再度、カメラを取り付ける。
よし、今度は干渉も無くいい感じだ。

グリルを車体に仮付けし、動作テスト。
この黄色いボタンがフロントカメラのスイッチだ。
フロントカメラ通電時のみ、ミラーモニターにフロントの画像が写るように配線してある。

モニタには、見事に真下の映像が映し出された。
真ん中辺にある黒い物体が、ナンバーフレームだ。

付属のが各切り替えスイッチを押すと、今度は前方の広範囲の映像が映し出された。
まあ、簡単に言うと、この画面の映像を画像処理してパースを計算し、各種画面を出力しているという構造のようだ。

ちなみに、モードは他にも各種用意されているが、必要のないモードは切り替え対象から外すことも出来る。
また、正像だけでなく、鏡像への切り替えや、ガイドラインのオンオフも可能なので、これ一つあればいろいろな用途に使えそうだ。

動作が確認できたので、配線をきれいに取りまとめる。

と言っても、コルゲートチューブに入れて、他の配線と一緒に纏めるだけだ。

結構大きなカメラだが、遠目には全く目立たない感じかな。
左隅まで完全に画角の中に入っているので、ガッツミラー無しでも、このカメラを取り付けていれば、車検にも通りそうだ。

切り替えスイッチは、クラッチペダル裏のグロメットを通し、車内へ引き込んだ。

ケーブルは2芯なので、スイッチはハンドルの周りのパネルに埋め込もうかと思ったが、かっこいいプッシュスイッチが手元に無かったので、とりあえずは付属してきたスイッチをこの辺に両面テープで取り付けた。
ワンタッチでハンドルが取り外せるようにしてある ので、こういったちょっとした際にもとても便利だ。

という事で、今回はフロントカメラを交換してみたが、このカメラ、画角も広いしものすごく使いやすいので、リアもこれにしようかな。
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