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[戦跡] 横須賀市浦賀の壕と、横浜市栄区にある銃眼を見に行ってきた  2020-08-17

先日訪問したばかりの 浦賀にある巨大壕 だが、今回再び潜ってきた。
その後、横浜市栄区にある銃眼を見に行ったのだが、これが驚くほどの物件であった。
ご案内頂いたルルルさんとは今回初めて一緒に探索をしたのだが、ご案内頂き、本当に感謝感謝なのである。


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今回のメンバーは、前回一緒に潜った yakumo氏、あきひさ氏 に加え、きへい氏 (教導氏)、ルルル氏、すじ氏の計 6名と言う大所帯での探索だ。
某日早朝の横横道路を飛ばし、待ち合わせ場所の浦賀へと向かう。




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そして、早速浦賀の巨大壕内へと潜り込む。




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前回潜っているとはいえ、まだ内部の構造すら把握できていないので、前回と同様に右手方向から回っていく。




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水脈に沿って構築されているのだろうか。
管理されてているわけでもないのに、水槽には水が満たされている。
前回来て以降、相当量の雨が降ったはずだが、水位も変わらないようだ。




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あれ!?
こんな坑道、前回見たっけか。
広すぎて、正直良く分からない。




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でも、その先は見覚えのある風景だ。
という事は、やはり、前回もここは回っているのだろう。




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ルルルさんときへいさんが残留物の発掘をしている。
この辺りには、当時の防毒面の残骸が大量に遺されているのだ。




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残留物の中には、木工用のノコ刃も発見された。
壕内に木材で棲息部を作っていたのかもしれない。




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崩落した土砂を乗り越え、どんどんと進んでいく。




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何度潜っても、坑道の分岐はテンションが上がる。




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そして、工場系の地下壕と思わせての、銃眼。




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いままでいろいろな地下壕に潜ってきたが、規模といい、内部構造といい、見ごたえは十分だ。




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ということで、一通り内部を回ったので、午後からは横浜は栄区にある陣地を見に行くことに。




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一旦壕を出て、各々の車で次の場所へと向かうことに。




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横横道路を降り、環状 4号線を西に走る。
そして、思金神社付近から山に分け入る。




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かなり狭い隙間から壕内に体をねじ込む。
内部は少し水没していたが、崩落も少なくかなり状態が良さそうだ。




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壕床には排水溝も切られている。
とりあえず、奥へと進んでみよう。




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規模はそれほどでもないという事だが、坑道が何度も折れるのでなかなか楽しめる。




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同じ、環状4号線沿いの 笠間交差点にある陣地 と、内部の構造はよく似ている。




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側壁に掘り込みがある。
砲弾を置いていたのだろうか。




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水没した長い坑道を進んで行くと・・・。




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そこにはコンクリートで巻かれた立派な銃眼が。




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銃眼の外は、コンクリートブロックと鉄板で塞がれている。




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少し下がって、砲室の全体像を。
ここまでしっかりと巻きたてられている銃眼も珍しい。




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奥にまだ銃眼が存在するというので、再び壕内へと潜る。




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そして、きれいに掘られた坑道を進んで行くと・・・。




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そこには、かなり大きな銃眼が口を開けていた。




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銃眼に近づいてみる。
まるで、最近の物のようにきれいなコンクリートだ。
しかも、厚みがすごい。




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縦40cm、横50cm程度だろうか。
内部もとても丁寧に作られている。

とりあえず、外に出てみよう。




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人目につきにくい場所に開口しているおかげで、当時のままの姿で残されていたのか。
これほどの物が、人知れずに住宅街の近くに残されているのは本当にびっくりだ。




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もし知らずにこれを見つけたら、かなり驚く存在感だ。
アクセス自体はかなり容易なので、ここはまた見に来ようと思う。




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その後、周囲を探索したが、この壕以外にめぼしい発見は無かった。
しかし、環状 4号線沿いには他にもいろいろと残されているので、今後も調査を続けていこうと思っている。



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コメント

tonotamaさんありがとうございます!
鎌倉街道、環4沿いにはまだ埋もれていると思っています。
地元のチカラを貸してください。
それから伝説のハイエース間近で見れて感動しました。

  • 2020/08/18(火) 22:25:53 |
  • URL |
  • ルルル #-
  • [ 編集 ]

>>> ルルル さん
当日は、ご案内ありがとうございました!
おっしゃる通り、自分も環状4号線沿いにはまだまだ遺構が遺されていると思います。
笠間付近でも、大きめの壕口を見つけているのですが、民家の敷地内なので、今のところ詳細分からずと言ったところです。
伝説のハイエース(笑)ですが、これからも改造していきますよ~(^^)/

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