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大画面タイプの 3連モニターを作ってみた  2020-02-24

先日、デジタルルームミラーの導入時に、ダッシュボード上に3連モニターを設置した。
筐体の高さを抑えたいので 2.5インチのモニターで製作したのだが、モニターサイズがとても小さい。
しかし、良く調べてみたら、3.5インチのモニターで作っても、高さは数ミリしか変わらないではないか!


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これが、先日作成した3連モニターだ。
これはこれでかっこいいのだが、実用度でいうと、ちょっと画面が小さすぎる。




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そこで、今度は 3.5インチの液晶モニターを使用して、3連モニターを作ってみることに。
せっかくもう一つ作るのだから、設計を変えてみよう。
そこで今回は、画面保護のために、PET平板にモニターを貼り付けることにした。
まずは PET板を切り出す。




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そして、厚紙を使い、筐体の形を決めていく。
今回は、筐体をアルミ一体型にせずに、フロントパネルを別パーツにしてみたのだ。




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別パーツにしたこの PET板に、3つのモニターを裏から並べて貼り付けると、かっこいいかなと。




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ちなみに、これが 3.5インチの液晶ユニットだ。
2.5インチのものに比べると、横幅はあるが、高さは数ミリしか変わらない。
高さがほとんど変わらないのであれば、画面が大きいほうが使い勝手も良いだろう。
しかも価格は 2.5インチのものが 1つ 3000円程度するのに対して、こちらは 1つ 1500円程度と半額だ。




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切り出した PET板に、液晶ユニットを両面テープで貼り付け、固定していく。




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液晶ユニットの高さは 2.5インチのものと大差ないが、表示部の大きさがかなり大きく狭額縁でいい感じだ。




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筐体の本体部分を作るため、曲げ機を使用してアルミの板を曲げていく。




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筐体の形は、前回同様にオーソドックスな、よくある形にした。

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次に、前面パネルの上にかぶせる化粧板を作ることに。
工作用紙で作った型紙をアルミ板の上にテープで固定し・・・。




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上から黒いスプレーを吹く。




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そして、この黒く塗られた部分を切り取ってしまうことに。
傷防止のため、切り取る部分以外をマスキングテープにて保護しておいた。




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前回の作成時同様に、四角い枠の四隅にドリルで穴をあけ、枠部分にカッターの刃を数回当て、傷をつけていく。
ドリルで小さな穴を開けておくことにより、カッターの刃もそこで止まるので、作業性が高まる。




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そして、ばってんの形に切り込みを入れていく。




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角に近い部分は、行き過ぎないように鉄ノコにて処理をして・・・。




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あとはラジオペンチや指で何度か折り曲げながら、パキパキとアルミを折っていく。




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薄いアルミ板にきれいな四角い穴を開ける場合、この方法が一番簡単で早く穴が開けられる。




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パーツが揃ったので、仮組みをしてみる。




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そして、組付け用のねじ穴を開けたり、配線を逃がすための切りかけを現物合わせにて加工していく。




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後は、筐体にブラストを吹いて、色を塗るだけだ。




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つや消しブラックを吹き、赤外線ランプにて焼き付け乾燥。




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その間に、サイドパネルを作る。




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今回は、アルミ板を曲げ、サイドパネルを作ってみた。




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サイドパネルも同様にブラストし、塗装する。




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そして、PET板に固定した液晶ユニットを、アルミの化粧板と合わせ、キャップボルトにて固定していく。




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配線が動いてケーブルが基盤から外れてしまうことが無いように、ケーブルもホットボンドにてがっちりと固定。




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これで本体は完成だ。




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端材のプラバンを熱で曲げバイザーも作ってみた。




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んじゃ、早速、ハイエースに取り付けてみよう。
と言っても、コネクターは全て共通だから、既存の 3連モニターを外して付け替えるだけだ。




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モニターは両面テープで貼り付けてあるだけなので、サクッと交換。
動作も、問題なさそうだ。
ただ、インパネ全体のバランスとしては、枠が太い小さなモニターの方が、バランスが良い気もする・・・。
画面は大きければいいってわけでもないのか・・・。




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とりあえずはどちらも使ってみて、どちらを常用するか決めようと思う。


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