
能登鉄道の廃列車を後にし、国道249号を南下していく。
途中、大きめの駐車場があったので入ってみた。

前方の海上に、なにやら、櫓(やぐら)のようなものが立てられていたからだ。
ん?櫓の上に誰かいる!?

なんでも、ボラ待ちやぐら とかいう伝統の漁だそうだが、夜見たらびっくりしそうだ。

時刻はもう 18時を回っている。
夕刻の港はまるで絵画のようだった。

その後氷見市内まで走り、食事とお風呂を済ます。
このまま一気に長野県まで走ってしまおう。
しかし、相変わらず国道 8号は流れが速い。
多数のオーバーパスが建設されたため信号が少なく、気を抜いているとあっという間に置いて行かれてしまう。

国道8号から国道148号へと折れ、道の駅小谷で車中泊することに。

まだまだ暑い日が続いているが、この辺りだと熱帯夜と言うほどではないからだ。

そして、翌朝は、ちょっと周囲を探索してみることに。

と言うのも、この道を通るたびに、横目に見える古いロックシェッドが気になっていたからだ。
山肌に近づいていく。

ロックシェッドの中には除雪車が停められていた。

この先にも除雪車が何台も停まっているようだ。
ロックシェッド内は管理されているようなので、中を通り抜けることはやめて、一旦ロックシェッドの外に出ることに。

ロックシェッドの脇を歩いていくと、侵入防止のためか、隙間にはフェンスが張られていた。
もしかしたら、動物除けなのかもしれない。

かつては国道だったこの道路は、除雪車の保管場所として余生を送っているようだ。
廃道になっているものとばかり思っていたので、ちゃんと管理されていることに、ちょっとびっくり。

旧国道脇の轍を踏み、先へと言ってみる。

次のロックシェッドが見えてきた。

こちらのロックシェッドは倉庫として利用されているようで、内部には物置がいくつも置かれていた。
そして、その先は、民間企業が使用しているような感じになっていた。

ロックシェッドを抜けた先の、かつての国道148号。
かつては多くの車が走り抜けたこの道も、今は通る車も少なく、のどかな道へと姿を変えていた。

旧道から、築堤上の新道へと移動する。
ロックシェッドを見下ろすと、倉庫に改造されているのが分かる。

頭上の庇に取り付けられた交通安全の看板が、ここがかつで道路だったことを物語っている。

旧道を右手に見ながら、新道を道の駅に向かって戻り始める。

それほどの距離を移動してきたわけでは無いが、自転車は車に置いて、歩いて探索していたので帰り道が遠い。

右手に先ほどのロックシェッドが見えている。
こうやって外から見ると、車両の保管場所として使われているとは思えないな。

という事で、土日を利用して、のと鉄道廃列車を見に行ったのだが、前回の記事でも書いた通り、もう一両の廃列車が存在するという事なので、近いうちにまた能登には訪問する つもりである。
残念ながら、解体されてしまいました (2022/05)
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