その保護棒をちょっと改造してみようと思い立ったのだが・・・。

ヤフオクにて入手した純正の保護棒。

まずはこの棒の上に柵のようなものを作りたいので、幅を計る。

ここに柵があれば、ハイエース後部の棚の荷物が後ろに落ちなくなると考えたのだ。

柵を作る位置が決まったら、ドリルで穴を開ける。

そして、柵となる鉄の丸棒を曲げ加工していく。

長さを合わせながら、切断。

うん。
取り付け場所はこんなもんかな。

位置が決まったら、今度は接合部を溶接していく。

先日、半自動溶接機を入手したのだが、まだ電流と電圧の調整に慣れていないため、今回は 100Vの手棒にて溶接。

このように細かい箇所の溶接は、使い慣れた100Vの手棒溶接の方が今のところ上手く行くのだ。

よし、柵が完成だ。

実車に合わせてみる。
うん、柵の幅もちょうど良さそうだ。

次に、平板を曲げたものを用意。

それを保護棒の右手に取り付ける。

ここも、100Vの手棒溶接にて接合した。

これで溶接作業は終了だ。

塗装ブース (自宅裏) に運び、脱脂する。

仕上げはオレンジ色にするので、発色を良くするためにまずは白で塗装する。

その後、オレンジを吹き、クリアを塗って塗装も終了。

それでは早速、今付いている保護棒と入れ替えていこう。

シャワーのホルダーや、カラビナにぶら下げたいろいろな装備を外し、保護棒を取り外していく。

よし取れた。

続いて、出来たてほやほやの柵付き保護棒を取り付ける。
と言っても、ホルダーに差し込むだけなので取り付け自体は一瞬だ。

保護棒の右手に溶接した平板は、このプラケースを取り付けるためだ。

今までは保護棒にタイラップをぐるっと回していたのだが、この取り付け方ならしっかりと固定出来る。

これにて交換作業終了。

こうやって出来上がってみると、カラビナ取り付け用のフックも付ければよかったとか、アイデアが後から出てくるのだが、何度でもやり直しが出来るのが、溶接の良い所なのだ。
この保護棒の塗装が剥げてきた頃には、また、新機能を増やしていきたいと思う。
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