以前、助手席側のレカロシートを修理してみたが、運転席側もボロボロなので、修理してみることにした。

写真で見るとそれほど酷くは見えないが、座面は汚れやたばこの穴でボロボロだし、カバーを付けているドア側のサポートもカバーの中は破けてヨレヨレになっている。
そこで今回は、座面の張り替えとサポートの修正をしてみることに。

シートを下ろし、座面を外していく。

背もたれの部分も分離させてしまう。
背もたれは、左右のクリップで留まっているだけなので、取り外しは簡単だ。

重たいシートレールを取り外し・・・。

いよいよ修理開始だ。
まずは、サポート部分の表皮をはがしていく。
構造を調べてみると、ワイヤーをひっかけてあるだけのようなので、どんどん外していく。

表皮がはがれ、内部が見えてきた。
サポート部の内部は、スポンジが劣化し、見るに堪えないほどひどい状態だ。
ヨレヨレになっているので、内部はボロボロだと思っていたのだが、これほどまでとは・・・。

スポンジ自体は辛うじて残っているので、形を修正していくことに。
方法は、アルミガラステープで形を作っていくのが一番簡単そうなので、その方法でやってみることにした。

テープを貼り込みながら、形を整えていく。

平らにならない部分は、適当なスポンジを利用し、肉付けしていく。

スポンジを重ね、形を整えていく。

だんだんとそれらしい形になってきた。

外した表皮をかぶせてみる。
穴が開いてボロボロの表皮だが、この上にもカバーをかぶせるので問題ないはず・・・。

昔ヤフオクで買った、保護カバーをかぶせていく。
皮張りするみたいに強く引っ張りながら、裏側をタイラップで留めていく。

出来上がったのがこれ。
強く上から体重をかけてみても形は崩れない。
形も硬さも、問題無さそうだ。

続いて、座面の張り替えをすることに。
チョイノリのシートを張る時に使用した、伸びの良い皮が余っているので、これを使ってみる。

当初は、裏面に板を置いて、タッカーで皮を張っていくつもりだった。
でも、サポート部分に挟まれるため、バイクと違ってそこまできつく張らなくても大丈夫そうだ。
そこで、裏側はタイラップで軽く引っ張るだけで済ませてみた。

前後はしっかり固定しないと皴になるので、純正のプラスチック部分に切り欠きを入れ、タイラップでしっかりと固定した。

後ろ側も同様にタイラップにて固定。

この状態で、座面を取り付けてみる。
うん、まあ、ヨレもないんだけど、座面がやけにのっぺりしてる。
前後、2分割というか、折り目を入れたら良かったかな。
今回はこのまま仕上げて、長距離を走ってみよう。
で、気になるところを修正すると。
ちなみに、反対側のサポート部を養生してあるのは、作業中に汚れないようにだ。

裏側の見えない部分は、張った皮を固定するためにこんな状態だ。
ちゃんと縫って仕上げればきれいなんだろうけど、何と言ってもタイラップはラクチンなので、つい多用してしまう。

修理と言うか、張替えが全て終わったので、シートをハイエースへと戻す。

写真だと違いが分からなそうだが、ヨレヨレの表皮の皺が無くなったのでいい感じである。

シートに座ってみると、座面が滑らなくなったのでものすごく座り心地が安定してる気が・・・。
そして、触ると中の金属の骨組みが分かるくらいだったサポート部分も、きっちりとした形に戻り大満足!!

そして、何より、穴が開いていたヨレヨレの座面がきれいになったのが満足度高い(^^)/
とりあえず、この状態で長距離を走ってみて、また改良していこう!
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