その機器の本体に、充電ステータスを外部に出力する LED 端子がある。
今回は、充電ステータスを運転席で確認できるパネルを作ってみた。

これが、以前交換したアイソレーター。
画像の中央付近にジャンパ線を差し込む端子が見えている。

インジケーターパネルはざっくりとこの辺りに取り付けることにした。

充電状態を表す LEDは4つ。
LEDテスターに差し込み、色を決める。
ちなみに、各 LEDの点灯・点滅状態により、通常充電しているのか、昇圧充電しているのかや、各種エラー、サブバッテリーの電圧などを表示する事が出来る。

早速、工作用紙に穴あけ箇所や、折り目を書き込んでいく。

そして、アルミ板に重ねて、ケガキ棒にてマーキング。

でも、それだけだと、間違えそうなので・・・。

念のため、ケガキ位置にマジックで印もつけておいた。

センタードリルを打ち、徐々に穴を広げていく。

穴あけが終わったら・・・。

折り目をけがいて・・・。

折り曲げていく。

折り曲げ機にかけられない場所の折り曲げは、鉄板で挟んだりして折っていく。

もっと精度よく設計すれば、折り曲げ機で行けるんだろうけど、いつもこんな感じで作業が進んで行く。

続いて、アルミの表面をサンドブラスターで加工する。
今回、黒のチッピング塗装で仕上げるので、ブラスターを吹く意味があるのかは分からないが、とりあえず。

サンドブラスターも、だいぶボロボロになってきたが、先日メンテしてだいぶ良くなった。
上面のアクリル板も、まだしばらくは使えそう。

しかし、ブラストを吹いて、マジックのマーキングが消えると…

わわわ、穴がゆがんでる !!! ( ゚Д゚) !!!!
まあ、今回は試作品という事で、このまま行くか。

この状態から破棄して作り直すのもアレなんで、気にせず塗装する。
先日買ったチッピング塗料を試してみた所、なかなかいい感じの質感で仕上がっている。

塗料が乾くまでの間に、ワイパーゴムに付いていたステンレスを加工して、コネクター押し込みツールを作る。
細いドライバーでもいいのだが、手に収まる大きさだと、使い勝手がいいかなと。

インジケーター部分と車両側は、他のパネルと同様に、コネクタで切り離せるようにしていく。
こうしておけば、作り直すのも簡単だし(^^)/

多芯ケーブルで接続するので、後からの拡張を考え、全ての配線に端子を圧着していく。

これで、メンテ性は完璧だ。

アイソレーターのインジケーターの他にも、偽ブローオフ のスイッチとか、いろいろ埋め込んでみた。
なんだか、ゲームのコントローラーみたいだ。

最後に、裏側の配線を作って完成だ。
と言っても、スイッチの接続先が無いから、一部のスイッチの配線はしないけど。

接続と点灯の確認も問題なさそうだ。

最後に車両側と接続し、取り付けて完了だ。

車両側のアイソレーターへの接続は、4ピンと、+12V だ。

ジャンパ端子に差し込むだけだが、抜け落ちを防止するためにタイラップで補強しておいた。

ステータスの表示も問題なさそうだ。
このパネルには、ACCの+12V 以外に、イルミやGNDも来ているので、いろいろな制御に使えそう。
でも、デザインが今ひとつの気も・・・。

ま、スイッチも歪んじゃってるし、新作の製作も進めていこう。
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