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[廃道] 国道411号-かたなばトンネルの旧道区間を見に行ってみた  2020-08-20

以前、国道411号の旧道を訪れた際 に、この区間もそろそろ廃道になると紹介した区間が廃道化したようなので、ちょっと見に行ってみた。


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金曜日の業務終了後、ガソリンを満タンにして奥多摩方面へと車を走らせる。




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国道129号を北上し、日にちが変わる頃には青梅市内へ入った。




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横浜では連日の熱帯夜が続いているが、奥多摩の夜の気温はそれほど高くなく、気持ちよく車中泊することが出来た。
朝起きると、とても良い天気だ。




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気温もぐんぐん急上昇しているので、さっさと廃道区間へと行くことに。




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かたなばトンネルの北口坑口へと到着。
トンネル右手には旧道部分の平場が見えているが、掛けられていた橋が撤去されたようで、車両での進入は難しそうに見える。
では、早速旧道を見に行ってみよう。




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ちなみに地形図を見ると、かたなばトンネルの北口から南口坑口にかけて、旧道部分が徒歩道として記載されている。
もしかして、廃道にはなっていないのか!?
でも、徒歩道は、南口坑口手前で途切れているよね!?




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トンネルの前まで行ってみる。
トンネルの脇には柵があり、奥へと進んで行けそうな雰囲気。




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柵には関係者以外立入禁止の看板が。
でもこれ、掲示場所的に、柵の向こう側に行くなという事か。
この柵を越えて、ヘルメット姿のクライミング姿の人たちが急斜面を下っていたが、この下にクライミングポイントでもあるのかな!?




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柵に沿って進んで行く。




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トンネル脇の水路を越える橋が架けられている。
やはりこの道、廃道になったわけではなさそうだ。




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ちょっと拍子抜けしながらも、橋を渡り旧道へと進んで行く。




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谷側に柵が並んでおり、なんだかすごく整備されている。




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その位置から、今渡った橋を振り返る。
この整備状況を見る限り、地理院の地図に記載されている徒歩道は間違いなく徒歩道として整備されている。




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そしてこの柵は、旧道の橋を撤去した場所から転落しないように設置しているようだ。




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廃道のイメージはすっかりなくなってしまったが、徒歩道の最終地点も気になるし、とりあえず、行ける所まで進んでみよう。



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使用されなくなってからまだ日が浅いせいか、路盤はそれほど荒れている感じはしない。




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自転車で軽快に下っていくと、ロックシェッドが見えてきた。




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扁額には 『大常木第一洞門』 と書いてある。




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老朽化も見られないきれいなロックシェッドだ。
徒歩道としてこの道が維持されるのであれば、ある程度の補修が今後も行われるのかも知れない。




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ここまで順調に下ってきたが、洞門を抜けてすぐに倒木が見えてきた。
それほど太いものではないが、道路を横切るように横たわっている。




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倒木の隙間を通り抜け進んで行く。
風の吹き溜まりになっているのだろうか。
路盤にある落ち葉が急に増えてきた。




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そしてその先には再び倒木が。
今度のは先ほどの物とは違い、ずいぶんと太い木だ。
斜面から落下してきたのだろうが、昨年の台風時のものだろうか。




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ずっと下り坂なので、軽快に自転車を進めていくと、遠くに柵が見えてきた。




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柵は道を塞ぐように設置されていた。
地理院の地図に記載されている徒歩道の途切れている位置と概ね一致している。
やはり道はここまでのようだ。




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柵の向こう側にもまだ道は続いている。
谷側は大きく削り取られているが、トンネル北口付近にあったような防護柵は一切ない。




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振り返ると、柵の前には砂利が盛られている。
車止めのようにも見えるが、車両の飛び出し防止のためなのだろうか。




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とりあえず、トンネル南口の所まで行ってみることに。




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2018年10月にハイエースで通った際には、まだトンネル工事中であり、この先には仮設橋が架けられていた。




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うーん、行けそうな、行けなそうな・・・。




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道路現役時にここにかけられていた橋を撤去してるため、ごく僅かの幅の犬走りがあるだけなのだ。




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近づいてみると、思ったよりも高さがあり、谷も深い。
落ちたら確実に死んでしまう高さだ。




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現道に無理矢理出ても仕方ないので、今来た道を戻ることに。




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路側に設置された落石防止フェンスは早くも膨らみ始めている。




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帰り道はずっと登りのため、のんびりと進んで行く。
倒木をどかしておこうと思ったが、重たすぎて動かなかった。




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道路沿いにある標識はそのまま残されているようだ。
まだきれいだし、このまま朽ちさせてしまうのはもったいないな。




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まるで現道のような、気持ちの良いカーブだ。
カーブミラーも残されていて良い雰囲気なので、自転車の写真を撮ってみたりした。




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自転車を押して歩いているのだが、普通の道すぎて、ただの散歩である。




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でも、洞門を自転車でゆっくりと抜けることもあまりないので、洞門をのんびり味わっていく。




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このコンクリートの感じがたまらん( *´艸`)




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昼近くになり、気温は上がったが、湿度が低いせいか、それほど不快な感じもしない。




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足元にはいくつかの落石が転がっている。




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切り立った崖から転がり落ちてきたのだろうが、当然、道路現役時にも落石はあったはずだ。
通行の妨げにならないように落石を撤去したりと、山間の道路維持は大変な作業だと思う。




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トンネル北口が見えてきた。




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なんだか散歩してきただけのレポになってしまったが、とりあえずは無事に帰還 (^^)/




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まだ時間が早いので、この後、山梨県に抜け、前回工事していた辺り を見に行くことにした。
ということで、後編へと続きます! 

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