使い勝手は問題ないが、上部の合成皮革がめちゃめちゃしょぼいので、交換してみることにした。

真ん中の蓋の部分が問題の個所だ。
両脇のひじ掛けは OGSHOW製の高品質な物だが、その部分に比べ、とにかくふわふわして安っぽいのだ。

ちょっと指で表面を押すだけで・・・。

このように跡が残ってしまうほどに、柔らかく張りも無い。

という事で、早速改良していく。

まずは蓋ごと取り外す。
蓋を開けると点灯する薄型の LED照明を取り付けているのだが、この仕組みはそのまま再利用するので、丁寧に取り外しておく。

そして、10mm程度の適当な厚さの板を切り出す。

この板に適当なクッションを乗せて合成皮革を貼りこんでいくのだが、せっかく作り直すのだから、ちょっとしたギミックを組み込んでみることにした。

とりあえず、貼りこんだ皮が破けないように、角の突起を削り落としておく。

そういえば、タッカーの針がこれしかないけど、足の長さは大丈夫かな。

うん、まあちょっと長めだけど、これなら大丈夫そう。

次に、クッションになりそうなものを探す。

先日購入した液晶モニターの箱に入っていた緩衝材がちょうど良さそうなのでこれにしよう。

クッション性もいいし、耐腐食性も高そうだ。
こういう素材は買うとそれなりの価格なのに、たいていゴミとして捨てられてしまうので、本当にもったいない。

そして、皮を貼りこむ前に、今回考えていたギミックを埋め込む。

ギミックと言っても、そんなに大それたものではなく、内部に磁石を埋め込むだけだ。

自分のスマホケースには、背面に薄い鉄板を埋め込んでおり、マグネットホルダーに取り付けることが出来るのだが、ここにも磁石を埋め込んでおけば、この上にスマホを置いた時も、滑り落ちなくなるかなと。

皮を貼った表面が凸凹しているとかっこわるいので、小さめのワイヤーブラシを利用して緩衝材を削ってみる。

軽く力を当てて表面を削ると・・・。

うん、表面がぴったり平らになった。

あとは接着剤を付け・・・。

表面にマスキングテープを貼ってギミック内蔵完了(*´w`*)

皮の貼りこみは慣れてきたので簡単だ。

このやり方が正解なのかは分からないが、四辺を引っ張ってタッカー止め。

あとは角を適当に内側に巻いて完了だ。
元々付いていた蓋と比べ、クッションの硬さも触り心地もいい感じ。
この皮自体、バイクのシートに使用できるグレードなので、耐久性もばっちりだろう。

センターコンソールに取り付けて、ライトを貼りつける。
このライトは蓋を閉めるとマイクロスイッチにより消灯する仕組みだ。
もともと付いている磁石は、小物入れの中にあって何かと邪魔だったので取り外してしまおう。

ライトの位置が決まったら、黒の養生テープで背面を埋めておく。
当初はフエルト生地を貼りこむ予定だったが、案外いい感じだったのでこの方法で行くことにした。

蓋を閉じるとこんな感じ。

そして、蓋を開けると、ライトが点灯。

こちらの動作も問題なさそう。

蓋の固定は、蓋側に新たに鉄の薄板を固定。

下側には大きなネオジム磁石を接着剤で固定した。
これで、運転中にカタカタ言う事も無いし、以前のように小物入れを占有することも無い。

見た目は変わらないけど、皮が厚くなり、質感も良くなったのでめっちゃ満足(^^)/

そして気になる埋めこみ磁石の性能だが、スマホはぴったり張り付いて、蓋を開けても落ちることは無かった。
と言っても、この写真、スマホで撮ってるので、その姿を見せられないので・・・。

その辺にあった工具を蓋の上に置いてみた。

かなり強力な磁石なので、蓋を開けても全く落ちることは無い。
これはなかなかいいかも。
これを応用して、蓋の中にワイヤレス充電器を埋め込んでみるのも面白いかも!
ワイヤレス充電器を埋め込んでみました!
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