
今までいろいろと手を入れてきた チョイノリ。

せっかく良い感じになってきたのに、エンジンカバーというか、変速機のカバーがなんだかくすんでいる。
以前、ハイエースのウインカーレバーを作った時に、アルミを磨いて、ピッカピカにしてみたことがある。
大きさが大きいだけで、これも同様に磨いていけばピッカピカになるはずだ。

と言うわけで、早速エンジンカバーを磨いてみることに。
素材は、自宅裏に放置中の部品取りチョイノリ。
アルミ表面がかなり腐食しているが、磨いてしまえば問題無いだろう。

カバーを取り外し、まずはグラインダーに取り付けた カップブラシで、ぎゅい~んと表面を荒削りする。
みるみるきれいになっていくエンジンカバー。
この状態まではあっという間だ。
ここからはいよいよ手作業による磨き作業だ。

240番の耐水ペーパーで、ゴシゴシと表面のでこぼこを削っていく。

続いて、320番の耐水ペーパー。
作業は単調なので、スマホでドラマを見ながら、ひたすら削り続ける。
見ているドラマが終わる頃には、だいぶ表面が平らになってきた。

400番で削る頃には、独特の感触が楽しめる。
水をたっぷり付けた紙やすりで、アルミ表面を力を入れずにこすり続ける。
すると、粘り気のある、黒いアルミ粉末がどんどんと出てくる。
この感触は、この作業をした人じゃ無いと分からないと思うが、表面が平らになっていくのが感じられ、なかなかの快感だ。←変態

そのまま、800番→1200番と、番手を上げて削り続ける。

3時間位磨き続けて、やっと表面がつるつるになってきた。
しかし、なかなか鏡面にはなってくれない。

単調な作業にちょっと飽きてきたので、ここらでピカールを付けてこすってみる。

テカテカにはなったが、鏡のように映ってはいない。
やはり、妥協してヤスリの番手を上げてしまっているのがいけないのだろう。
というのも、その番手で消えなかった傷は、番手を上げてしまったら、消えることは無く最後まで残ってしまうのだ。

う~ん、どうしよう・・・。

しばらく迷ったあげく、やっぱりもう一度 240番から削り直すことに。
削り残しがある箇所に、マジックでマーキングしていく。

そして、ピカピカのカバーがチョイノリに付いている姿を想像し、モチベーションを高める。

窪みの部分はルーター用のバフにピカールをつけてグリグリとしてみる。

そして、再び 240番からゴシゴシとこすっていく。
それぞれの番手で表面が均一にきれいになるまで削り、番手を上げていく。

2000番まで削り、ピカールで磨き、極細のコンパウンドで磨いた物がこれ。
今度はちゃんと映り込むくらいにピカピカに!!

チョイノリに付いているカバーを取り外し、早速取り付けてみることに。

おおおっ、手間かけただけあって、めっちゃ良い感じじゃないか!!!

と言うことで、かかった費用は紙やすり代 500円くらいで、この満足度 (*´w`*)
初めてアルミ平面素材以外を鏡面加工してみたけど、手間さえかければこれくらいまでは仕上げられる事が分かった。
しばらくは、もうやりたくないけど、取り外したカバーもまた、鏡面加工しようかな。笑
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